博士課程

建築・都市系博士課程にいます。 4年目です。研究の方法、日々の生活に関するメモを残して…

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建築・都市系博士課程にいます。 4年目です。研究の方法、日々の生活に関するメモを残していきます。

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  • 研究者の卵がころころしてたら。

    建築・都市系博士課程にいます。 研究の方法、日々の生活に関するメモです。 自分で読み返すためのメモなので、きっと同じ境遇の人は興味深いと思います。

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最近の記事

研究奨励金、少なすぎる問題

一つ前にあまりにマニアックな記事を書いたので、次はもう少しシンプルな記事にします…。「日本学術振興会特別研究員制度」という日本の研究者養成の中核であるフェローシップ制度について、その金額が少なすぎるという話を考えたいと思います。ちょうど今日、「『ポスドク』支援へ奨学金拡充・採用増 政府が総合対策 」なんて記事が出ていたタイミングでもあります。 特別研究員の研究奨励金とは特別研究員制度は、博士課程在学者、博士課程修了者を対象に、その研究成果や研究計画を審査した上で、優れた研究

    • 学振DCにとって大学院で学ぶことは不要のものですか?

      ぼちぼち確定申告の季節も近づいてきていますので、今回は「日本学術振興会特別研究員(DC)」と所得税に関わる(ちょっとした)問題を書いておきます。 特別研究員制度は様々な課題がある制度ですが、今回は「学費は研究奨励金を得るための経費か?」ということを日本学術振興会とやり取りした経緯を紹介しながら、博士課程と研究の関係を考えたいと思います。 「日本学術振興会特別研究員(DC)が大学院在学のために支払った大学院授業料が特定支出に該当するか」という所得税に絡むややマニアックにもみ

      • 学振PD補欠採用の過去の実績

        要点から述べますと、「学振PDの補欠から本採用に至った過去の実績」を、日本学術振興会に問い合わせた結果です。 経緯私は2020年度採用の日本学術振興会 特別研究員(PD)に応募し、昨年12月に面接を受けて、現在「補欠」になっています。2月末にならないと採用か不採用かの最終的な決定が出ない宙ぶらりんな状況です。 3月には大学を出るので4月からの所属を早く決めたいのですが、2月末まで学振の結果がわからないので、他の職を受けるものか迷っているところです。学振PDとその他のアカデ

        • 学振PDの申請書を出しました…

          学振PDとは、博士課程の学生にはおなじみの、博士課程取得後の日本学術振興会特別研究員のことですが、ようやく申請書を出しました。 書いてみて大変だったことは、 1. 学振PDは博士課程で所属する大学とは違う受入機関、受入研究者を選ばなきゃいけないので、研究内容と合わせて受入研究者選びに迷う。 2. 博士研究の追い込み時期に、なかなか次にやる研究のことを考えられない。 3. 評価書の下書きを2人分書くのがしんどい。 ですかねー。 受入研究者は結構悩みました。 研究内容がなか

        研究奨励金、少なすぎる問題

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        • 研究者の卵がころころしてたら。
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        • ツイオモッチャッタ
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        記事

          「大正十五年四月、解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た。(草木塔 種田山頭火)」

          「大正十五年四月、解くすべもない惑ひを背負うて、行乞流転の旅に出た。(草木塔 種田山頭火)」

          「大正十四年二月、いよいよ出家得度して、肥後の片田舎なる味取観音堂守となつたが、それはまことに山林独住の、しづかといへばしづかな、さびしいと思へばさびしい生活であつた。(種田山頭火 草木塔)」

          「大正十四年二月、いよいよ出家得度して、肥後の片田舎なる味取観音堂守となつたが、それはまことに山林独住の、しづかといへばしづかな、さびしいと思へばさびしい生活であつた。(種田山頭火 草木塔)」