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ドル停滞

 ここのところ、ドル高基調に変化が出ているようです。

パウエル議長が牽制球を投げるぐらい、市場からは金利限界とみられ始めたということでしょう。

昨年の予測で、米国金利の限界上限を6%で予想していました。

昨年の予測がようやく現実化しつつあるということになるのですが、

米国経済指標の底堅さ

には舌を巻いたものです。
※)日本では考えられないれべるですね・・・

FRBの政策金利が現状で5.5%。
私が予測したROAの蓋による金利の上限値が6%。

ですから、FRBの打ち手は、ほぼ限界に来ています。
これ以上、金利上昇政策を取り続けると、スタグフレーションに突入することになるでしょう。

こうなると、減税をするしか処方箋がないという状況に陥ります。

日本も今、スタグフレーションに突入しつつあります。

今、好調なのは、輸出系大企業と価格転嫁容易系大企業、マスコミや金融関係、そして、公務員です。
※)帝国DBのデータ分析より

日本産業界の20%~30%は絶好調。
残りはリーマン級の絶不調。

帝国DBがはっきりそう言い切っていましたので、全国レベルのデータを結集した数字といっていいです。

ですから、連日の報道では来春の賃上げガーと気勢を上げられる。
でも現実は・・・ボロボロなんですよ。日本経済は。

このまま現状認識のずれが続くと、大崩壊が起きてからやっと気が付くという状態になるでしょう。

日本人はメルトダウンするまで気づかない。

メルトダウンしても、していないと誤魔化す。

東日本大震災で、なにも教訓を得ていない・・・
2024年は、日本沈没の年になるかもしれません。。。

とにもかくにも、一刻も早く内需回復政策を!

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。