NVCを通じて "自分と相手を混ぜないこと" の大切さを学んだ

年初に掲げた自己変容要素の1つは、「他者に対しての否定のナイフを手放す」だった。なぜなら、お互いが理解・尊重し合える社会を作りたいから。これについて、ぐるぐると思考した結果、他者を全身全霊で受け止めるためのコミュニケーション手法【NVC】を学ぶことにした。

思考して辿り着いたというよりは、「舞い降りてきた」という感覚に近いが。1年前、グアテマラでのリトリートに参加し、Koko Niwaさんのワークショップを受けたときに、NVCの存在を知った。その後、本を読んだだけでは体感的に理解しきれない感じがあり、でもココさんのオンラインレッスンは日程がうまく合わず、1年が過ぎた。この目標を立てたとたん、レッスンの案内が目に入ってきた&スケジュールもばっちりだったので、迷わず受講!

6週間のコースを受講してわかったこと;
NVCは、相手と自分を混ぜないこと(つながるためのコミュニケーションなのにね)

世界中の人がNVCをマスターしたら、世界はリアルに平和になりそう
ということ。

NVCの基本ステップは、これだけ。
1)観察(評価ではない)
2)感情
3)ニーズ
4)要求

自分の中で何かざわついたときに、相手のせいにせず、”自分の感情” を認識し、受け止め、その奥にある ”自分のニーズ" と向き合い、それに責任を持つ。必要があれば、お願いをする。

まず、3)までが、死ぬほど難しい。(笑)

わかりやすいのが "怒り" の感情。
片付けをしない人がいたって、自分に "怒り" の感情が生まれるのは、その人のせいではなく、私にとって "整理整頓してある状態が大事" というニーズがあるから。ただ、それだけ。どんなに当たり前のように見えるニーズだって、あたりまえではない。

私は、どうやら、相手の感情/ニーズと自分のそれを混ぜる癖があるようだ。
基本的には、相手の感情/ニーズを優先しすぎて自分の感情/ニーズがわからなくなっているタイプなのだが、相手を100%で受け止めているようで、実は自分の感情やニーズ(しかも本質的じゃないダミーニーズ)を混ぜているので、微妙に相手の本質に辿り着けない。(笑)自分のニーズも、もちろん表現できない。

理想は、全身全霊で相手を受け止めた上で、自分を表現し、最高の答えを出すこと。そう、まゆか先生のIKERUのように。(まゆかちゃんのIKERU体験については、また改めてシェアしたい) 本当に深く繋がるためには、相手と自分を切り離すことが必要ということを、NVCを通じて学んだ。

相手を全身全霊で聴き、自分のことも全身全霊で聴く。
いずれもおざなりにしないし、混ぜない。

実践する時の難しさはまた共有するが、何をすべきかがわかったということをシェアしたところで、今日のところは終了。

サポートいただいた分は、自己拡張の機会に使わせていただきます。学びや気付きは、noteの記事に綴ってゆきます。