見出し画像

アムステルダム⇔東京(渋谷)⇔鎌倉の3拠点生活スタート


今の自分の生活は、いわゆる「多拠点生活」である。東京(渋谷)、鎌倉、アムステルダムの3拠点。

世の中でも多種多様な暮らし方を試す人が増えてきているが、私の場合、なぜそんな生活になったのかを振り返りつつ、その考察を少しご紹介してみようかと思う。

すべてがある「鎌倉」への移住を決意
2017年11月に、拠点を東京から鎌倉に移した。翌年3月からは、仕事もオール鎌倉になり出張も少なくなったので、生活がほとんどが鎌倉だけになった。

東京に住み、東京にオフィスがある会社で働いていた当時の私は、海があり、山があり、広告がないまちに住みたかった。何もないようだけど、すべてがあるまちに住みたかった。

鎌倉での生活は、文句なかった。
山の中にあるシェアハウスに住み、毎朝小鳥のさえずりと差し込む朝日で目が覚める・・・
余裕があるときには源氏山公園で散歩をしてから出勤するという生活をしていた。
水平線が見たくなれば、10分もランニングをすれば海までも、すぐ。

人も、素敵。
自分の人生を、自分の足でしっかり歩んでいる人とも、たくさん出会った。ストレスを抱えて生きている人が多い東京とは、全く違った。

完全ストレスフリーだけでは、私は幸せになれなかった
「私は今、ハッピーだ」

鎌倉で暮らし始めたころは、そう思っていた。
が、気づいてしまった自分の特性。

完全にストレスフリーな環境で暮らしていると、エネルギーが沸かない・・・・

東京にいて、
満員電車で怒るサラリーマンさん、
上司にいじめられて苦しむ新人さん、
人の心をだますような広告たち、
人に「勝つ」ことをモチベーションに働いている人…

そんなストレスフルな世界と触れることが、
なんと、自分のエネルギーになっていたことに気付いてしまったのだ。

「なんでこの社会はこうなってしまったの?」
「もっとこうしたい!」

が、私のエネルギー。

「このまま鎌倉に閉じこもっていたら...私は、腐る!」

ということで、東京にも拠点を持つことにした。
(ちょうどそんなタイミングで、藤代健介くんよりCiftへのお誘いもあり、それに乗ってみることにした。それはまた追って。)

というわけで、週5鎌倉、週2東京(渋谷)という2拠点生活がスタートした。

始まってみると、最高にバランスが良い。

私は、「まずは自分が超健康でなければ、世の中をよくすることなんてできない」と思っている。

2拠点生活を始めて、鎌倉で心を休めつつ、東京では、エネルギーを溜めて放出をする。自分にとっての、絶妙なバランスを見つけた。
しかし、まだ先があった。

アムステルダム拠点ゲット
ひょんなことから始まったアムステルダムでのプロジェクトのおかげで
2018年9月から、1~2か月に1度アムステルダムに通うという生活が始まった。先月には、仲間と共に家を買った。

アムステルダムは、私にとって、鎌倉を超える、超絶居心地の良いまちだ。

自然資源だけでなく、社会を作る仕組みも含めて、イチ人間として存在するにはストレスフリーだと感じる。(詳しくはまた別の記事で)

ここで登場するのが、「学び」という要素だ。オランダには、日本に持ち帰りたくなるような学びのネタがたくさんある。

-----------------------------------------
東京(渋谷):エネルギー
アムステルダム:学び・リトリート
鎌倉:リトリート
-----------------------------------------

まあ、こんな感じである。

アムステルダムや鎌倉で心を整えながら、
東京で感じる課題(怒り)を解決するために、
東京で、アムステルダムでの学びを活かす。

こんな循環的な暮らしをしばらくしてみるのではないかと思う。

そう考えると、仕事をしたい場所も、
断然、課題が多い、東京だ。

今のところは。

学びのために、オランダでなにか仕事をしてみるのもアリかもしれないが。

当たり前だが、住む場所は、暮らしをデザインするにあたりとても大事だ。
別に、その場所に仕事がないから住んではいけないということも、ない。

そう、私たちは...

自由なのだ。笑。

サポートいただいた分は、自己拡張の機会に使わせていただきます。学びや気付きは、noteの記事に綴ってゆきます。