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米雇用統計の悪化

 米国の雇用統計数値が予想よりも悪化したことを受け、ここ最近の急激な円安トレンドに一服感が出るかもしれません。

普通に考えると行き止まり。
当面は膠着状態でもみ合う格好になるところですが・・・
さて、どう動きますかねえ???

日本経済の弱さ&低金利
米国経済の強さ&高金利

が、これまでのドル高円安トレンドを形作ってきました。
日米金利差は縮小方向に向かうと思われますので、それだけで見ると円高ドル安方向へ動くだけのベクトルはあります。

その一方で、日本経済は・・・

他にも、オムロンのリストラ等々があり、業績を伸ばすところもあれば落としているところもあるという状態です。

https://www.esri.cao.go.jp/jp/sna/data/data_list/sokuhou/gaiyou/pdf/main_1.pdf

内閣府の発表している数字でも景気は悪化しているという状態です。
※)もちろん、認めたがらないので緩やかに回復とかそういう表現しかしませんが・・・

日本サイドに円高に振れる要因が少なく、(せいぜい金利上昇ぐらいしかない)景気が上向かない限り円安トレンドになるのかなあ? とも。
ただ、米景気が異常に強い状態が続いていて、これがいつ崩落するのかがさっぱり読めません。
米景気が後退すれば一気に円高ドル安という展開も考えられるのですが、予測をはるかに超える強さを示していますので・・・

こりゃもう分からんわい。w

と匙を投げているところです。
まあ、為替取引をしているわけではないので直接的な深刻さはないですが、不安感のある状態なのは間違いないですね。

明日以降、どう動くのか? 要注目です。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。