タイムパフォーマンスとコストパフォーマンスを考えたイベント選び

最近、僕のTwitterのチラ裏感想文(ALT)を読んでる人はよく目にするワードだと思う。タイムパフォーマンスとコストパフォーマンス。
1回のイベントに対してどれだけの価値を見いだせるか?ということを考えた時にパフォーマンスのいいイベントを選びたくなるということで、特別なことではない。
とはいえ、自分が価値を見いだすイベントとは必ずしも他のオタクとは同じではないし僕が価値を感じるイベントについて語ってみようかというのが今回の趣旨である。

ライブイベントにおけるタイムパフォーマンスとは?

コストパフォーマンスはお値段に対して見たいグループが沢山居るイベントについていいと言える面があるがタイムパフォーマンスってなんぞ?と言う人もいるだろから軽く触れる。

最近の若者は動画を倍速で見たり、まとめ動画でコンパクトに短時間で情報が得られるタイムパフォーマンスのいい行動をとるなんて言われてるが、僕が言いたいタイムパフォーマンスはそういうこととはちょっと違う。けどまあ、短い時間で目的を達せられるという意味でパフォーマンスがいいということなので同じと言えば同じか。

サーキットイベはタイパが悪いのでは?

1回のイベントを見た時、ひとつの会場の1ステージだけでやるイベントと複数の会場を周るサーキットイベントどちらがタイムパフォーマンスがいいか?1ステージのみのイベントだろう。サーキットだと移動時間というコストもかかるし、場合によっては入場規制を気にしなくてはならないのでお目当てよりも早めに会場へ行く必要も出てくる。そう考えると、お目当てのグループを見るまでにかかる時間的コストが高い。

また、サーキットイベントには限らないが複数のステージが同時並行で行われるイベントは見たいステージが同じ時間帯でバッティングして見れないこともあり、タイムテーブルによっては「あっちを見たらこっちを見れない」という機会損失により損失分の余計にコストが発生する。(お目当てが多ければ多い程損失コストが大きくなるというジレンマ)

そう考えると、複数ステージを行き来するサーキットイベントのパフォーマンスが悪く足が遠のいてしまう場合がある。

特典会のタイムパフォーマンスは平日、僻地、界隈が違うとことの対バンの条件で変わる

普段から特典会に人が全然居ませんってとこはともかく、僕は何故か?(ミーハーだから?)とても人気グループ、人気メンの特典会に行きがちなので特典会に人が少ないイベントというのは並ぶ時間が少なくて済む、なんなら同じ時間並んで倍話せるイベントということは意識してイベントを選んでいる。

どう考えても単独主催定期公演と平日のZEPPの対バンだったら平日のZEPPの方が空いてるでしょ。去年までは新木場STUDIO COASTがあったので、平日新木場現場は神イベの予感しかしていなかった。

また、対バンだとしても「楽曲派グループ集めました」みたいな対バンだとオタクがそれぞれ被ってたりもするが、「キラキラ系の中になんか楽曲派混ざっちゃいました」みたいな対バンだと他の楽曲派のオタクそんなおらんでしよ?となるので、推しグループが何故そこにwとなるイベントも選択肢としては上位に上がりがちである。

1人の特典会で1枚チェキを撮るまでにに1時間とか並ぶことが数年間日常になってしまっていたので並ぶこと自体には慣れているし「まぁ、しょうがない」と考えている。
しかし世の中には、どう考えてもライバルとなりうるオタクが多い渋谷とか新宿の単独公演にしか来ないのに「○○ちゃんともっと話したかったのに…」みたいなことを言う人達があまりにも多いので、いやそれならもっと他で特典会行きやすいイベントいっぱいあるで?って言いたい。

なんならアイドルさんも、そういう特典会にしか興味無いオタク達にオタクの少なそうなイベントを「この日はゆっくりたくさん話せそうな日」と告知していい感じにオタクを分散させてもらえばみんながwin-winなんじゃないかと思う。

そうなったらそうなったで僕の狙い目だと思ってるイベントにオタクが集まってちょっと話変わってくるんですけどね。

タイムテーブルはお目当てが適度に散ってる方がいい

朝から晩まであるような時間長めの対バンイベント。拘束時間は長くなるのでお目当て数組ならいい感じに時間帯近い方がその辺の時間だけ行けばいいから助かる。みたいな考えはそうなんだけど、ライブを見たいグループと、ライブ見て特典会も行きたいグループの両方が絡まると話が変わってくる。

並行物販はだいたい15分〜30分後スタートで概ね1時間前後やってることが多いだろうか。
イベントに拠るが各組のライブの持ち時間は20分〜30分ってとこだろうか。
そうすると、お目当てのグループの次のグループのライブは見れたとしても次の次の時間帯だと特典会に丸かぶり3組後になると早めに特典会を駆け抜けてこれたら見れるかな?という感じの予想になる。
これが上手いこと噛み合うタイテであれば無駄無く時間を使ってライブ見て特典会行ってになるので非常にお得なのだが、ライブ見たいところが詰まってるタイテになると特典会行ったらライブは見れんしその後見るものなくて暇になってしまったりするのでまたしても機会損失の損失コストが大きくなってしまう。

イベントタイテ組む人がどういう狙いで組んでるは不明だが、客層が重なってるグループを3組以上繋げてくるとちょっと考えてくれよ…ってなる。そりゃライブに人がいても特典会も過疎るわ。

DDが過ぎる故にイベントのコスパが下がる

今までの流れを読んで「なるほど、だからお前あのイベント居なかったんや」と思った人も居ると思う。
最近はそのイベントの価値を十分に感じられるときに行こうというスタンスで、「○○が出演してるからとりあえず行こう」じゃない。そうなると、チケット買ったはいいがタイムテーブル見て全然楽しめんやん!ということが減り、遊びに行ってるのにストレスをためて帰ってくることが減った。

そもそも、ライブ見たいグループが多くなればなるほどイベントの価値は高まるはずなのに、ライブ見たいグループの出演が多過ぎると「せっかく行ってるのに見れん」という損失が大きくなる。見たいライブ多過ぎるんよ…。

実際イベントを選ぶ際はそれに加えて、お目当て特典がどこに付いてくるかとか、あのグループ出てるならクソみたいなオタク居るから行くのやめとこうとか、ライブレギュレーションで声出し有り、とか他の要因も関わってくるので、「このイベント行くんかい!話しちゃうやん!」みたいなことがあるのはご了承ください。

まとめると基本的にはみんながいい!って言いがちで完売で箱がパンパンのイベより、適度に過疎なイベントの方が色んな意味パフォーマンスがいいしそっちへ行きがちです

推しメンに会いに行って心から「今日のライブも楽しかった」という為にもイベント選びって大事だと思うんですよね。


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