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今サブスクするべきか否か?オンライン英語Cambly(キャンブリー)が10/1値上げ【保存版・みやすい料金体系】

英語学習中級者におすすめのオンライン英会話のCambly(キャンブリー)が、 2022年10月1日から値上げしてしまうらしいです。

Cambly(キャンブリー)は、講師がALLネイティブスピーカーのオンライン英会話プラットフォーム。ネイティブなだけでなく、英語教授の資格をもった有資格者や、インターナショナルスクールなどでの教師経験者や現役教師、宇宙工学専門家、マーケティング専門家、現役コンサルやビジネスマンなど、講師の平均的な質の高さは、数あるオンライン英会話プラットフォームの中でもピカイチです。

もう一つの特徴は、毎回のレッスンが自動で録画され、履歴として残ること。
レッスン動画を見返すことで、二倍も三倍も勉強になるので、レッスン料金そのものはノンネイティブ講師中心の他の月額オンライン英会話プラットフォーム(ネイティブキャンプとかDMMとかレアジョブとか)と比較して多少高くても、コスパ的に悪くないと思える充実のシステムである点が、英語学習中級者におすすめな所以です。

ただ、Cambly(キャンブリー)の料金体系はちょっと複雑で、ぱっと見、コスト感がわかりづらいです。値上げ目前のこの機会に、「時間あたりコスト」がわかるように一覧にまとめてみました。

■どれくらい値上げするの? 公式発表の現行料金と値上げ後の料金の一覧はこちら👇

Cambly公式サイトより


3,000円台から60,000円台まであって、安いのか高いのかちょっとわかりづらいですね。
以下でひもといていきます。

■Cambly(キャンブリー)は実際いくら? ➡概ね、上記一覧表の1~2割引を目安にして


オンライン英会話のCambly(キャンブリー)はサブスク型で、「1回のレッスン時間」と「週に何回レッスンをするか」のかけ合わせで金額が決まります。基本的に、「頻度が高い」方がお得で、「1回あたりのレッスン時間が長い」方がお得、そしていちばんは、「契約期間が長い」方がお得となります。
(※後述しますが、”キャンペーン割引率トラップ”に注意)

上記の料金表は「月額料金」で、ひと月ごとに払うパターンの金額です。
このほかに「3か月毎更新」「12か月毎更新」のコースがあり、全額一括の前払いになりますが、更新期間(=サブスク契約期間)が長ければ長いほど大きな割引が適用され、月ごとで支払うよりは月額あたりの金額は安くなります。おおむね、「3か月毎更新」で約10%、「12か月毎更新」で約20%の割引になります。
そして、たびたび(年に数回)期間限定の割引キャンペーンを行っているので、それを利用することでプラスで10~25%程度の割引(長期サブスクの割引と合計して、ひと月ごとの支払いに比べて20~45%程度の割引)になる、という感じです。

ここで一つ注意ですが、割引キャンペーンのときによく「最大45%オフ!」のような表現が用いられていますが、これはあくまでも「月ごと払いの金額と比べて」という意味になり、「『12か月更新』の場合の通常の割引と、キャンペーン割引を足し合わせて最大45%」という意味合いになります。
つまり、キャンペーンそのものの割引はおおむね15~25%程度ですので、お得であることに変わりはありませんが、「このキャンペーン時期限定で半額近くになる」というわけではありません。申し込むことを決めているなら即申し込めばいいですが、急いで飛びつかなくてもいいかな、っという感じです。

大きな割引率をねらうとすると、12か月分一括前払いの長期割引を適用する必要があるので、支払い金額がそこそこ大きくなります。初めての場合は特に、まずは無料体験などで試してみるのがおすすめです。(このリンクから、10-15分程度の無料レッスンができます

どのような申し込みをするかは個人によるのでなんともいえませんが、英会話は継続的にレッスンすることが前提なので、ある程度頻度が高いか、契約期間が長いことが想定できます。もしくは、単月ごとのサブスクだとしてもキャンペーンを利用すれば少し割引になるので、おおむね上記の表の10-20%オフの金額を目安にコスト感を考えておけばまずはいいかな、と思います。

■例えば1時間あたりにするといくらなの?

