見出し画像

4カ月でインスタフォロワー1000人達成

今回は自分が運営するインスタアカウントが4カ月(正確には4カ月と5日)でフォロワー1000人を達成したので、その成功施策を備忘録としてまとめていきます。

フォローは41人フォロワーは1002人。フォロワー増やし目的でのフォローは一切せずに、1000人を達成することに成功しました。

今回の説明するインスタアカウントは@tokai.couple.spotです。このアカウントを始めた背景には、自分たちカップルの悩みにありました。それはデートスポットのマンネリ化にありました。

そんな不満を解決しようと思い立ち作ったのがデートスポットをまとめたインスタアカウントでした。@tokai.couple.spotを作った理由の詳細はこちらから

フォロワーを増やす施策を実行していくことで、フォロワーを増やすための学びが得られたので、備忘録としてnoteに書いていきます。今回は実際に効果のあった施策についてだけ書いていきます。効果のなかった失敗例については、今後時間が取れれば書いていきたいと思います。

画像1

フォローしてもらうまでの過程

①知ってもらう→②良いと思ってもらう→フォロー

基本は①と②の過程を経てフォローしてもらうことになるでしょう。そして自分が注力したのもこの2つ。

自分たちのアカウントでは、東海のカップルスポットなので東海地方で遊ぶ予定がない人には、フォローしてもらえないでしょう。逆に東海のデートスポットを探している人でも、アカウント自体を知ってもらわなければ、フォローまでに至りません。

①と②両方を満たしてやっとフォローしてもらえます。②の構築のほうが難しく、①のほうが簡単だと思っています。今回は①と②両方を記載していきます。②の場合数値的な効果測定ができないので、あまり参考になるお話ではないかもしれません。

今は何もせず1日5-10人フォロワーが増えます。アンケート調査の結果から、ハッシュタグからの流入と虫眼鏡マークからの流入がほとんどです。以下に詳細を書いていきます。

①知ってもらう

実際にフォロワーの方に何で知ってもらったかを20~30人にアンケートを取り、その結果を踏まえた考えと観察によっての考察を述べていきます。

※また「知ってもらう」ことだけでは、フォローには至らないと思っています。①と②を満たしてのフォローに繋がります。効果測定の数値がフォローになり、①の説明だけをすることはできず、②と相互に繋がっています。

①では大きく6つの成功体験がありました。

いいね!をつける

noteでもよく「インスタフォロワー増やし方」で説明されているものです。とにかくいいね!をつけて、自分のアカウントを知ってもらいます。

この時のポイントは②の「アカウントを良いと思ってもらえる」と関係しており、このアカウントをフォローしてくれそうな人にいいね!をつけると効果的です。tokai.couple.spotの場合、恋人がいるか、名古屋周辺に住んでいるかです。

全国のカップルがフォローしているカップルフォトアカウントのフォロワーに1日200人にいいね!を送りました。また別日に名古屋の地方メディアのフォロワーに1日200人にいいね!を送りました。

1週間くらい続けると、全国のカップルの方では3~8人、名古屋地方メディアでは、5人~10人と、後者のほうがフォローしてくれる人の割合が多かったです。

自分が持っているアカウントにもよると思うので、実験してどちらが増えやすいか検証してみるのが良いでしょう。2人の違いですが、1日200人にいいねを送るとして、10日続けたら、20人の差が出ます。

またいいね!をする数も実験しました。一人に対して1いいねをする方と一人に対して3いいねをする方に分けました。ここでは、大きな差が見られました。

これも200人に対して行い、1いいねの場合1~3人、3いいねの場合5~10人の人がフォローしてくれるという結果が出ました。

いいね!に対しての結果が以下です。

アカウントに対して、どんな人がフォローしてくれるかを自分で考える。複数出てきた場合は自ら実験してみる。一人に対して1いいねではなく、各投稿にいいねを3個つける。

※補足で、無料期間で1週間、自動いいねツールも使いました。3日間でいいねを通してのフォローは3~5人程度。一日1人増える程度。いいね!を1投稿に自動的にするもので、自動フォローやリム、コメントなどの機能は使いませんでした。フォロワーを増やしたくて、自動でいいねをつけるだけの機能はほとんど意味がないと思っています。

投稿依頼

tokai.couple.spotの投稿では、多くの人のインスタ投稿の中から写真をお借りして、投稿していました。お借りしたいというダイレクトメッセージを送り、承諾を頂き投稿していました。

