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【FIA F2 Rd.14 アブダビ🇦🇪フィーチャーレースハイライト】


TOP3

最後までバトルの続いた最終戦最終レース、見事制したのはジャック・ドゥーハン🇦🇺(Virtuosi/アルピーヌ育成)!素晴らしい走りで後続を4秒近く引き離し、見事なポール・トゥ・ウィンを果たしました。
2位はヴィクター・マルタンス🇫🇷(ART/アルピーヌ育成)、そして3位にはフレデリック・ベスティ🇩🇰(Prema/メルセデス育成)が入るTOP3となりました。

全体リザルト/ハイライト

レースを終えての全体リザルトはこちら。

チャンピオン争いはベスティが3位表彰台に登った一方でプルシェール🇫🇷(ART/ザウバー育成)は14番手スタートから見事な追い上げで5位フィニッシュ。これによりプルシェールの2023年FIA F2のチャンピオンが決定となりました!

表彰台に上がってチャンピオンを決めたかったところではあったと思いますが、今回は14番手スタートと予選を失敗してしまったところからの追い上げだったので5位はお見事。また改めてシーズンレビューを投稿したいとは思いますがプルシェールは年間で優勝は僅か1回。それでもチャンピオンを獲ったのは安定感の表れ。今回のレースがまさにそれでしたね。

とはいえスタートは少し危なかったですね。プルシェールの目の前のニッサニー🇮🇱(PHM)はストール気味で少し出遅れ。プルシェールはなんとか交わしはしたもののあと少しで接触しても不思議ではない距離感でした。

スタート後は各所至る所でバトルはありますが、全体的に落ち着いたレース展開。
しかし23周目ベスティがピットを終えて出てきたのはなんと後方スタートだったプルシェールの後ろ!ピット前の位置関係は確かに際どいところでしたが、プルシェールの追い上げには驚かされます。

最終的にベスティは28周目にプルシェールを交わして5位へ浮上。チャンピオンに望みを繋げるべく追い上げを見せます。

一方で岩佐はマローニと見事なバトルを繰り広げます。速さが足りない車で岩佐はなんとか一つでも前でフィニッシュすべく見事なラインでポジションを守ります。

ベスティは1台また1台と抜いて徐々に浮上。30周目には岩佐を抜いて4番手へ浮上。さらにファイナルラップでマローニとのサイドバイサイドを制して3位へ。しかしベスティの追い上げもここまで。2位マルタンスとは18秒もの差があり追いかけることはできず、3位でレースを終えタイトルはプルシェールに渡ることになりました。

岩佐は最後なんとか4位でフィニッシュ。表彰台に登れなかったのは残念でしたが、今回の速さの足りないマシンでは奮闘したレースだったのではないでしょうか?途中のマローニとのバトル含め非常に良い走りを見せてくれました。

ランキング

レースを終えての年間最終ランキングはこちら。

プルシェールとベスティは先に挙げた通りのランキング。岩佐は最後の最後、優勝したドゥーハンに抜かれランキング4位でシーズンを終えることになりました。今後のアピールのためにもランキング3位で終えたかったところですが、今回はドゥーハンが強かった。岩佐は今回ペースが上がらない中奮闘しましたが、ランキングで言うとスパ🇧🇪から始まった連続無得点が痛かったですね。

さて、長い2023年シーズンがついに終わりとなりました。今年のF2は次回シーズンレビューを投稿して終わりにしたいと思いますが、なかなかに面白い1年でしたね。
来年は一体どんな戦いが待っているのか?楽しみに待ちましょう!
2023年FIA F2観られた皆様、お疲れ様でした。


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