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変人と感受性

唐突だが、
この写真はここ数ヶ月の私のベストショットだ。

この写真に全てが現れていると言っても良い。

昔から、
「変わってんねぇ〜」
とか
「変人だよね。」
とか。

他には、
「変なところ気づくよね」
とか
「感性豊かだよねえ」
とか。

そんな言葉を浴びてきた俺。

昔はコンプレックスで仕方がなかった。
人と同じ価値観、感性を持ちたくて、
周りの人が何を考えているのか、
何が快で、何が答で、
何が不快で、何が誤答で、
そんな事を気にし続けてきて、

気が付きゃ、
人からの目線が怖くなって、
人に嫌われ、人に拒絶されるのが怖くなって、

気づいた時にはもう。
人と関わる事が、
自分の中で1番めんどくさくなっていっていた。

気を遣わなくて済む友人数人と、
己の過去を知らない、
そしてこの先関わり続ける必要の無い
人にだけ会って、
自己の存在意義が無くならない程度に。
「独り」にならないように生きていた。

そんな俺も、
大学4年の時に環境が大きく変わり。
人が自分に対して本気で向き合ってくれる瞬間を
多く経験することになった。

そして、自分も本気で向き合う努力を始めた。

そんな事をしていた時に言われた、
尊敬している人からの、こんな言葉。
「お前ってさぁ、感性マジで良いよな。」
「人と変わった視点を持ってるのか、
ほんとに面白いとこに気付くよね。」

この言葉で、全てが変わったと思う。

あぁ。変わっていて、良いんだ。
繊細でいて、気づいてしまって、良いんだ。
それって、人を楽しませる力もあるんだ。
そう思えた。

今、俺という人間にとって、
「変わっている」「変人」は、
大いに褒め言葉。俺の誇り。

そんな事を思うのは多分。
今日という日が余りにも楽しかったから。

大好きな人達に囲まれた1日。
恵まれてると感じた1日。

変人。
明日もきっと変人。

それでよい。
それがよい。

全世界の変人達よ。繊細さん達よ。
前を向いて。楽しくいこう。

もし、前を向けないなら。楽しめないなら。

折れた傘を被った男で良ければ。
いつか、話でも聞きに行きます。

そんな、今日の気づき。

5月3日 23:49

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