オンライン英会話のCambly(キャンブリー)の公式サイトに掲載の料金は、「月額いくら」という表示です。そのため、レッスン1回あたりの金額がわかりにくくなっています。
それを「1時間あたりいくら」がわかるようにまとめてみたのが以下の表です。
青文字が現行価格(2022年9月末日まで)、ピンク文字が値上げ後の新料金で、1時間あたり料金を太字にしてあります。新旧価格の比較としては、おおよそ20%程度の値上げとなる感じです。

1時間あたりのコストは、現行料金(月々支払い)で、最も割引率の高い「1回60分、週7回(毎日)」で2018円、最もライトな「1回15分、週1回」で3790円となっています。


ネイティブキャンプなどの他の「月額制ノンネイティブ講師中心のオンライン英会話プラットフォーム」では1コマがおおむね25-30分ですから、そちらと「1レッスン単価」を比較する場合は上記の「1時間あたり料金」をおおよそ半分で考えてみてください。

■Cambly(キャンブリー)では30分程度の1レッスンは1500円程度


そう考えると、Cambly(キャンブリー)では30分程度の1レッスンは1500円程度となり、他の「ノンネイティブ系月額オンライン英会話」で週に1~2回程度しかレッスンしないなら、コスト感は大差ないかな、という感覚です。
むしろ、「週1で30分」ならCambly(キャンブリー)の方が講師の質が高くてレッスン録画もついてくる分お得感あり、という感じです。多くの「月額制ノンネイティブ講師中心のオンライン英会話プラットフォームでも、ネイティブ講師を指定したり予約をしたりすると別途コストがかかるので、そういった意味では週2~3回程度でもコスト感的には変わらないかも。
(つまり、ネイティブキャンプなどの月額制のオンライン英会話をやるなら、少なくとも週3回以上はレッスンしないと損かも!ってことです)

■Camblyの新料金の値上げ率は約2割

上記の一覧表をみるとわかりますが、9月までと10月以降での値上げ率は約2割で、けして小さくありません。まあ、円安が理由なので仕方ないです。
そのため、すでに無料体験レッスンを済ませていて「Cambly(キャンブリー)イイ!」と思っている人は、今が申し込みのチャンスといえます。なぜなら、9月末日までに申し込めば、その後も値上げ前の料金が適用されるからです。

注目すべき一文がこちら。

また、現在ご利用のレッスンプランにつきましては、今回の料金改定による影響はなく、自動更新される場合は現行料金でご継続いただけます。

Cambly公式サイトより

これによると、10月以降に長く続ければ続けるほど、毎レッスンで2割引きの料金が適用されることになり、その差はかなり大きいことになります。

そこで、9月末までにサブスクすべき人はこんな人です。

■今すぐ無料体験/サブスクすべきなのはこんな人


■すでにCambly(キャンブリー)の、無料体験を済ませていて、「いつかは始めたい!」と思っていた
(9月までならさらにキャンペーン適用で最大45%オフですから数あるキャンペーンの中でも最大限に安いです。このページから申し込めば自動でキャンペーン割引も適用)

■他のノンネイティブ系月額オンライン英会話で物足りなさを感じている
(プロフェッショナル講師数は、Cambly(キャンブリー)が断然上)

■他のノンネイティブ系月額オンライン英会話で、受け放題なのに週に1~2レッスンしかやっていない
(それだとコスパ感的に変わらないため)

■他のノンネイティブ系月額オンライン英会話で、追加料金を支払ってネイティブ講師のレッスンを受けている
(それだとコスパ感的に変わらないため)

■単なる英会話を楽しむフェーズを卒業し、ネイティブからニュアンスや表現を学びたい

クセのない英語を身につけたい人

■ネイティブ講師の中でも「アメリカ・イギリス・オーストラリア・カナダ・ニュージーランド」など国を選びたい

■忙しくてあまり時間が取れないなど、「量より質」のオンライン英会話をしたい人

■オンラインでの対面レッスン以外の時間に自学できる
(レッスン動画の見直しは本当に勉強になります。しかも何度見ても無料)

英語プレゼンのやパブリックスピーキングのスキルを身につけたい人
(自分が話している姿も録画されているので、この点でものすごく勉強になります)

レッスン履歴を残し、自分の成長を自覚したい人
(やっぱりどんどん成長するので、見返すと意欲が出ます)

この中で2,3個あてはまるなら、買いじゃないかな、っと思います。

無料体験がまだの人は、先に無料体験を。4年間使っていて、とても使いやすいプラットフォームで、講師の質にも大満足していますが、これは人によるので、実際に試してみるといいです。

■Cambly(キャンブリー)のサブスクは3か月毎がおすすめ(長期サブスク途中解約のトリックに注意!)


