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MT4 MACDを2本線とヒストグラムに変更する方法とダイバージェンスの活用

MACD(Moving Average Convergence Divergence)は、トレーダーにとって重要なテクニカルインジケーターの一つであり、その表示方法をカスタマイズすることはトレードの効果を高める手段です。この記事では、MT4でMACDを2本のラインとヒストグラムに変更する方法について説明し、さらにMACDダイバージェンスの活用についても解説します。

MACDを2本線とヒストグラムに変更する方法

通常、MT4のデフォルトのMACDはシグナルラインとヒストグラムのみを表示しますが、2本のラインとヒストグラムに変更する方法があります。以下はその手順です。

  1. MT4を起動:

    • MT4プラットフォームを起動し、取引対象のチャートを開きます。

  2. インジケーターの追加:

    • チャート画面上で右クリックし、「インジケーターリスト」を選択します。

  3. MACDの選択:

    • インジケーターリストから「MACD」を選択します。

  4. パラメーター設定:

    • MACDの設定画面が表示されます。ここで、「MACD」タブの「MACD」の表示スタイルを「ライン」に変更します。

    • 同様に、「シグナル」の表示スタイルも「ライン」に変更します。

    • 「ヒストグラム」タブで、「ヒストグラム」の表示スタイルを選び、「OK」をクリックします。

これでMACDが2本のライン(MACDとシグナル)とヒストグラムで表示されるようになります。これにより、トレンドの変化をより詳細に分析できるようになります。

MACDダイバージェンスの活用

MACDダイバージェンスは、価格とMACDの動きとの不一致を示す現象で、トレンド転換の兆候として重要です。MACDダイバージェンスを活用するには、以下のステップが役立ちます。

  1. 価格とMACDを比較:

    • チャート上の価格とMACDを比較し、価格が新高値または新安値を記録したときにMACDが同じように高値または低値を更新しない場合、ダイバージェンスが発生している可能性があります。

  2. トレードシグナルの確認:

    • ダイバージェンスが発生した場合、トレードの逆転のシグナルとして検討できます。たとえば、ベアリッシュダイバージェンス(価格が高いがMACDが低い)は、価格が下落する可能性を示唆しています。

  3. リスク管理:

    • ダイバージェンスをトレードに活用する際には、適切なリスク管理を行いましょう。ストップロスやテイクプロフィットの設定が重要です。

MACDダイバージェンスをトレードに活用することで、トレンド転換をキャッチし、有利なトレード機会を見逃すことなく活用できるでしょう。MACDをカスタマイズし、ダイバージェンスを把握するトレーダーにとって、この情報は非常に役立つでしょう。

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