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自身のスキルに「タグ付け」をしよう

 ここ最近、休日出勤かつ遠方出張やら、期末に向けた仕事の追い込みやらでなかなか時間が取れませんでした。
 おまけに忙しさからなのか体調も崩し気味で、noteの更新がだいぶ滞ってしまっい、一ヶ月ぶりくらいの投稿となります。
 今後はできるだけ週一くらいのペースで記事を投稿できるよう続けていきたいものです。

 そんな中、現在進行中の転職活動もぼちぼちと進み、わずかながらも結果に結びつき始めているところです。
 今回はこの活動を通じて改めて考えた「自身の能力を客観的に評価する」ということをテーマに記事を書いてみようと思います。

見直してみて初めて気づく「当たり前≠当たり前じゃない」こと

 プロフィールにもあるとおり、私はプログラマーとして長年務めております。
 それなりの時間を費やし経験を積んできましたので、人並みに仕事はできると自負しております。
 ただ、この仕事はデキる人とそうでない人のレベル差が著しく、そういう人たちと自分を比べてしまうと、自分の強みというものがなかなか見出せず、転職先に対しどう自分を売り込むべきか悩んでしまいます。
 まぁ以前の記事にも書いた通り、他人と比べても仕方がないのですが、かといって「自身の強み」とはどうやって見出すことができるのか…。

 そんなこんなであれこれ模索している中、さまざまな書籍・記事・動画等で取り上げられている「スキルの棚卸し」「能力へのタグ付け」というものに着目し、もう一度自分自身を見直してみることにしました。

 その結果、自身のスキル?から次のような「これ、意外といけるんじゃないか?」というものを見出すことができました。

  • 文書作成能力
    私は元々文章を書くのが割と好きだということもあってか、プレゼン資料や打ち合わせ資料などのクオリティに対し比較的高い評価をいただくことがままあります。

  • 会話力?
    こちらはやや微妙ですが、システム導入に際しての説明や、新技術の概要説明などの際、相手の立場に応じた例え話を織り交ぜながら話す傾向があります。これが功を奏しているのか「わかりやすい」と評価をいただいております。

 これらは、「できて普通」「特に自慢できるものでもない」と思っていたものでしたが、「棚卸し」の過程で自身の強みとして再認識することができたものの一部です。

「自己評価」の際は事実のみに着目する

 「自身を振り返る」という行為は、ともすれば自身の欠点ばかりに目が行きがちで、どうにもネガティブになりがちです。
 しかし、一旦冷静に「自分が今までどうやって仕事をこなしてきたのか」という点をファクトレベルで見つめ直すと、案外自身の得意なところを見つけることができるものなのかもしれません。

 そして「こんなことできて当たり前」ということほど、別の場所では大きな強みになるなんてことも割とあるあるのようです。
 これは私が今更言うまでもなく、すでに多くの方がさまざまなメディアで発信されてきたことだと思いますが、今回の活動を通じて改めて認識できたことです。

棚卸しの過程で自分のスキルにタグをつける

 また、こちらも受け売りですが、前述の「自分が何をしてきたか」を分析・分類し「タグ」を付けることで、自身の市場価値を客観的に把握できるのではないでしょうか。

 私の場合は「プログラミングができる」「システムの開発に一から携われる」そして前述の「資料作りが上手」「説明がわかりやすい」などが自信に付くタグとして挙げられるでしょう。

 仕事の能力が十人なみだったとしても、活躍の場を変えれば重宝されることもあるし、趣味など仕事以外のことを組み合わせることで新たな価値が生み出されるかもしれません。

自己評価=ブランディング

 もし「自分って何もできないよな」と思っている人がいらっしゃいましたら、一度自分の好きなこと・得意なことを書き出してみて、それらの組み合わせや使う場所を変えてみた場合などを考えてみてください。
 それが自身の新たな価値への気づき、そして自信につながるきっかけになるかもしれません。

 そしてその自信こそがあなた自身の「ブランド」と言えるのではないでしょうか。

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