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東京武蔵野ユナイテッドFC 2021選手短評(GK&DF編)

2021年のJFLが終わりました。私の応援する東京武蔵野ユナイテッドは辛くも残留。

チームに対していろいろ言いたいことはあるんですが、それはまとめきれないので今回は選手の短評をまとめて見ました。今年は試合の写真全然アップしてなかったので、その披露も含めての企画です。

なお、出場記録はTransfermarktを参考にしています。データ大好き。このサイトの中の人はどっから情報引っ張ってきてるんでしょうね。


GK

#1 西岡佑馬

出場記録:25試合出場(2250分)

開幕は古島に譲ったものの、終わってみれば20試合以上でゴールマスクを守った。中盤まではファンブルからの失点等少々不安な部分もあったものの、後半戦はまずまず安心して見られた。ビッグセーブよりはどっしりと構えて堅実にゴールを守る印象。来年もゴールをきっちり守ってほしい。

ヘアバンドがトレードマーク


#21 古島圭人

出場記録:5試合出場(450分)

東京ユナイテッドからの移籍組。開幕スタメンを勝ち取るが、3節の鈴鹿戦でPKを献上。その後は西岡と入れ替わり、夏の中断前後で2試合出場した後は出場なしで5試合出場に留まった。F.C.大阪戦では思い切りの良い飛び出しでピンチを摘み取り無失点勝利に貢献するなど、西岡とは違った形で実力の高さは見せたと思う。インスタ見る感じ、来年はどうなるかな……。

アクロバットなセーブは魅力


#31 諸貫雅弘

出場記録:2試合出場(180分)

3年目の今季は5月以降の試合にはほぼ控え選手として帯同したほか、奈良クラブ戦で遂にJFL初出場。経験という意味では非常に大きかったと思う。出場試合の成績は1分1敗。そつなくプレーしていたと思うので、来シーズンは勝利を掴んで欲しい。

祝・JFL初出場


#41 杉山哲

出場記録:出場なし

コーチ兼任の立場もあってか、序盤数試合ベンチ入りしたのみで出場なし。


DF

#3 小松崎雄太

出場記録:20試合出場(1425分)

武蔵野の最終ラインを熱く統率する男。今シーズンは中川のコンバート、西山、鳥居らの加入でポジション争いが激化したが、後半戦を中心にスタメン15試合と出場機会を確保した。声出しや指示なども含めて良いプレーも多い一方で、岡崎戦でのクリアミスなど勝敗に直結するミスも見られた。武蔵野は守備からのチーム。来年も失点減に貢献して欲しい。

空中戦や対人の強さは相変わらず


#10 金守貴紀

出場記録:26試合出場(1955分)

36歳のシーズンも元気に26試合に出場。兄がコーチを務めるFC.ISE-SHIMAとの入れ替え戦はギリギリ回避できた。今シーズンはセンターバックのほか、守備的な布陣の際にはボランチでも数試合起用。ベテラン選手が減ってきたが、小山の出場記録を抜くまで頑張ってほしい。堅実な守備の一方で、相変わらずシュート数は少なく今シーズンは年間1本。久々に得点シーンが見たい。

いわき戦ではボランチ起用
来年こそゴールを!


#15 椿健太郎

出場記録:1試合出場(68分)

春先の鈴鹿戦に出場しJFL初出場を果たしたものの、結局出場はこの試合のみで6月に東京ユナイテッドへレンタル移籍。レンタル先では移籍直後の試合を除きほぼ全試合に出場していた模様。JFLでもプレーできる実力はあると思うが、現状だとサイドバックは左は小野寺や小林が、右は鳥居や真下がいる状況だけに復帰しても出場機会を得られるか。シーズンオフの動向が気になるところ。

結局出場はこの試合のみに


#16 中川諒真

出場記録:29試合出場(2460分)0得点 2アシスト

今シーズンから本格的にDFコンバートされ、29試合に出場。そのうちほとんどがセンターバック起用も、枚方戦やホンダロック戦で前線で起用されたことも。連敗中の試合後、黙々とランニングをする姿も印象的だった。出場停止を除いてほぼ全試合フル出場ペースも、最終盤の刈谷戦で負傷し終盤2試合は無念の欠場。2年目ながらチームに欠かせない存在なだけに、まずは怪我の回復に努めて欲しい。出場停止には気をつけて。

