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TRPG雑感:PLが世界を変えるにしても、ハードルは高い

今回の記事は「雑感」です。事実よりも実体験、肌感覚の成分強めでお送りします。

「PCの行動が世界を変える」というのはTRPGの面白いところだなんて話はよくあるけど、実際達成するには相当なハードルがあるのではないかと思う。
と、その話に関連した記事を読んで思った。

いくらPCの行動が世界に影響を与えるにしても、プレイヤーが乗り気じゃなかったり、GMが機会を与えなければ意味がない。

もちろん事前に話しましょう、「第0回(セッション・ゼロ)」を設けましょうって話なのかもしれないが、そうしたとしてもやっぱりそういう機会に食いつこうとしない、作ろうとしないプレイヤーは出てくる。

原因はいくつか考えられる。
まず、プレイヤーやGM側の問題。

そうできる事を理解していない。
まだTRPGに不慣れなのか、あるいはそういうプレイグループに出会えなかったかといったところだろう。
そうする気がない。
上と重なる部分もあるが、GM(GM自身)の世界観を尊重しすぎるあまりこうなるという場合などはその限りではないだろう。
そうしたくてもアイディアが出てこない。
GMとプレイヤーが話し合って解決するケースもあるにはあるが、こればかりは仕方ないように思える。

お互いがこの3つのハードルをすべてクリアしなければ達成できないように思う。

そして、そのスタートラインに立つ以前の問題もある。

既製シナリオによる単発セッションが多くなれば、当然こういった変化を差し込む余地が薄くなる。それがTRPGという物だと認識してしまえば、そういう事も考えなくなってしまうだろう。

自分の解決策としては、やはりGMから率先して世界が変化していることを意識させる事が重要なのだろうが、これは自分自身、GMとして課題だと思っている。

GMとして、自分が単にそういったプレイヤーに恵まれていないだけかもしれない。しかし同時に、自分は自分の世界観を大切にしすぎているせいで、変化を実感させられていないのではないかとも感じている。なので、こういう事をのたまうべきではないのかもしれない。


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