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マイヤーの電子レンジ圧力鍋でお米を美味しく炊く

(トップはこの方法で炊いた鯛の炊き込みご飯です)

10年くらい前に流行りましたよね。レンジ圧力鍋。煮込み物から茶碗蒸し、蒸し野菜まで作れる便利なやつです。

このレンジ圧力鍋、圧力自体は普通の圧力鍋よりも低いものの、かなり軽量でかつ電子レンジがあればどこでも使えるという点で気に入って使っています。

特に今は異国の地で暮らしていますが、数ヶ月で帰る予定ということもあり、帰国時にゴミになってしまう電気炊飯器(電圧とかも違うので日本では使えない)を買うよりはいいかと、日本より持ち込みました。

ちなみに、留学サイトなどでよく紹介されている「フライパンでご飯を炊く方法」的なのはあまりおすすめしません。フライパン含め、火でご飯を炊くのは火加減が非常に難しく、まるで炭のようになるか、芯の残ったご飯になるかのどちらかになるからです。

こういった短期間での海外暮らし以外にも、一人暮らしをはじめたばかりの場合や、そこまで自炊をしない場合にもおすすめできます。3千円くらいで炊飯器を買うよりも安いですし、最悪使わなくなっても丼代わりとして使えます。

ここで早速本題なのですが、このマイヤーの電子レンジ圧力鍋、ご飯を炊くのが非常に難しいのです。

本体付属の説明書では、
・米2合(洗ってざるに30分)
・水360mL(米と同容量)
・レンジ10分+蒸らし30分
とありますが、この通りに調理すると火の通りにムラができ、ふにゃふにゃな部分と芯が残る部分とが分かれてしまいます。

そこで「最高のお米の炊き方」を研究すべく数々の試行錯誤を重ねてみました。
・お米の浸水時間を変えてみる
・水の量を変えてみる
・レンジで温める時間を変えてみる
・蒸らし時間を変えてみる
多分20回は炊いたと思います。

そしてたどり着いた秘伝のレシピがこちらです。
・米1合(4、5回水を換えて洗い、水の中につけおき10分)
・沸騰したお湯200mL
・レンジ15分(600W)
・蒸らし10分

このご飯を炊くのにお湯を使う方法は「湯炊き」とも呼ばれ、お寿司のシャリを作る際に使われる技法だったりします。
どうしてもできてしまいがちな火の通り方のムラを最小限に抑えるための、最高な方法なのです。

ちなみに2合で炊く場合はお米とお水の量を2倍して下さい。2合より多くの量を炊く場合は複数回に分けて炊いてください(3合で試しましたが、底に水が溜まり底だけびちょびちょのご飯になってしまいます)

ということで、海外で美味しいご飯を食べたいとお困りの方、少量のご飯を効率よく炊きたい方はこちらの方法を試してみてください。

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