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【WRC Rd.13 ラリージャパン🇯🇵Day1, 2ハイライト】

Day1はSS1のみだったためDay2とまとめてハイライトをお届け。

Day2までを終えて総合トップに立つのはエルフィン・エヴァンス🇬🇧(TGR)!SS8までを終えて2位に1分49秒ものギャップを築く圧倒的でアグレッシブな走りを披露してくれました。
2番手に続くのはセバスチャン・オジェ🇫🇷(TGR)、そして3番手には王者カッレ・ロバンペラ🇫🇮(TGR)が続き、TGR勢がホームラリーでトップ3に並ぶ結果となりました。

WRC2の方は今季チャンピオンのミケルセン🇳🇴(Toksport/シュコダ)がトップ、藤原とうふ店なニコライ・グリアジン🇷🇺(Toksport/シュコダ)が2番手、そしてなんと全日本ラリーJN1クラスチャンピオンのヘイッキ・コバライネン🇫🇮(シュコダ)が3番手に入るTOP3となりました。

Day2はとにかくとにかく、大荒れな1日となりました。天気予報通り朝から雨が降りしきりターマック路面を濡らします。さらに落ち葉が散らばっておりさらに難しさを増すステージとなりました。

特にSS2では勝田🇯🇵(TGR)、ソルド🇪🇸(ヒョンデ)、さらにフルモー🇫🇷(Mスポーツフォード)が同じ場所でクラッシュ。勝田は右前を大きく破損しながらもなんとか走行を再開出来ましたが、ソルドとフルモーは完全に道路脇の澤に落ちてしまい早速デイリタイアを余儀なくされてしまいました。

車内と外気温の温度差からフロントガラスが曇ってフルアタックを控えるドライバーも多く、さらに悪天候により医療用ヘリコプターを飛行させることが出来ないことからSS4はステージキャンセルとなってしまいました。
SS4までが午前のループでサービスに戻ることが出来たので、右前の足回りやラジエーターまで破損していた勝田にとってこのシチュエーションは不幸中の幸いだったかもしれません。

仕切り直して始まった午後のセッション。勝田もメカニックにしっかりと車を直してもらいステージに戻っていきます。短い時間でよく直してくれました。
その勝田は午後のループで見事なアタックを披露してくれます。なんとSS5, 6, 7と3ステージ連続でベストタイムを刻みステージウィンを連発!
午前もこの走りが出来たはずなんだけどね」と悔しがる一幕も(⌒-⌒; )
しかしこの悪天候でフルアタックを避けるドライバーもいる中、見事な攻める走りを見せてくれました。
午前のクラッシュの影響などでトップからは5分7秒遅れと離れてますが、Day3も力強い走りを期待したいですね。

一方で午後も波乱は続きます。SS5ではオジェ、SS6ではヌービル🇧🇪(ヒョンデ)が姿勢を乱しクラッシュ。オジェは続行出来たものの左ドア周りを大きく損傷、ヌービルはスタートから100mで路面に足を取られ姿勢を乱し道路左側に落車。残念ながらデイリタイアとなってしまいました。

また、今回のラリーで一際異彩を放つのは、オサムちゃんこと福永修(シュコダ)とそのコ・ドライバー斎田ではないでしょうか?
全日本ラリーでもお馴染みの福永/斎田組、自身のYouTubeチャンネルにステージのオンボードを挙げ、2人の面白いやり取りが多くのファンに笑いを与えてくれるのですが、今回も期待を裏切りません。
公式配信では豊田スタジアムのSSS後のインタビューに登場。SS1後に「どんなステージでしたか?」と英語で質問されるのですが、「えーとにかくSS1、堅実にSteady driving」と思いっきりほぼ日本語を全世界配信(笑)。インタビュアーも「何言ってるの、この人?」と言わんばかりの雰囲気で無言で次のインタビューに向かう始末ww
さらに直後にYouTubeに投稿されたオンボードビデオには堅実にSteady drivingには程遠い、斎田による爆笑ペースノートwww
これはもう、観てもらった方が伝わると思います。是非お時間がある時に、そして落ち込むようなことがあった時にご覧ください笑

さて、Day3はSS9からSS16まで、全8ステージを予定。SS11, 12はこのラリージャパンのもう一つのSSSである岡崎市SSS(岡崎中央総合公園)で行われる予定で豊田スタジアムとはまた一味違うSSSになると思います。また雨は上がる模様と伺っているので、各車力強いアタックに注目したいところ。名物の熊野神社前の鳥居も通過するので楽しみですね。
勝田の追い上げにも期待です。


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