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【FIA F2 Rd.4 イモラ🇮🇹スプリントレースハイライト🏎💨】

2ヶ月ぶりとなったF2のレース。様々な展開があった25周のスプリントレースを制したのはフランコ・コラピント🇦🇷(MP/ウィリアムズ育成)。終盤のバトルを制し見事F2初優勝を飾りました。

2位にはポール・アロン🇪🇪(Hitech)。惜しくも初優勝は逃しましたが今季4度目の表彰台を獲得しました。

3位にはポイントリーダーのゼイン・マローニ🇧🇧(Rodin/ザウバー育成)。こちらも終盤にコルディール🇧🇪(Hitech)とのバトルを制し見事3位に滑り込みました。

レースはスタート直後に大波乱。上位陣は綺麗にスタートを切るも6番グリッドのアントネリ🇮🇹(Prema/メルセデス育成)が非常に鈍いスタートとなりそこから後ろが大混戦。その中でターン2-3のシケイン、バリアンテ・タンブレロで多重クラッシュが発生!その中でスタネック🇨🇿(Trident)、ハジャー🇫🇷(Campos/レッドブル育成)、ダークセン🇵🇾(AIX)、フィッティパルディ🇧🇷(VAR)、ハウガー🇳🇴(MP)の5台が姿を消すことになります。

アントネリはフォーメーションラップの際も走り出しに手こずっていたのでもしかしたらギアボックスやクラッチなどに問題を抱えていたのかもしれないですね。

各車の処理が終わってレースリスタート後は多少のバトルはありましたが全体的に非常に落ち着いた展開。しかし終盤にドラマが待ってました。23周目に3位争いに動きがあり、マローニがコルディールをパスして3位へ浮上!タンブレロで外側から見事な大外刈りを決めます。コルディールはF2キャリア初表彰台も見えてましたが、残念ながら逃すことになりました。

さらに大きならドラマはファイナルラップに。接近戦となった優勝争い、トップ走行のアロンがホームストレートで加速がもたついてコラピントが一気に背後に迫り寄ります。そして先ほどのマローニと同じく、コラピントもタンブレロでアウト側から仕掛けアロンの前に出ます。アロンは「押し出された!」と無線で叫びますが状況は覆りません。そのままコラピントがトップでチェッカーを受けることとなりました。

そして今回の表彰台は今まではあまり見たことない国旗が並んで非常に新鮮でしたね。

宮田莉朋🇯🇵(Rodin)は16番グリッドスタートから14位フィニッシュ。映像にあまり映らなかったのでどんな走りだったかは観れませんでしたが、リタイアした台数のことを考えると思ったよりポジションを上げることが出来ず、オーバーテイクの難しいイモラの洗礼を受けましたね。フィーチャーレースも16番グリッドスタートになると思われるので、なんとかチャンスを作って上位に浮上してきてほしいですね。

さて、次は日曜日のフィーチャーレース。昨年F3チャンピオンのボルトレト🇧🇷(Invicta/マクラーレン育成)がポールポジションからスタートします。F2初表彰台(あわよくば優勝?!)を獲得するのか、それともベアマン🇬🇧(Prema/フェラーリ育成)やアントネリのPrema勢、ハジャーといった強力なライバルが襲いかかってくるのか?
日曜日も見逃せません!

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