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コーチングを受けたら人生が変わった話

はじめまして。コイズミマサノブといいます。初めてnote書いてみています。

タイトルの通り、僕は昨年の12月から今年4月にかけて、会社の元同期のもえはしこと本橋萌から「コーチング」というものを5回ほど受けました。

コーチングとは?
コーチングとは、対話を重ねることでクライアント(コーチングの対象者)の目標達成に必要な視点や考え方、スキルなどへの気づきを促し、自発的な行動を支援することです。
(出典:BizHint「コーチングとは?」)

結論から言うと、めちゃくちゃ最高でした。自信がついたし、行動も変わりました。新しい習慣も生まれました。なにより、自分が本当にやりたいことが見つかったのがすごく嬉しい。

コーチングを受けたこの数ヶ月は、間違いなく僕の人生のターニングポイントです。本当に最高すぎて「全国民がコーチング受けたら日本は幸せになるんじゃないか?」と思ってるレベルです。

そんなわけで「マジで皆にもコーチング受けてもらいたい!」と思い、ちょっとでも参考になればと自分が受けたコーチングの内容をできる限り公開してみようと思いました。全部で5回受けたのですが、今回はその1回目について書いてみようと思います。


最初はうさん臭そうと思ってた。

まずはじめに簡単に自己紹介をしておくと

・都内在住30歳。(2019年5月時点)
・広告会社でコピーライターとして勤務。
・社会人6年目。そこそこ仕事には慣れてきた。
・でも自信はない。
・目標がない。将来やりたいこともわからない。
 (コーチングを受ける前)
・インドア。根暗。人見知り。
・とにかく全てに自信がない。


そんな感じです。世間の広告マンに対するイメージとは真逆の人間かもしれません。入社した当時は同期とのテンションのギャップに悩みました。

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会社の同期だったもえはしも、僕からすると自分とは対極の人間に見えてました。もちろん入社してから関わることなんてあるはずがなく、気づいた時には彼女はもう退職していて。ただ、彼女が会社を辞めて「コーチング」というもの始め出したことは風のウワサで知ってました。

正直、すげーうさん臭そうと思ってました。話を聞くだけでお金もらうって、どういうこと?

まあでも食わず嫌いは良くないし、モノは試しに受けてみるかーと思い、もえはしに連絡してみたのが、去年の年末です。

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マジか(マジでうさん臭そう)


実際にコーチングを受けてみた。

さっそく連絡した翌日の12月31日、まさかの大晦日にもえはしと会うことになりました。場所はたしか目白駅近くの古い喫茶店。「なんもいらない」と言われつつ相談したいことは持っていかないとなーと思い、年末だし2019年の目標を事前に考えて持って行くことにしました。

で、僕がもえはしに話した目標は2つ。「寝たい」「モテたい」です。

しぬほど雑な目標(ただの願望)ですけど、一応理由はありました。

当時めちゃくちゃ忙しくて朝4時とかまで仕事してる毎日だったんです。でも会社のせいというよりは自分のせいで、要領が悪かったり、一向にアイデアが思いつかなかったりして、気づいたら朝まで起きてるような状態。こんな非効率な生活を40〜50歳になってもできるわけがないと思ってました。

一方で「モテたい」と思ったのは、友人たちの幸せそうな結婚ライフSNSがまぶしすぎて失明寸前だったのが理由です。


「自己評価低いオバケ」に取り憑かれている。

こんな雑な目標に対して、もえはしの第一声は「いいね!」でした。内心バカにされるかなと思ってたので意外でした。

そしてそこから、もえはしの怒涛の質問攻めがはじまりました。

・どうして寝たいの?
・寝られない一番の原因は何?
・どうしたらもっと寝られるようになると思う?
・どうしてモテたいの?
・誰にモテたいの?
・モテてどうしたいの?
・そもそもモテる必要あるの? etc


ちなみに圧迫面接されてる感じではないです。僕もその都度「たしかに何でモテたいんだろう…」と考えながらゆっくり答えてますし、うまく答えられない時もあります。答えられない時は、もえはしが別の角度から質問を投げてくれたりしました。

もえはしが話しながら書いていたメモの一部

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そうやって「寝たい」と「モテたい」を深掘りしていく中でたどり着いたのが「自分に自信がなさすぎる」という問題でした。僕は自分に自信がなさすぎるせいで、誰かに必要とされたい欲が強い傾向にあるようでした。先輩や上司に認められたくて無駄に徹夜をして空回りする。周りの幸せそうな様子を見ると何故か焦ってしまう。自分で自分のことが認められないから、他人の評価に依存していたのです。

僕らはそれを「自己評価低いオバケに取り憑かれてる」と表現しました。


じゃあ、明日から何をする?

「どうしたら自己評価低いオバケを退治できるだろう?」

ここは結構悩みました。自分でも何をすれば自信がつくのか全然わかりませんでした。新しい趣味でもはじめる?転職する?マッチングアプリにめちゃくちゃ課金する?

