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またも液晶・・・

 ジャパンディスプレイに続き、今度はパナソニック液晶が経営破綻しました。

時代は有機ELに傾きつつあるわけですが・・・
現時点では、”まだ”液晶優位かな、と。
理由は、製品寿命ときめ細かなサイズ設定がないところですかね。
液晶パネルは、約6万時間の製品寿命があります。
1日24時間365日フル稼働しても6年10カ月の製品寿命となります。
一方、有機ELは、その半分の3万時間の寿命です。
今後、これらの差は縮まっていくと思います。

気がかりなのは、ジャパンディスプレイも結局は、有機ELを量産出来ずに破綻しましたし、パナも同様な点です。

で・・・

液晶は中国、有機ELは韓国という感じで生産については完全に置いてけぼりをくらっている点です。

弊社も液晶や有機EL用の製造装置(主にアルミ製カセットの部品)の下請けをやっておりますが、年を追うごとに、この分野の日本の凋落を感じます。

仮に、中台戦争が発生すれば・・・
西側陣営に液晶パネルは届かず、韓国の有機EL頼みになるんでしょうね。
スマホ、車載部品、家電等々、様々な分野でパネルが使われておりますので、ここの供給が細ると半導体同様、色々な障害が出て来ると思います。
まあまだ、京セラとかエプソンとかシャープ等があるのですけれども。。。

しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。