人を好きになるということ
「社会を生きていると、
人として健全な感情を次々と喪失していくが、
その中でも高次なレイヤーにある『人を好きになる』という気持ちが完全に分からなくってしまった。
そもそも『好き』は定義論で語れないけれど、それはさておき、繰り返しますが、自分は虚無な生活を送る中で、もちろん恋愛に限らず、人が人らしく生きるために土台となる幾ばくかの感情や自己や感性を失っている。
けれど、○○さんと一緒にいるときだけは、本来、人が人らしく生きるために必要な人間性が自分の中に存在することを感じる。
上に関して、〔なぜ○○さんと一緒にいると人間性を取り戻せるのか。なぜ他の人だとダメなのか。を解析し現れたモノの正体〕が
「好き」という感情なのかもしれないけど、自分にその解析能力はなく、今はその現象をただ観測することしかできない
ただ、その現象〔自分が人間性を取り戻していること〕はとても大切なことだとは認識することができ、
だから、その大切なことをもっと大切にしたい。
つまり自分は、もっとずっと○○さんと一緒にいたくて、
一般的に、異性が2人だけで理由なく一緒にいられるような関係性を維持するための最適解が『恋人』とされている。」
「どういうこと」
「上記の感情は、好きです付き合ってください、に収束します」
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