いろいろと対話を重ね、もえはしとその場で出した結論は「賞を獲る」でした。広告業界には様々な賞があるんですが、それを獲ることで自信を少しずつつけていけるんじゃないか。まずはそれを目指そう!ということになりました。

対話を重ねた挙句だいぶベタな目標に決まったわけなんですけど、「いろいろ考えた上でこれに決めた」という過程がすごく大事なんだと思います。やっぱりもっと別な目標がいいんじゃないか…?と迷う必要がなくなる。それって想像以上に安心感があるんです。

自分の課題も深掘りできたし、目標も決まった!ヨカッタヨカッタ…と安堵していたのもつかの間、すかさずもえはしが言いました。

「じゃあ、そのために明日から何をする?」

この質問には結構ドキッとしました。やばい、これマジで行動しないといけないやつだ。覚悟を試されている気がする…。

コーチングを仕事にしてる人からしたら当たり前かもですが、「具体的なアクションを決めるまで絶対に帰らせねえ!」というもえはしのプロ意識を垣間見ました。

正直、広告賞を獲るための体系的な方法なんてありません。コピーライティングをしこしこ頑張ってればいつか賞が獲れる、というのも個人的には違うような気がしました。

僕の場合もっと根本的なところを鍛えないといけない気がしていて、もえはしに「地頭を良くしたい」と言いました。

でもこれもまだ願望です。具体的なアクションにする必要がありました。で、もえはしと「地頭を良くする」ために決めたことは以下です。

①インプット:毎月2冊以上本を読む+毎月もえはしとペア読書。
②咀嚼:本を読んだら必ずブクログに要約と気づきを記録。
③アウトプット:読んだ本を誰かにプレゼンする。まずはもえはしに。

読書を通してインプット→咀嚼→アウトプットを繰り返していく感じです。「まずは続けることが大事」というもえはしのアドバイスもあり、比較的カンタンなアクションにしました。

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進捗は月に1回もえはしとのペア読書&読書プレゼンをするタイミングで確認することにしました。(ちなみにペア読書はそやさんが考えた読書法なのですが、すごく楽しいのでオススメです。)


めちゃくちゃ生きやすくなった。

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当初もえはしに相談したのは「寝たい」「モテたい」だったわけなんですが、それは表層的なことで、本当に自分が求めていたのは「自信をつけたい」ということでした。

自信をつけるために決めた目標は「賞を獲る」ということ。そのためには「地頭を良くすること」が必要で、読書を軸としたインプット→咀嚼→アウトプットの3つのアクションを実施することにしました。

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コーチングが終わり解散した後、かなりスッキリした気持ちの自分がいました。本質的な課題を突き止めることができたし、そのための具体的なTO DOもセットできた。なんというか、「人生の棚卸しをしてもらった」という感覚です。最高に気持ちよかった。

別にこれで自信がついたわけではないけど、悩みの原因と具体策がハッキリ見えるって、それだけでめちゃくちゃ生きやすいんです。これこそがコーチングの醍醐味だと思います。何も迷わず、ただ決めたことをこなしていけばいい。もし途中でなんか違うかも?と思ったら、またコーチングしてもらえばいいんです。(実際、「賞を獲る」という目標設定は違う感じがして、後日なくなりました。)

たった2時間の対話でしたが、僕にとっては本当に最高の体験でした。うさん臭いとか思ってごめんよ、もえはし。


2〜5回目も、書けたら書きます。

まずは1回目のコーチングについて書いてみました。実際にどんな感じで行われてるのか、なんとなくイメージしてもらえていたら嬉しいです。

今回を含め、僕はもえはしに計5回コーチングをしてもらいました。誰にも話したことのない自分の黒歴史を話すことになったり、予想外の習い事を始めることになったりなど、いろいろ事件がありました。(良い意味で)

当初は5回分まとめて書こうと思ったのですがボリュームたっぷりすぎて挫折しました。タイトルの「人生が変わった」と言える山場は3回目ぐらいからなんですが…気が向いたら書きますね。


好きなことを見つけた人は強い。

コーチングは人生版パーソナルトレーニングって感じです。プロに依頼すれば1回受けるだけでもそこそこお金がかかります。でも、ダイエットとは違って一生モノですし、1回受けるだけでもだいぶ人生が変わったりすると思います。僕は計5回のコーチングを通して自分が本当にやりたいことを見つけることができました。

これは持論なのですが「好きなことを見つけた人は強い」と思っています。自分が本当に好きなこと・やりたいことが見つかれば、周りの目は気にならなくなるし、たとえ失敗してもそれを糧にできる。

でも、好きなこと・やりたいことを自分ひとりで見つけるってぶっちゃけ相当難しいです。そういう時にこそコーチングはとても役に立つはず。もえはしいわく、実際にコーチングの相談で一番多いのも「好きなこと・やりたいことがわからない」らしいです。

5月1日、元号が令和になりました。とある本には「やりたいことがない人にとって、これからは生きにくい時代になるでしょう」と書いてありましたが、本当にそんな気がしています。だからこそ大事なのは「一人で悩まないこと」だと思うんです。そのためにもコーチングというサービスがもっと市民権を得てカジュアルな存在になっていくといいなあと思っています。

コーチング、ホントおすすめですよ。個人差があるかもですが、ちょっとでも気になった方はぜひ受けてみてくださいね。

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ではでは。

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