どうしようもない私を愛してほしい
私はどんな人なのか自分で知りたくて自己紹介をしてみる。
初めて会った人に話すことなら、自分がどんな仕事をしているのか、いくつなのか、趣味はなんなのか、出身県はどこなのか、そんなところだろう。
つまらないと思いつつも少しずつ互いに興味を持っていると示すには丁度いい話題だ。
そんなことより、私は、私のどうしようもないところを、弱さを知ってほしい。
そこからできれば好感を抱き、尊重してほしいと思っている。
私の中の面倒で濁った部分を愛してほしいと思っている。
でもそんなことは簡単には口にできない。
友達にだって言えない。
本音を言わない方で調和を重んじるところがある。
不満はため込みがちだ。
意見を言うよりは「きっとこう思っているんだろう」と思って耐える方が楽だ。
そしてずるいことに、時には態度で不満を示して言葉にしないこともある。
「私に不快なことを強要している方が悪いんだ」って思って、自分を正当化していく。
大人げないとは思う。
もっとうまく言葉で伝えられたらいいと思い練習中だけれどとても私には困難だ。
いい人だ、優しい人だとよく言われる私は、私から見るとこんな人だ。
私の優しさは弱さだからもっと強くなりたい。
毅然と意思表示をし、人と関わって仲を深めていきたい。
自分の意見を持つこと、それを言葉にすること。
他人の意見を尊重するけどそれに左右されないこと。
自分も人も否定しないこと。
したいことをする勇気を持つこと。
そういう人を目指している未熟な人間、それが私だ。
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