“かわいい”は沼なのだと



アイドルや俳優、はたまたスポーツ選手や二次元のキャラクター、対象は様々ですが所謂“推し”にハマる瞬間とは、どのようなときでしょうか。


ルックスが好みだったり、人間性やパフォーマンスに魅力を感じたり、スポーツなどの能力面を垣間見たときに好きになることが多いのかなと思います。

例えばジャニーズでそれらの瞬間を味わうとすると、その時の感情は“かっこいい!”になる方が多いのかと推測しますが、それはまだ“沼”に至っていないのではないでしょうか。

私は以前このような言葉を聞いたことがあります。

「男性を“かっこいい”と思ううちはまだ大丈夫、“かわいい”と思ったらそこはもう沼」

なるほど。

私含めオタクをしている方々は、よく言ったものだなと、この言葉の意味が分かると思います。

“かっこいい”は対象に抱く感情の第一段階であって、“かわいい”はその後突如として襲ってきます。

“かわいい”の中には色々な種類がありますが、
しぐさがかわいい、笑顔がかわいい、甘えん坊でかわいいなどのかわいいはもちろん、ちょっとダサい、不器用、不憫などの感情も“かわいい”に含まれると思います。この場合、もう何をしていてもかわいいのです。
それはもうつまり【かなり好き】な状態であり、沼に両足突っ込んでいると言って差し支えないでしょう。いえ、もはやズボズボに突っ込んでいます。

私は特にこの傾向が顕著で、「ジャニーズでどんな人が好きなの?」と聞かれると「人としてちゃんとしてて、でもちょっとダサい人」と答えます。
これは決して自担を馬鹿にしているわけではありません。
私の中で、ジャニーズで活動しているということは【厳しい競争の中努力を惜しまず苦労を見せず笑顔を振りまくことのできる人】という定義があります。それぞれの能力が優れているのに、尚且つ努力できるという才能を持っているという超人に対するギャップが私の大好物なのです。

以前、阿部くんの好きなところを50音で書いたのですが、


ここにも書いた通り、私は阿部くんの忘れ物が多かったり、インキーの鬼だったり、体が硬いところが大好きです。
あんなに努力家で頭がよくてかっこよくて高身長で人間性が優れていて、なのにインキーの鬼。なのに体がガチガチ。好きすぎて涙が出ます。念の為繰り返しますが、決して自担を馬鹿にしているわけではありません。

私の周囲では「“かわいい”は沼の入り口」は共感してもらえましたが、私の【ダサいのが好き】というときめきポイントは理解されなかったので、やはり“かわいい”は人それぞれなんだと再認識しました。
ちなみにその人(他担)は自担の「家族と仲がいいところ」と「もちもちほっぺ」と「笑顔」が“かわいい”ポイントらしいです。たしかにそれもかわいい。

自担の“かわいい”ポイント、十人十色で面白い。


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