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グーニャモンスター開発日記・第零話

はじめに

第零話とか書いて、本当に続くかはわかりませんが。
グーニャモンスター発売日を明日に控え、この高ぶった気持ちを書き残さずにはいられず、ペンは握らずキーボードを叩き始めてみています。

グーニャ年表(未完)

2019年
・グーニャシリーズのはじまり「グーニャファイター」
・やっちまった、100円セール
2021年
・寺田てらさんとの出会い
・アサノハヤトさんとの再会
・野良いぬさんとの出会い
・FAKE TYPE.さんとの出会い
・超学生さんとの出会い
・SAKANAMONさんとの出会い
・野上翔さんとの出会い
・逢田梨香子さんとの出会い
・ファイルーズあいさんとの出会い
・杉田智和さんとの出会い
・井澤詩織さんとの出会い
・2Boyくんとの再会
・元テレビマンくんとの出会い
・吉本興業、板倉さん、山本さん、ゆいPさん、ゴイゴイスーとの出会い
・アメザリ柳原さんとの再会
・純情のアフィリアとの再会
・TIFゲーム部との出会い
・声優eSports部との出会い

才能が集まってきた感じがする

まだまだたくさんの登場人物とストーリーがあります。
そしてまだまだ、今は公開できない出会いと再会が続いてます。
こんなのTwitterに書ききれるわけない。
そしてnoteにたどり着いたわけです。

絵と音と音楽と映像と声と演技と、様々でありバラバラだったりもした才能とコンテンツがグーニャモンスターを囲って一つになってくれていると勝手に思っています。

テーマ曲「GO ON YA WAY」を語ってみる

初回は音楽のお話。
ゲームの話は、ゲームメディアさんを中心に紹介してもらえそうなのと、なんせ明日は発売日なので、もう是非遊んでみてください。絶対愉しめますから!

軽率な動機

さて、唐突に始まります。
寺田さんがキャラデザを担当してくれることになったグーニャモンスター。僕たちは、調子に乗ってテーマ曲とミュージックビデオの制作に乗り出した。

初手。僕たちの失敗からの産物説

最初にコンタクトを取ったのは「ナユタン星人」さん。
多忙を極める売れっ子ボカロPですがちゃんと話を聞いてくれました。
しかし、タイミングが合わず……
次にコンタクトを取ったのが「ヒャダイン」さん。
僕らの無知でわがままな要望に快くOKしていただきました。
この時の構想ではボーカル「しょこたん」こと中川翔子さん。
しかしこの時、僕らの身勝手な思惑(どちら都合のスケジュール)が「ヒャダインxしょこたん」の実現を取りこぼす結果に……

※ その後は全然知らないんですが、なんかこの作戦がコレになったんじゃないかって勝手に思っています。
『君のまんまが いいんだよ』
映画しまじろう『しまじろうと キラキラおうこくのおうじさま』主題歌

転機

なかなか実現しない楽曲制作。露頭に迷い、音楽作りなんて僕らのフィールドではないし、無理なのかもしれないと思いました。

そんな中、ゴールはミュージックビデオだからと並行して動いていた動画クリエイター野良いぬさんへのアプローチ。
野良いぬさんはどこの馬の骨ともわからぬ僕らのコンタクトに快く応じてくれた。
そして実際にオフィスまで来てくれて、色々と相談にのってくれた。

一通り経緯と構想と今の進行状況やゲームの説明を終えて、
「どなたか、仲良しでお話を聞いてくれるアーティストはいないですか?」
と、泣きついた僕に野良いぬさんが言った。(ナナヲアカリさん紹介してくれないかなという下心が正直ありました)
すると野良いぬさん「このビジュアルなら絶対FAKE TYPE.っしょ!」と。

カッコつけてもしょうがないので、失礼を承知でありのまま。
当時の僕はFAKE TYPE.さんを見て、聞いて、Youtubeのチャンネル登録者数を見て、これくらいファンがいる人なら大丈夫かな、くらいに思っていました。(超失礼なやつで本当にごめんなさい)
そんなふざけた態度が透けて見えたのか、ご快諾いただけていたお話が頓挫しそうになったりもしました。(見当違いなオーダーをしていたと思います。すみません。)

僕らは必死で、ゲーム業界のサウンドクリエイターで楽曲制作のディレクションというか、仲介というか、僕らのグーニャモンスターに対する想いをアーティストさんに翻訳してくれる人を探しました。
学生時代の同期で、大手ゲーム会社でサウンドの偉い人を務めるに至った友人に泣きついたりして。彼に紹介してもらった人に手伝ってもらい、なんとか楽曲制作は進みました。
しかし、肝心のメインボーカルはまだ不在。

これまた勝手な僕のわがままで、FAKE TYPE.のエレクトロスウィング、トップハムハット狂のラップ、そこにメロディとボーカルを入れることで、グーニャモンスターのテーマ曲になるんだって思っていた。

自分たちなりに、ボーカル候補者を探してみたものの、いろいろな人にコンタクトをとってみたものの、結局メインボーカル候補は見つからず……そんな中、FAKE TYPE.さんにご紹介いただいたのが超学生さん。

