リオと嵐 20年を祝して。

嵐のことを書こうと思います。そう、その嵐。ジャニーズアイドルの、嵐。

私にとって嵐は神様。好きだとか、憧れだとか、推しだとか、そういうものを超越した存在。嵐がいるから生きていける。そんなことを本気で信じて、嵐が「嵐」でこれからもいるということを前提に自分の人生を考えていた。

だからこそ、いま彼らが選んだ選択にとてつもなく戸惑ったのは言うまでもない。どうして、なにが、これからは、という疑問でいっぱいいっぱいになって、言葉になんてできなくて。それでも、受け止めなきゃ、と思えば思うほど嵐に対する愛おしさで胸がいっぱいになった。

発表してからの嵐の動きは、とんでもなかった。一瞬でもこちらが気を抜くと着いていけない程のスピードでどんどん新しいことを始めていった。コンサート、CD、DVDの発売、番組収録、取材、それからYouTube。今まで以上に嵐がもっと身近になった。嵐が、「ここにいるよ」って教えてくれているみたいだった。

これらの活動が、20周年を迎えたからなのか、はたまた活動休止までにすべきことをしているだけなのか、そんなことは分からない。分かりたくもない。

前者ならばこれほど喜ばしいことはない。ファンだって、そうでない人だって、嵐の活動の煌びやかさを目の当たりにすれば、素直に20周年を祝すだろう。嵐本人だって、きっと今まで過ごした年月に思いを馳せてこの1年を楽しむだろう。

でも、もし後者ならば。私が本当に恐れているのはそれである。いくらでも待つ。嵐が、好きなことをしてくれているというのならそれが「嵐」でなくても構わない。ただ、もし今年に全てをやりきった、という気持ちならばもう戻ってくることはないのではないか。そんなことばかり考える。これは、嵐にしかわからないというのに。

いつまでもこうしてうじうじ考えていても仕方がない。ならば私は、自信を持って嵐を応援するしかない。ファンとして、それがただの数字てあっても構わない。売上、ツイート数、視聴回数、チャンネル登録者数、なんでもいいから嵐が自分たちがしたことが誰かにとどいてる証明になるならば。基本的なスタンスはこのまま、私は、嵐が、世界で1番好きなんだ!ということを誇りに思って2020年の最後の瞬間まで「嵐」にくらいつこうと思う。

20年。長かっただろうと思う。なんせ、嵐のデビューは私が生まれた年なのだ。あの時、まだ首も座ってないミルクくさい赤ちゃんだった私が、今年は新成人になるのだ。そう考えたら、どれほどまでに長く、濃い時間を嵐が過ごしてきたかがわかる。

10代後半のまだ自分が定まらない時期からアイドルとして活動してきて、辛く、暗い日々だってもちろんあっただろう。嵐が、その言葉で語ったことから鑑みても想像を絶するものがある。それでも、着実に、嵐は嵐として大きなものとなった。

そのコンテンツ力は多方面に影響し、いわゆるトップアイドルとして、日本のアイドル界の頂点に君臨した。嵐は、歴史に名を刻んだ。と、私は、考える。老若男女誰もが知る曲がある。この日この時間のテレビを見たら必ず彼らがいる。優しい言葉と愉快な雰囲気で確実に笑いを届け、みんなを笑顔にさせる。歌って、踊って、そんな嵐の姿を見て涙を流す人がいる。その仕事ぶりに、とんでもない人達だ、と痛感するのである。ただ、ファンが知るだけではない。私たちが信じるよりも、願うよりも、もっともっと嵐の力は莫大なのだ。

ここで私が願うのは、ただ一つ。嵐が、その人生を謳歌すること。アイドルでないところで楽しめるのであればそれでいい。アイドルを楽しんでくれるならそれでもいい。なんでもいい。これまでの、輝かしい功績に限りなく謙虚である嵐が少しでもそれを誇りに思って、後ろ髪引かれることなく残りの人生を謳歌して欲しい。どうか本音で幸せだと言える日々を嵐が過ごしてくれるのであれば、私たちがそれを知ることがなくてもいい。

どうにかこうにか折り合いをつけて、自分が納得したのが、これである。やりきって戻ってこないことが怖くもある。あわよくばもう一度嵐に戻ってきて欲しい。でも、そんなわがままを自覚してないものとして、これからも応援していこうと思う。

嵐がこれからも幸福な人生を送ってくれればいいなと願いつつ。

ただ1人のしがない嵐ファンの戯言でした。

世界一、だいすきだよ。



追伸。

櫻井くんのオトノハを読みました。彼の言葉が全て。それを受けてこれを削除しようかと思いましたが、何となく、私の想いに返事をくれた気がして、消すのは勿体ないなという結論に至りました。櫻井くんはいつも、ファンが欲しい言葉を1番にくれる気がします。不器用な彼の、素直すぎる言葉に感嘆しました。ありがとう。そして改めて、何度も何度も何度でも、おめでとう。


#嵐 #20周年 #櫻井翔 #オトノハ  


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