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私は写真でどんな夢をみるか?


未知の海を泳いだ3ヶ月が終わった。

昨日、note社で開催した「#夢見る会社員バトル」が無事終了しました。なによりも、ご来場頂いた皆さま、撮らせていただいた方々、本当にありがとうございました!

ライバルのぽんずさんと共に、鈴木心さんから写真について学んだ3ヶ月。その集大成、いわゆる「卒業制作」のようなイベント。

正直、終わってからもアドレナリンが出すぎて夜中4時まで眠れずどうやってまとめればいいか悩みすぎて、うんうん唸りながらパソコンにむかっています。

イベントに来た方なら分かるかと思うのですが、あのイベントを1文で表現するとしたら、「まるでジェットコースターのようでした」

怒涛の3ラウンド、自分との戦い

私とぽんずさんが写真でバトルしたこのイベント。1ラウンドごとに2名ずつ(合計6名)を順番に撮影。どんな写真だったかはツイートにアーカイブまとめてみたので下記をポチッと見てみてください。

撮影中の時の反省を書こうと思ったのですが、なんと、びっくりするくらい撮影時の記憶がありません…(笑)

打倒ぽんずさんメラメラ!みたいな雰囲気を出してましたが、撮影の時はいかに自分の最大限できるものが何かをフル回転で考えていて、自分と被写体さんの世界だったので、ぽんずさんのことは目に入っていませんでした。

振り返ってみれば「ああ、あれがつまりは自分との戦いなんだ」と納得。

私はつい小さいことを気にしてウジウジしてしまうのですが、これからはこの感覚をこれからも忘れずに写真と向き合いたい。

師匠・鈴木心さんの教えをつきつけられる

第3ラウンド目、一気に会場がわいたあの瞬間をこれまた私は忘れることはないと思います。別の子が道場破りする予定だったのに、心さんが道場破りとして参戦するというドッキリ。

心さんが撮った1枚目がスクリーンに映った瞬間、勝負なんてものは吹っ飛んでただ「すげえ……」というしかなかった(これがプロ、と会場にいた全員が思ったはず)

3ヶ月間、心さんから教えられた全てのことが、この1枚に集約されていて、ガツンとまた目を覚まさせてもらいました。

私はまだまだ教えてもらったことを理解できていなかったし、写真で表せていなかったことを実感。ただ、教えてもらえたことに安心してぬくぬく過ごしてきたな、と反省に反省しかなかった。

量あってこその質。

引き出しをもっともっと増やしていきたい。

わたしはこれから写真でどんな夢をみる?

今回の企画を通して、今後どんなことを強化していきたいか考えてみた。

①言葉の力をつける
言語を問わないものが写真だが、その手前にあるのは撮影した人の思想です。その思想を伝えるために、まず自分の思いを言語化する能力、伝える能力は必要だと実感しました。そこを疎かにすると「何を伝えたいのか」が分らない写真を量産してしまうので、しっかり鍛えていきます。

②私だからこそ向き合えるものに忠実に生きる
私はよく女の子を撮りますが、その子がただ可愛いってだけで消費される写真を撮りたくはないと思っています。その考えは一体どこから来るのか?何に怒りを覚えるのか?そういったことに向き合っていく機会からこれからは逃げずにいたい。それは最終的には、自分や他人と向き合うということに繋がる気がしています。

③世界観に捉われない
世界観が、色が、なんて小手先の調味料に頼る前に、まず、美味しい食材を作る写真家になろうと思いました。調理する前から美味しい、調理すればもっと美味しい。そんな写真を作っていけば、それを全てひっくるめて私の世界観になるはず。周りの風潮に流されず、いい写真を撮っていきたいです。

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「道重さゆみさんを撮りたい」とよく言ってますが、今はまだどの山から登ればいいのかまだ分からない状態だし、その前にも後にもまだ写真で叶えたい夢はたくさんあります。

せっかく生まれてきたのだから、どうやって叶えられるか考えて、動いて、進むしかない。

夢のお話は、また別のnoteで書きますね。

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とにもかくにも、イベントにご来場いただいた皆さま、noteの社員の方々、鈴木心写真館のスタッフの方々、素敵な機会と場をいただきありがとうございました。

そして3ヶ月、自分を見つめる深い海を一緒に泳いでくれたぽんずさん、泳ぎ方と息継ぎの仕方を教えてくれた鈴木心さん、本当にありがとうございました。

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