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鬼太郎誕生~ゲゲゲの謎

 GWを終え、昨日からお仕事を再開しました。
GWは足のケガで静養がメインでしたので、アマプラを鑑賞しました。
その中で、「鬼太郎誕生」は、昨年の冬場に友人と観に行く予定だったのですが、風邪をうつされてしまったためにキャンセルして観れなかった作品となります。
予想以上に早く観れて嬉しかったですね。

内容を詳しく書くとネタバレになっちゃうので大雑把な感想をば。

改めて強く感じたのが、人間の強欲さ、愚かさでしょうか。
そして、怨みの凄さですかね。

水木しげる先生が感じた戦争の愚かさが随所に描かれていました。
後ろでふんぞり返り、下っ端を死地に追いやるだけの上流階級。
その強欲さが招き寄せる数々の悲劇。

おぞましいまでの欲の塊がこの作品の最大の敵となります。
そして、最後に誕生する鬼太郎。
様々な思いが紡がれ、繋がれていく。

昭和31年(1956年)を舞台にした作品でしたが・・・
さて。
作品世界から68年の歳月が過ぎた現代に生きる我々は、今なお、欲望と怨恨と悲しみの連鎖の中に生きています。

人間は成長してないなあ・・・

それでも・・・
少しでもマシな世界を次の世代に受け渡していけるのでしょうか・・・
大人世代の責任ですよね、これは・・・頑張ろうっと。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。