ダイレクトメッセ―ジを送った人54人→許可をもらえた人36人(69%)→フォローして頂いた方8人(22%)(アカウント創設から2カ月後調べ)

という結果になりました。

ダイレクトメッセージで投稿依頼をお願いして、自分たちアカウントに興味を持ってくれた方がフォローしてくれています。一人ずつDMを送るのは手間ですが、高い確率でフォローしてもらえる手段でした。

参考程度に、以下のような文章で送りました。

こんにちは、Tokai.couple.spotの木村と申します。
いきなりDMすみません💦ただいま、東海三県でデートスポットをピックアップしているインスタアカウントを運営しています。
東海三県のデートスポットが少ないという思いから、アカウントを運営しております。私たち自身、最近東海地区でのデートスポットが少なく、困っていました。多くの人にこのアカウントでデートに行きたくなる場所を知らせることができればと思っています。【】さんの【】の投稿のお写真がとても綺麗で、恋人を誘って一度行ってみたい🌟と思いました!
そこで、Tokai.couple.spotにぜひ、【】さんの投稿を載せたいと思っております。承諾いただけないでしょうか🤲?このアカウント自体始めたばかりなので、不安が多いかと思いますが、いつか東海地方に遊びに来る人の参考になるようなアカウントになればと思っています🙌プロフィールにインスタ運営を始めた理由の記事もあります📝ご掲載検討のご参考になればと思います。よろしくお願いします。もし、許可をいただいた後でも消去してほしいとのことでしたら、すぐに消去致します🙆‍♂️一部フィルターや編集を掛けさせてもらう場合があります。また何か要望ありましたら、何なりと申しつけください🙇‍♂️承諾頂けると幸いです。よろしくお願い致します。

※【】には投稿者様の名前や投稿の場所の名前が入ります。

他人のストーリーで紹介してもらう

tokai.couple.spotで写真を貸してもらって投稿させてもらうと、借りた人に「@tokai.couple.spotさんが私の投稿を紹介してくれました」とストーリにシェアしてもらうことがあります。フォロワーが1000人の方にストーリーで紹介してもらったときに数時間以内に8人以上の方にフォローをしてもらえました。

8人共にフォローしてもらった時間が同じだったので、その人たちのフォローを調べると、ストーリーで紹介いただいた人をフォローしていました。影響力のある人に紹介されると、効果がとても大きいことがわかりました。

借りた投稿は自分のストーリーに@(メンション)をつけてシェアすると、相手に通知が行き、シェアしてくれる確率が上がります。これも実証済みで、ただ写真だけを投稿するパターンと投稿とストーリー両方のパターンだと後者の方が相手方のストーリーでシェアされやすくなります。

ストーリーに載せると相手のDMに通知が行き、DMの画面からすぐに紹介された物を自分のストーリーに載せる機能が付いているからだと思われます。

#ハッシュタグ

これが一番ややこしい部分であり、大事な部分であると思っています。20人~30人で「何でこのアカウントを知りましたか(いいね!をもらった以外)」というアンケートから、過半数以上がハッシュタグと回答していました。

ハッシュタグについては色々な分析をしました。ここでは成功例だけご紹介します。少し時間がかかるとは思いますが、フォローしてくれた人一人ひとりに何のハッシュタグをきっかけにフォローしてくれたかを聞いていくのが良いと思います。

反応の良いハッシュタグを残し、アンケートの回答にないハッシュタグは変えて、また時間をおいてアンケートを取るのが最善の策だと思っています。できるだけ多くのハッシュタグを使って徐々に流入の多いハッシュタグに絞り込んでいきました。

自分たちのアカウントの場合#名古屋デート#愛知デート#東海デートこの三つのハッシュタグから、知ってもらえた人が多かったです。この三つを中心にハッシュタグを考えながら、アンケートによる効果測定を行っています。

#名古屋デート #愛知デートで検索してもらえればわかりますが、自分たちアカウントが投稿する写真が多く検索されます。これも成功施策の一つと言えるでしょう。ハッシュタグを諦めずに何度も同じもので投稿することで、そのハッシュタグで検索した時に自分のアカウントで投稿を埋めることができます。