控えめな喜び方が好き
組体操みたいになってる


#24 鳥居俊

出場記録:23試合出場(1798分)1得点 1アシスト

法政大から加入のルーキー。開幕戦から出場機会を得ると、後半戦に右サイドバックでスタメン定着を果たした。献身性とロングスローが武器で、シーズン終盤はドリブルで持ち込んでシュートを放つシーンも見られるなど徐々に持ち味が出てきた感じ。攻撃面でも仙台戦ではセットプレーを身体に当ててゴールを奪取。交代選手との兼ね合いで試合終了間際にボランチの位置に入ることもあったので、実はかなりユーティリティ性も高い選手な気がする。本来はもっとひょうきんなキャラだと思うので、その辺りを出していって欲しい。

古巣法政大戦に出場もインパクトを残せず
後半戦につれて存在感が出てきた

ムサリクでもぜひハジけて欲しい


#25 香西克哉

出場記録:12試合出場(795分)

戦う先生、香西。初のJFL挑戦では開幕戦から右SBでスタメンを勝ち取り、以降多少ポジションを変えながらコンスタントに出場機会を獲得。しかし、枚方戦でPKを献上した以降は西山や鳥居、真下にスタメンを譲り、起用がガクッと減ってしまった。後半戦は出場なしも、最終盤のHonda戦では怪我で離脱した中川に代わりベンチ入り。例年最終ラインは怪我人が多いだけに、ベテラン選手が控えているのは非常に心強かった。

働きながらプレーする姿は本当に立派
いい顔


#36 片山修

出場記録:出場試合なし

2年目の今シーズンは出場機会を得られず、6月に東北1部リーグのブランデュー弘前に移籍。昨年出場した試合では左サイドバックとして良い動きをしていただけに、金井の負傷時には一度試してみて欲しかった。移籍後はスタメン出場も果たしており、AOMORIスーパーカップでは昨年チームメイトだった差波とともにピッチに立っていた模様。再びJFLの舞台で戦いたい。

#37 西山雄介

出場記録:22試合出場(1096分)1得点

今シーズンの補強では唯一のJリーグチームからの移籍選手。鳥取ではFWで出場した時期もあり、前半戦は試合終盤の切り札として主に前線で起用。デビュー戦となった滋賀戦ではクロスバー直撃の惜しいシュートも。6月ごろから最終ラインに入り奮闘しつつ、終盤戦の鈴鹿戦では決勝ゴールも決めるなど攻守にわたる活躍を見せた。FWもDFもこなせる魅力的な選手だが、個人的には役者の多いFWで途中出場するよりDFで毎試合見たい。打点の高さは攻守に魅力、来年はフル出場を目指して欲しい。

JFLデビュー戦、この頃は前線起用
競り合いでは負ける感じがしなかったので安心して見れた


#38 小幡祐稀

出場記録:3試合出場(185分)0得点

駒大から加入したルーキー。3試合の出場に留まり、出場時もDFではなくサイドハーフやウイングバックでの出場となった。出場機会は限られたとはいえ、いわき戦、Honda戦と強豪相手との対戦で起用されたというのは期待の現れでもあるはず。ベンチに余らせておくにはもったいないのだが……。


#39 真下瑞都

出場記録:22試合出場(1017分)0得点

開幕直前に加入したルーキー。ロングスローを武器にSBで一時はスタメンを確保したが、後半戦は小林と鳥居が主に起用されたこともあり途中出場が中心に。ロングスローの飛距離で言えば真下の方がやや上か。守備も攻撃もそつなくこなせる選手なので途中出場で使うにはもったいない。来年以降も鳥居とのポジション争いになる予感。

ゴール前までロングスローが投げられるのは凄まじい武器


それにしても選手数多いですね、今年は。次回はMF・FW特集です。









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