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DIGIFILM #2 フィルム粒子の話

こんにちは、mt1989です。

今回はフィルムライクな描写に欠かせない粒子の話です。

スマホサイズで見るなら、正直そこまで重要じゃないのかもしれないのですが、ぽい質感を少しでも得るためにどうしてもやらんといけないという感覚です。

では、フィルムの粒子は再現できるのかですが、基本的にはできないと理解してます。フィルムの粒子ってランダム感すごいので、Lightroomの粒子をいれるとぽいことはできるのですが、粒子を感じるレベルでかけると、なんとなーくかけてんな感がでてくるわけです。

では、そもそも粒子っているの?って話なんですけど、我らが日本人が世界に誇る濱田英明さんの作例を見ても、粒子感ってそこまで感じない。いや粒子はあるんですけど、粒子の主張はそこまでないというか、今見てますがハイライトにもシャドウにも粒子あるのに、被写体に粒子がないように見える不思議な感覚があります。

というか拡大してみても、被写体には粒子乗ってなく見える。ということからある程度デジタルで粒子感を出すためには粒子側のコントロールもいりそうな感覚です。

Lightroomは進化をあと3回程度しないとこのコントロールはできないかと思うので、他のソフトに頼るしかないのですが、現像ソフトといえば、Capture OneやLuminarでしょうか。Capture Oneはかなり有力で、マスクも切れたりして基本的にはLightroomの上位互換と思っていますが、機能が多すぎてあまり僕は使いこなせない。Luminarはガチで重い。

で、迷いに迷い色々調べていたら、Exposure X7というソフトと出会いました。全然日本人ユーザーいないし、なんやこれと思っていましたが、有名な写真家さんが使っていたことを思い出し、体験版を入れてみると。

おお、これやん

となりまして。機能はかなり充実していて、RAW現像はバッチリできる感じです。その他フィルターなどもあり、使いこなせればLightroomよりもいいんじゃろうなーと思ってますが、粒子の部分だけ使ってます。

このExposure X7のいいところが、シャドウ・ミッドトーン・ハイライトに対して粒子量をコントロールできるんです。ミッドトーンだけに粒子を弱めにあてれば、上記でいってた被写体に粒子がないように見えるなんでことも再現できたりします。(さらに色とかもある程度コントロールできそう)

ただ、まぁ粒子については自分もまだまだ思うようにコントロールできてません。自分の感覚(実際は粒子あるのにないように見える)を信じてミッドトーンに粒子を載せないのか全体に載せないのか、まだまだ問題点は多く答え探しの旅の途中です。

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Lightroomしか使ってない人は別のソフトも併用してみるもの面白いですので、誰かのヒントになれば幸い。ただ、Luminarは重い。

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