しかし、ハッシュタグで全然検索されないワードを入れていても、意味がありません。逆に有名すぎるハッシュタグだと自分の投稿が周りの投稿に埋もれてみてもらえません。最初は自分独自の目安ですが、投稿数が1万以下のハッシュタグを狙っていました。

そして、最終的にはアンケートで取捨選択していきます。

また大まかな良いハッシュタグを見つける施策をご紹介しておきます。他の成功要因で説明しているように自分で検証する方法です。ハッシュタグA群とB群を用意して、一つの投稿でハッシュタグA、Bを一週間おきに変えます。

この時、投稿日にA,Bを使うのではなく、投稿してから一週間ほど経った投稿でA,Bを使って実証していくのが良いでしょう。投稿日にAやBを使ってしまうと投稿日は流入が増える仕組みになっているので、投稿日に使った群のほうが優勢になってしまいます。

一週間経ってからA,B群を使い、投稿の流入解析(その投稿→インサイトを見る→一番下へスワイプ→インプレッション)よりハッシュタグから流入してきた人が一週間でどれだけ増えたかをメモしていきます。そうすることで、A,B群どちらがハッシュタグの反応が良いかを計ることができます。

ハッシュタグが多すぎて何から手を付けていいかわからない人は、まずはA,B群の実証方法で、ある程度絞ってから、アンケートを行うのが良いでしょう。

虫眼鏡マーク

こちらも、フォロワー20人~30人での「何でこのアカウントを知りましたか(いいね!をもらった以外)」というアンケートから、二番目に多くの回答をもらいました。

虫眼鏡マークとは、ハッシュタグを検索するページのことで、検索欄の下の写真から飛んできた人のことを言います。虫眼鏡マークの投稿欄では、いいねした人、いいねされた人、保存に入れた人、タグ付けされた人、友人のフォロワー、注目の人などが一覧として表示されます。自分らで何か戦略を立てて、虫眼鏡マーク露出度を多くすることはできないと思っています。ここはフォロワーやいいねが次第に増えるにつれ、徐々に露出が増えていきます。

綺麗な写真を一枚目に置く

ハッシュタグを検索してくれても、良い写真でなければ、タップしてくれません。他の投稿よりも目立つ写真を一枚目にして、タップしてもらえるようにアプローチしていきました。

どれが良い写真、悪い写真かは、人それぞれなので難しいのですが、やはり誰が見てもきれいな写真は、見てくれる人は断然多いです。

数値で測ったり、検証して絶対に効果が出ると言えないので、書こうか迷いましたが、綺麗な写真かどうかは肌感でとても重要だと思ったので書きました。

②良いと思ってもらう

②では、アカウントを知ってもらった次にアカウントをフォローしてくれるかを決める大事なポイントでもあります。アンケートを取ってどんなプロセスを通ってフォローしてくれたかを聞き出すのが難しいです。そのためどこを改善したら良いと思ってもらえ、フォローしてくれるのかを知るのが難しくなります。

そんな中②で注力したのが、プロフィールページになります。プロフィールのテキストやストーリーのハイライト、投稿数や投稿写真の映えなどです。プロフィールを見てからフォローするかを決めるだろうという仮説の元、プロフィールページの充実を図りました。

投稿写真では、「どんな名古屋のデートスポット投稿を望みますか?」と言うアンケートを元にフォロワー様に役に立てるような投稿をPickしていきました。

以下アンケート内容

a.有名ではないが、おしゃれな場所
b.綺麗な写真が撮れる場所
c.恋人と行って雰囲気が良い所
d.文字情報が豊富で、想像しやすい所
e.アクティビティが楽しめる所
f.落ち着いた雰囲気な所
g.体験ができる場所
(その他ありましたら自由にご記入ください)


また過去の投稿の良い写真から学びを得ました。良い写真とは、そのデートスポットに行きたいと思ってくれる写真。投稿を保存してくれた人はその傾向が高いと思われるので、保存済みが多い投稿から学びを得ようと思いました。保存済みが多いのは、ニッチな名古屋のスポットやペアで作る体験でした。

アンケートと保存済みを参考に投稿していくとやはり、いいね数や保存数が多くなっていきました。


※知りたい情報、質問などありましたら、気軽にコメントください。インスタのDMでも構いません。自分の知っている情報でしたら全てお答えします。また、Tokai.couple.spotを作った理由の記事も見ていただけると嬉しいです!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?