性と死について考える

お久しぶりです。

昨日、一昨日と友人が出演する舞台を見に行ってきました!


設定

「死」が伝説となった未来。
『希望』を強いられることに疑問を持つ少女、モミ。自分の性に悩み『規格外』の烙印を押される少年、オモヒ。
『「死」の根絶』を切望する医師、アマテラスと
『「永遠の子供」』を育てつづける業を背負った、双子の姉アマテル。
性のない存在、詩人ツクヨミとは?
不死を分け与える、スサノオとは?
生きること。
アイデンティティ。
希望。
年齢、ジェンダー、アイデンティティ…。
すべてを超えて届けたい。
詩と演劇の化学変化、SFエンターテインメントの最新作。(上記サイトより)

いろんなテーマが詰め込まれていて、かなり壮大な物語でした。とても上演時間内だけでは解釈しきれないくらい、内容の詰まったお話です!笑


生と死 ではなく 性と死

フライヤーを見たときに、「どうしてりっしんべんが付いてるんだろう?」と疑問に思いました。

作家さんは特に、「性」について作品を通して訴えたいものがあるように私は感じました。

生と死、と言うけれど、「死」が存在するということは「生」も必然的に存在する、というのがこの作家さんの考えなのかなと思ったり。

つまり、「死」という言葉には「生」という意味も含まれていて、さらに人間の「生」には「性」が必要であるということ。そういった意味で、「性と死は隣り合わせ」という表現になったのかなと解釈しています。


生と性

この違いを明確に理解するために、とりあえず二つの漢字の意味について調べました。

なるほど、アイデンティティと2回説明にあったけれど、本性や性別からなるアイデンティティには「性」が必要なのか〜。

…でももし、人間が死ななくなったら?

赤ちゃんができなくても人間はこの世界にいるので、産む必要性はない。極端な話、男女の区別がいらない。ということは性別はあってもなくてもよくなる?

ん、性ってなんだ? 人生ってなんだ??

死への恐怖がなくなったら、人間はどんな感覚になるんだろう?


なんか、ずっと考えてたら、頭が混乱してきた…!




不死の生を手に入れたいと願う人もいるかもしれないけど、もし人類の研究でそれが可能になったら、人間という存在は根本から変わってしまいそうです。

とっても不思議な作品だ〜!

個人的にはとても興味深かったです!


それでは、またお会いしましょう*°

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