コミュニケーションのしくみ

世界のすべての課題は、コミュニケーションの問題に帰着する。

そんな格言があると思うほど、世の中にコミュニケーショントラブルは多い。かくいう私も多々失敗を重ねてきたわけであるが、最近徐々にコミュニケーションというものを体系的に理解できてきた気がするので、それをまとめてみる。

端的に表現すると、コミュニケーションは以下の図で表せる。

(自分が聞き手の場合は自分と相手が逆になるだけ)

自分が話したい事と相手が聞きたい事がそれぞれあって、共通している部分もしていない部分もあることを示す図である。世の中のコミュニケーションで起きていることの大体はこの図で説明できる。

例えば

自分の話したいことはあったとしても、相手が何を聞きたいのかが分かっていない状態。つまり「はじめて話す時」だ。ここが出発点だということを知らずに話すとこんなことがよく起きる。

相手が聞きたくも無いことを延々と話し続ける。いわゆる「話がつまらない」状態。これは相手が聞きたいことを把握できていないが故に起こるケースが多い。

一方で相手が元から聞きたい状態ではないにも関わらず、人を魅了する話をする人間も存在している。これはどういうことか。

こういう状態である、話の魅力で相手の「聞きたいサークル」を自分の話の内容に惹きつけていく。ドラマチックに話したり、ユーモアを交えて話したり、とにかく相手の興味を引き出しながら話している状態である。

しかしこんなことは常にできるものでは無いので、大抵の場合は「相手が聞きたい事」が何なのかを知ることからはじめていくことになるだろう。そうするとどういったことが起きやすいか。

こうなる。相手の「聞きたいサークル」に合わせ続けると人間のメンタルはストレスを感じる。相手が興味ない話をされた時に露骨に態度に出すタイプの人だったりすると、こういったことはより頻繁に起きるように思う。ではどうあるべきか。

基本的にコミュニケーションはここを目指すのがベターである。話の内容が自分が話したい事と相手の聞きたい事が重なっている領域、ないし自分が聞きたい事と相手の話したいことが重なっている領域になっていれば、お互いストレス無くコミュニケーションを取れるはずである。

ただし、これはお互いの関係性や価値観の近さによって成立しやすさが左右される。つまりどういうことか。

こういうことである。最初からサークルの重なりが大きければ、お互いが意識せずともコミュニケーションが上手くいきやすい。一方でサークルの重なりが小さければ、お互いがサークルを近づけていくスタンスを取っていなければコミュニケーショントラブルが生まれやすい。

このようにコミュニケーションの構造をシンプルに図解することを通じて、コミュニケーショントラブルに陥る人々がひとりでも減ることを願ってやまない。

さいごに

この記事はあくまで理性的にコミュニケーションというものを図解し体系化することを目的としている。だがその一方で、真に重要なのは「コミュニケーショントラブルに陥った後のふるまい」であるとも思っている。人間は不完全な生き物である。不快な思いをさせてしまうことも、させられることもある。そうなった時に、朗らかに優しくあれることこそが本質的な意味でのコミュニケーション能力と呼べるのではないだろうか。

番外編

この図解は多人数のコミュニケーションにおいても同じように使える。

1つめの図のような飲み会にはなるべく参加したくないものである。

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