0604トラブル回避

【トラブル回避】フリーランスが必要な書類と知っといた方がいいこと

なぜこの記事を書こうと思ったか

先日、とあるフリーランスの方がこんなことをおっしゃっていました。
「付き合いの長いクライアントが、支払いを4ヶ月延期して欲しいと言ってきた。さらに追加発注を頼まれていてどうしたらよいか迷っている。」と。

フリーランスでお仕事を受けられている方は、こういう経理的な処理もご自身でやっている方が多いと思います。
今回は、そう言った場合に必要な
・見積書(発注書)
・納品書
・請求書
・著作権
・知っていた方が良い法的知識(下請法)

を書かせていただきます。

これを知っているだけでおおよそのトラブルは回避できると思います。
よくフリーランスの方に聞く
「支払いを踏み倒された」
「著作権でもめた」
「フリーをしてると1,2度は被害にあう」
というのも下記をやっておけば結構回避できるんじゃないかな?と思っています。
もともと自分もこういうの何も知らなかったし苦手だったのですが(文字だらけの書類とか苦手・・・)、これらの知識は会社員時代の経験を元に学びました。(会社員時代は自分が社外のイラストレーターさんに発注依頼をすることもありました。)
この記事はクリエイター(受ける側)に向けての記事ですが、クライアント側の事情も想定した上で書いたので、より参考になるかと思います。

また、ここで書くのは「トラブル回避のための書類と手順」なので実際にトラブルに遭われている方は、専門家にご相談ください。

大前提として、クライアントを疑うわけではありませんが、フリーランスでやる以上、自分の身は自分で守るべきだと思っていますので大事なのは伝え方とそのさじ加減かと思います。

【目次】
①制作前に必要な書類、もしくはやりとり
1-1:見積書・発注書とは
1-2:書面でのやりとりが難しい場合
1-3:著作権について
1-4:契約書は必要か

②納品後に必要な書類
2-1:納品書兼請求書
2-2:下請法とは

③トラブルにあった場合
3-1:支払いの延期をお願いされた
3-2:勝手に著作物を使われた

④最後に
4-1:まとめ
4-2:疑問点はLINE@でお伺いします

①制作前に必要な書類、もしくはやりとり

■1-1:見積書・発注書とは?
見積書や発注書を交わさずに口約束やメールで取り決めている方がいらっしゃいますが、正直危険だと思います。
何故かというと、万が一トラブルになった際に証明が難しいからです。
「え、メールでよくない?」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、もし一方がそのメールを消しちゃったり、そもそも「同意したつもりはない。」みたいなことを言われる可能性が無きにしもあらずなのです。

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