これまた失礼な話ですが当時の僕は超学生さんを存じ上げませんでした。
(アラフォーのオジサンなんでと、許してちょ……)
動画で超学生さんの歌唱を聞いて、なんつー歌い方する人なんだ!ヤバっ!って思った。(いい意味で)
そして、FAKE TYPE.さんのお力添えもあり、メインボーカルは超学生さんへと決まったのでした。

楽曲の完成と確信と確信と確信

紆余曲折あり、完成した「GO ON YA WAY」
初めて聞いたカンパケのGO ON YA WAYで鳥肌が立ったのを今でも覚えてる。僕らはスゴい才能と楽曲制作をしていたんじゃないかと……
(初めての試みのくせに……)
しかし、それが確信に変わるのはもう少し後……

確信その1

GO ON YA WAYにはとても満足し、愛している。
世界でイチバンこの曲を聞いた回数が多い人である自信がある。
通勤中も、デスクワーク中も、移動中もずっと聞いている。まじで。
当時既に確信はあったと思う。イケる!って。
でもでもでも、しつこいようだけど「確信」に変わるのはもう少し後。

確信その2

楽曲ができるとミュージックビデオの制作に入り、バタバタした日々を過ごしてました。
そんなある日、こんなNEWSが飛び込んできた。
FAKE TYPE.、メジャー・デビューを発表。"ONE PIECE FILM RED"劇中歌の楽曲提供に異例の抜擢

ぎょえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!
です、はい。
それだけです。(何も言えないくらい驚いた……)
映画が公開してすぐに観に行きました。
勝手に身内だと思いこんでいた僕は「ウタカタララバイ」が映画館に流れた時は震えた。ウタのコンサート、明るく愉しい雰囲気から一気に状況が変わる大切な場面で流れた「ウタカタララバイ」すげぇ!重要な曲だ!と思い込み(今でも心底そう思っていますが)その感動をすぐご本人にお伝えしたのを覚えています。

この時「確信」しました。
勝つる、と。
でも、これがまだ「本当の確信」ではなかったと後で知ることに……
いや、確信ではあったんですが、もっと確信になるとは……

確信その3

それがこちら。
超学生、ポニーキャニオンよりメジャーデビュー決定!メジャー第1弾リリースはPrime Video『仮面ライダーBLACK SUN』主題歌!「ついにメジャーデビューが決定いたしました」

ぎょえぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!(Part2)
です、はい。

なんなんだ。
なんなんだこれはいったい。
何が起きているんだ。
ワンピースの後は仮面ライダーだと!?
しかも、ブラックサンてブラックのことやんか!
ゴルゴムの怪人やっつける人の話やんか!

グーニャモンスターもそのテーマ曲もミュージックビデオも、一生懸命作ってはいるけども、たかがグーニャモンスターやぞ?!(謙遜です。開発メンバーの皆ごめんね。)
そんな気持ち。

僕たちにとってのGO ON YA WAY

FAKE TYPE.さん、超学生さんからしたらこれは才能であり、努力の結果であり、数ある中のたった一つの成功であり、始まりであり、通過点でしかないけどやっぱり大きな狙っていた結果であることは間違いないが、正直僕らにとってはラッキーパンチ。

こんな最高の楽曲「GO ON YA WAY」という武器を手に入れたグーニャモンスター。野良いぬさんを中心に仕上げていただいたミュージックビデオも最高の出来。ほら。
FAKE TYPE. "GO ON YA WAY feat.超学生" MV - YouTube

まだまだこれからGO ON YA WAY

もっと知られるべき曲です、本当は。
僕らが音楽の世界での戦い方に慣れていないから、経験が浅いから。
本当はもっともっと広がって羽ばたいていくはずの曲。
そして、まだ僕は諦めていません。
このグーニャモンスターのテーマ曲「GO ON YA WAY」が本来行けるところまで行くことを。

明日のグーニャモンスター発売はもちろんこの曲の起爆剤になってくれるはず。
そして、少しずつ培っているはずの僕らの情報発信力。
これからも、グーニャモンスターとそれを囲う才能が作り上げたコンテンツが、1年くらいかけて、しっかりと広がっていくんです。絶対。

やっと俺らのターン

明日2022年12月4日19時
僕たちに、MUTANに、グーニャモンスターに関わってくれた人達への恩返しが始まります。
やっと、もらっているだけの日々が終わります。

こんなにダラダラと、高ぶった気持ちを、読んでくれる人がいるかもわからないのに書いてみて、数日後とか数カ月後とか数年後に恥ずかしくなったりもするのかなぁとか思いつつ。
でも、今日は、自分の言葉を大切にすることを学んだ日なので、不器用なりに書いてみました。

伝えたい想いや、自慢したい話はグーニャモンスターに関わってくれた人の数だけあります。だから、きっとこのnoteの続編はあるんだろうと今は思っています。

それでは、長文駄文に付き合ってくれたそこのあなた、ありがとうございました。

ぐにゃぐにゃのぼくたちが織り成す
満身創痍でも I'll be back (Yeah!)
ふわふわり浮いたってまだいける
24/7 大騒ぎだ

ぐーーーーーーーーーーーーーにゃ、もぉんすたぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!


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