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#PRFunho 2019年振り返りとこれから

あけましておめでとうございます!マーティン @mrtnです。

2019年4月19日に立ち上げた広報Slackコミュニティ「#PRFunho」について、2019年の振り返りとこれからについてまとめます。

はじめに2019年に #PRFunho に参加してくださった皆さま、本当にありがとうござました。私自身、広報の知り合いがたくさん増えたし、日々新しい気付きを頂いています。大感謝😄😄😄

【1/5 追記】加筆修正しました。
読み返してみて伝えたいことが伝わらない内容になっている気がしたため、全体的に加筆修正しました。伝えたいことは主にこちらです。

📔このnoteで伝えたいこと
😄とても素敵なコミュニティができている
😰コミュニティの課題も見えてきた
💪2020年はもっと参加しやすく改善していく

#PRFunho を立ち上げた理由

想いはこちらに書いていますが、ざっくり背景をまとめると

昨今、広報の重要性が広く認識されたことから、スタートアップでも早い段階から専任の広報担当を置く会社が増えてきています。しかしながら1人体制であることが多く、また広報未経験で抜擢されて専門知識がないまま広報業務に携わる方も多いようです(要出典)

そんな広報担当者は悩みを抱えています。

1人広報の悩み
😞社内で同じ仕事してる人がいない。孤独
😥どこまでが広報?多岐に渡る業務・・
😭気軽に壁打ちや相談する相手がいない

日々孤独に業務に打ち込んでいる1人広報のために、会社の壁を越えた「気軽に相談したり壁打ちできる場」を作りたいという想いで立ち上げました。

私自身も広報歴は一年程度でした。
クックパッド広報部は5人体制ですが、ちょうど人の入れ替わりがあって広報歴が長い人がいなかったんですね。

そんな中で広報関連の書籍を読んだりセミナー行ったりして、なんだかんだやってきたけど、まだまだ分からないことが沢山。他社広報が日々どんなことをやっているのか知りたいけど広報知人も少なくて聞ける人がいなかった。

なぜ分報だったのか?

クックパッドのSlackでは分報がとても活発です。
例えばエンジニアの分報では、今やっている業務で悩んでいる箇所を誰に言うともなくつぶやくと、誰かがふらっと現れて答えていく。みたいなことが日常的に起きています。とても素晴らしい文化。

この文化を広報向けに会社の壁を取っ払って実現できたら面白そう。

分報を通じて会ったことない人同士でも身近に感じられれば、気軽な壁打ちができるようになるのでは?と考えて分報コミュニティというコンセプトにしました。

告知後、クチコミで一気に広がっていく

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これは参加申し込み数の累積合計チャートです。
4月22日にnoteで告知した直後から参加申込が一気にきて、2週間で200名を突破。それ以降もコンスタントに参加者は増えていき、現時点で428名がSlackに参加しています😳

正直こんなになるとは予想していませんでした。

4-5月:やりたかったことが実現して手応えを感じる

立ち上げ当初、色んな人が分報を作って盛り上がっていきます。ここで初めて出会う人もいれば、元々知り合い同士の人もいて、活発な交流が生まれていきます。

各々の分報では、日々の仕事のことや日常が書き込まれ(もちろん職業柄、情報の取り扱いには細心の注意を払って皆さん書いています。)、それを見たりコメントすることで、色々な気付きや共感がコミュニティ内に広がっていきました。

各々の分報だけでなく、 相談部屋のようなチャンネルでは、広報業務の悩みや疑問が投稿され「うちではこうしている」みたいな書き込みが多数されて、まさに当初やりたかったことが実現され手応えを感じました。

その頃に書いたコミュニティ内の雰囲気を伝えるnoteです。

5月:ミートアップでコミュニティのコアができる

note告知からちょうど一ヶ月後の5月22日、初のミートアップをクックパッドで開催しました。忙しい中でご協力いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

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クックパッドで開催ということで、40名くらいの参加者が5チームに分かれて料理して、その後みんなで飲み食べするという企画をやりました。

この企画は準備期間も含めて参加者への負担がとても大きく、当日もドタバタで反省点も多々ありましたが、ミートアップ自体は盛り上がりました。

参加者の中には、この場で初めて顔を合わせる人たちも多く、Slackで話していた人たちと実際に顔を合わせ、料理を通じて親睦を深める場になりました。

ここに参加した人たちの多くは今でも活発に交流しており、コミュニティのコアのようなものが出来上がったのがこのミーツアップだと感じています。オフラインで顔を合わせることの大事さを改めて感じました。

