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【データ総括編①】タマンの餌:大物は何を好むか

私は伊豆大島でのタマン釣りを、釣れた時間、サイズ、餌の種類など可能な限り記録しており、このデータを元に、この総括編にその傾向を記しておきたい。潮・餌・現在や過去の天候や海況・釣り人の選択等の、個々の釣行でそれぞれ状況が異なるというのが事実であり、また趣味の延長線にある釣りで一定の共通の条件を設定してデータを得ることは難しいと思う。しかしこれらデータは釣人の思い出や自慢話という一方的な暗黙知とは違い、自分の立場に置き換えて考えて、再現できるものが多いのではないかと思う。また特定の人に存在する強烈な釣運や天才的な技量を持つことはできないが、魚の傾向を知ることで(釣れるかは別だが)これらを持っている人と同じ釣場に立つことはできると思う。

データは2017年7月から2021年の8月までとなる。35.0センチ(笑)から75.6センチまでのn=28(2021年12月12日現在)で、記録が無いデータは削除した。これをもとにタマン釣りを総括する。主語はすべて私である。まずは全体釣果であるが以下のとおりである。60cm代が多く平均値も59.99cm(中央値62.0cm)となっている(49cm以下の値を削除すると平均61.14cm、中央値62.0cm)。伊豆大島で、やはりよく釣れるのは60センチ前後とも言える。以下に餌別のサイズ平均値や釣れる月を記載した。まだまだサンプルが少ないが、これらデータは私が釣行した5年間の成果とも言える。

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