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2023名古屋・岐阜旅行(26) 岐阜かがみはら航空宇宙博物館(8) ブルーインパルス

2023年8月11日(金)
岐阜かがみはら航空宇宙博物館

「戦後の航空機開発」コーナー

三菱T-2 高等練習機
航空自衛隊の戦闘機パイロットを教育するために開発された、わが国初の超音速ジェット機です。本機の開発は三菱重工業を中心に、富士重工業(現:SUBARU)、川崎重工業、日本飛行機、新明和工業が協力し、日本の航空機産業の技術力を結集して行われました。試作機は1971年7月20日に名古屋飛行場で初飛行。1988年まで合計96機が生産されました。後に、このT-2をもとにして支援戦闘機F-1が開発されました。

展示の19-5173号機は航空自衛隊の曲技飛行チーム「ブルー・インパルス」(2代目)に採用され、1995年まで使用されました。


日大/伊藤忠 N-62「イーグレット」軽飛行機
日本大学理工学部の学生たちと伊藤航空整備(現:ジャムコ)の技術陣によって設計され、1964年に初飛行した国産軽飛行機です。優れた短距難離着陸能力と、生産コスト削減のための簡易な構造を特徴としています。海外への販売も計画されましたが、価格と実績面で外国機に敵わず、試作機1機と、量産機5機が製造されただけにとどまりました。
展示のJA3251は、山梨県の日本航空学園で使用されていた量産第1号機で、1998年に同学園の学生たちによって飛行可能な状態に修復されたものです。






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