Cambly(キャンブリー)を4年間続けている私ですが、実はサブスクは3か月毎更新にしています。なぜなら、12か月先のことって、ちょっとどうなっているかわからないからです。

Cambly(キャンブリー)の公式サイトには、「途中解約でも返金されるから安心」というようなことが書いてありますが、これにはトリックがあります。
というのも、「12か月毎更新」で申し込んで、期間を満了せずに解約すると「途中解約」という形になり、返金されるときには長期割引もキャンペーン割引も適用されない正規料金での日割り料金で計算されて、それで余りがあれば返金される」ということになるため、残金がでないケースも多々あるんじゃないかと思うからです。

途中解約に際し、長期プランやプロモーションコードによる割引を適用しサブスクリプションを購入された方は、ご利用料金を正規の1ヶ月更新プランの価格で日割精算し、残高をご返金させていただくことをあらかじめご了承ください。

Cambly公式サイトより

それなら「最初から3か月毎更新」でサブスクしておけば、その期間だけでも割引が適用されたのに…ということになってしまいます。

3か月なら状況が読める範囲の期間だし、もし途中でどうしても続けられなくなっても痛手が小さいです。

なお、「12か月毎更新」の契約で申し込み、その「期間」は変えずに、1レッスンあたりの時間を短くしたり、回数を減らしたりする分には、損は出ないです。そのため、もともと週3回以上で申し込むつもりの人などは、12か月申し込みで最大限の割引率を享受するのもアリです。

おまけ:無料体験を最大限に充実させる3つのコツ

無料体験できる時間は10-15分程度ですので、漠然と時間を使うとなんとなく終わってしまいます。それでもシステムの使い勝手はわかるのでいいのですが、この無料体験を最大限に活用するコツとして、以下の3つのコツをおすすめします。

1.レッスン開始前に、講師を「TESOL」で検索

「TESOL」は、外国人に英語を教える資格の一つです。この「TESOL」を持っている人は本職の英語の先生なので、教え方が上手である確率が非常に高いです。「TESOL」が資格としていちばんメジャーですが、ヒットしなければ 同様の資格である「CELTA」や「TEFL 」でも試してみてください。

2.「聞きたいこと」をあらかじめ用意しておく

「海外ドラマで○○って言っていたんだけど、どういう意味?」
「本にこういう言い回しが出てきたんだけど、どういうニュアンス?」
「ネイティブに○○って言われたとき、なんて返事するとスマート?」
など、日ごろの英語学習での疑問点をあらかじめ3~4つ用意しておきましょう。これがあれば、雑談で終わらずにすみ、無料体験の短い時間でも「学んだ!」という充足感がばっちり得られます。

もしくは、「この単語を使って話してみよう」という「使いたい単語やイディオムを準備しておくなどでもOK。
たった10-15分のレッスンであっても、テーマを決めておくことでぐっと充実した時間になります!

特にないな、という場合は、中級者にはこの本の言い回しがおすすめ。インターナショナルスクールでの日常会話や海外ニュースなどでも頻出の、使えたらちょっとカッコいい表現ばかりが掲載されています。


3.手短な自己紹介文をあらかじめ用意しておく

どこの英会話講師もそうですが、先生のペースに任せておくと、自己紹介で10-15分くらいすぐに終わってしまいます。英語ネイティブは「沈黙」が苦手なので、一瞬でもスキがあると「趣味はなんだ」とか「仕事は何をしているんだ」とか「きょうだいはいるのか」とか、たたみかけるように聞いてきます。そういう会話をしたいのならそれでいいのですが、自己紹介は今までいろいろなところでしてきていると思うので、自分の学習テーマをこなす方がおすすめ。

例えば私なら、
「Hi ○○(講師の名前),  nice to meet you. My name is ○○. Today I have some English questions. Is that OK for you to ask?」
などと言って、さっさと本題に入っちゃいます。

…と、いろいろ書きましたが、英語中級者にとって「Cambly(キャンブリー)」は、自宅での英語学習を実践していくうえでぜひとも使いこなしたいプラットフォームだと思っています。
まだ試していない方、前にやっていたけどそろそろ復活しようかな、と考えている方は、この値上げ前のチャンスを見逃さないようにしたいですね。

ではでは、また。



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