夏-秋:参加者は増えるがアクティブ数は横ばい→微減傾向へ

5月以降も新規参加者は増えていきますが、比例してアクティブ数は増えず、横ばい傾向が続きます。

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初期からコミュニティに参加して、分報を通じて交流できている人たちはアクティブですが、分報に書き込んでもあまり反応が得られなかったり、そもそも分報を更新しない人たちが交流できる場を作れなかったため、そういった人たちがアクセスしなくなってきます。

途中から参加してくる人たちをうまくコミュニティに迎え入れることもできていません。ワクワクして参加申し込みしてくれたのに、交流する場所が見つけられない。どうやって利用すれば良いのか分からない。そんな理由で離脱してしまうのは悲しい。

コミュニティ運営むずかしい。

11月:コミュニティのあり方について考えを改めた

夏から秋にかけてアクティブ数をあげるためにいくつかの施策を試してみたりしましたがあまりヒットせず、アクティブ数をあげたくて悩む時期もありましたが、秋の終わり頃に考え方を改めました。

そもそも毎日書き込むことって重要なのか?

会社のSlackがあり、Twitterもある中で、ある種コンフォートゾーンである 広報Slackコミュニティ内ばかりに書き込むのって広報として望ましい姿ではなく、外部での発信量を増やしていくほうが良いのでは?

そう考えるようになりました。

#PRFunho には様々な会社の広報がいます。事業広報、コーポレイト広報、採用広報、PR会社、フリーランス、本当に多様です。そういった人たちにクローズドなSlackで相談できるのはコミュニティの価値です。

悩んだときや、一息つきたい時にふらっと訪れて、PRについて語れたり、相談したり、壁打ちできる場ありたい。

今は、分報を更新し続けないと交流できないコミュニティになっているような気がします。

もちろん分報自体を否定するものではありませんが、向き不向きがあるため、分報を更新しなくても交流できるコミュニティに変えていきたい。

12月:忘年会で感じたコミュニティの持つチカラ

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12月16日にBitStarさんのオフィスをお借りして #PRFunho 忘年会を開催して約50名が参加してくれました。言い出しっぺ&幹事を引き受けてくれた和地をはじめ、ご協力いただいた皆さまありがとうございました!

今回は交流メインでしたが企画として #PRFunho をテーマに私ふくめ5名がLTしました。

僕は前予定が長引いてしまい終了30分前に到着するという大遅刻をかましてしまい直接LTを聞けなかったんですが、後でスライド見せてもらったところ、#PRFunho に助けられた話、 #PRFunho メンバーでPRプランナー試験に臨みみんな合格した話など、直接聞いていたらうるってきてしまいそうなエモい話ばかり。

会場でも #PRFunho があって良かった、助けられた、仲間が増えた。と色々な方から声をかけていただきました。

アクティブ数とかどうでもいいじゃん。めっちゃ素敵な場所になってるじゃん。改めてコミュニティの持つチカラを感じさせられました。

この素敵なコミュニティをどう維持して、より参加しやすくしていくか?

2020年: #PRFunho  のこれから

#PRFunho の目的は「参加者が広報として成長できる場」です。
そのための機能として、気軽に相談や壁打ちできるSlackコミュニティがあります。

当初は分報がその役割を担っていましたし、今後も機能の一つとして大事だと思っています。これからは、それに加えて分報を更新しない人でも交流できる機能を増やしていきます。

ひとつは、毎月定期開催のミートアップをやっていきます。

ミートアップや忘年会を通して思ったのは、オフラインで会って話すのはとても大切。濃い話もできるし気づきも多い。口頭でしか話せないことも沢山あります。

そして、ミートアップの翌日はSlack上でもコミュニケーションが活発なんですよね。ミートアップの続きをしているような感覚。

オフラインで色々な人と話して得た気づきを元に、オンラインで理解度を深めたり、自分なりに言語化していく。そしてまたオフラインで話して新たな気づきを得る。そんなループを作っていきたいです。

とはいえ毎月運営業やるのはしんどいので、日時と場所だけ決めてキャッシュオンスタイルで飲み食べするスタイルでまずはやっていきます。

PRFunho Bar - その日その場所に行けばPRの話ができる場

というコンセプトで、初回は1月22日に渋谷某所でやります。ぜひ参加ください! あわせてSlackコミュニティ自体も試行錯誤しながら新しいかたちに変えていきたいです。

というわけで、2020年も #PRFunho  をどうぞよろしくおねがいします!

引き続き、広報のみなさまの参加を待っています!

このnoteを読んで興味をもってくれた広報担当者、または広報専任ではないけど広報業務に関係している方、ぜひコミュニティに参加してみてください。以下のフォームから参加申請をお願いします。

■広報Slackコミュニティ参加申請

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