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DIGIFILM #1 デジタルがフィルムに恋して

2021年も年末になりそうな今、今更フィルムライクな写真に夢を見ているmt1989です。

ここ2021年はかなり迷走の年でした、もともと飽きっぽい性格もあり、現像での色味なんて、部屋の模様替え程度の感覚です。現代のストリートスナップに憧れパキッとした写真を作ってみたり、エモいのがいい!と謎にわけのわからん色をのせてみたり、FUJIFILMつかってるんだから、フィルムシュミレーションを活用したものをやりたい!と思ってみたり、様々な思いがあり迷走に迷走を重ねています。

それで、だいたいは全部飽きてフィルムライクに戻ってくるんですよね。おそらくフィルムカメラを買ってしまえば、ある程度解決するんでしょうが、別途レンズを揃えたりっていうほどのモチベーションがないのも事実で、数年間行ったり来たりしている状況です。

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どうでしょうか。これは最近撮った写真で、写真自体はなんてことないですが、今できる自分のフィルムライクを詰め込んでいます。昔はフィルムライクにするぞ!って考えていたら「濱田さんみたいに!」とか「ヤマカメさんの現像っぽく!」とか「もっとフィルムの質感を!」考えてたんですが、今のゴールは、「自分の思うフィルムっぽいデジタルのなにか」になっています。

フィルムならもっとシャドウは落ちてるだろうし、コントラストが~ということはわかります。かの偉大なハッシュタグ #デジタルでフィルムを再現したい がありますが、個人的に使うなら#デジタルでフィルムは再現難しすぎるので、デジタルとフィルムのいいことだけ使いたい となっているわけです。

フィルムの長所はすべて再現は無理だと割り切ったので、ではどこを抜き出すのか、個人的には以下です。

・粒子
・肌の色味

この2点にだけ、焦点をあてて現像を行っています。といってもそんな難しいことはしておらず、自分が思うフィルムの色味に持っていって、粒子をかけているだけなんですけどね。

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特に肌の色味なんて、現像屋さんやフィルムによって変わるでしょと。そうなんです。ぶっちゃけ自分が納得してたらいい()

個人的には濱田さんやヤマカメさんの色味がすきなので、黄色方向・暖色方向に肌色を寄せていくんですが、デジタルの肌色といえば基本的にオレンジである(FUJIFILMはさらにマゼンタが乗ってくる)ので、それを主張しないように黄色に寄せていく。そんな色味にしてます。

これが絶妙に難しい。

自分はいろんなプリセットを買い漁る方で、フィルムっぽくなりますと言われて購入しても、そうなんだけど自分が思ってるものと違うを繰り返して結局いろんなエッセンスを取り入れて今の形になっています。

粒子についても単純にLightroomを使うだけだとうまく行かなかったので、今は別のソフトを使っています。

詳しくは、そんなこんなで「DIGIFILM」と称してnoteを始めたので、ちょこちょこフィルムライクのことについて、お話していこうと思います。

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