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(39)去るとき跡を残さず

お盆休みだったみなさんはいかがお過ごしでしたでしょうか?台風の隙を見て山へ行かれた方もいたかな?私も山の上で涼みたいです〜

今回の【お山のマナーブック令和版】はテント泊のマナー。前回に引き続き、「石」がキーワード。コロナでテント泊が増えたと思いますが、あんまり意識していない人が多いかもしれないなと。

https://note.com/mt_suzukimiki/n/nb3f67f26b886

この連載は、当たり前のことから山ならではのことまで色々ある登山マナーを再考していきます。そもそもよく理解していなかったり、昔から語り継がれてきたなかには、時代とともに解釈が変わってきた、あるいは不要なのもあろうかと思っています。
そこで、昭和の登山ブーム世代を先輩に持ち、平成の山ガールブーム世代を後輩に持つ私が、これまでの経験と体感から今の時代にフィットした解釈をしてみようと!
あくまでも個人の解釈ですから、ここに書いたことを山で守っていない人を見かけてもその人が間違っていると思いこまないようにしてくださいね。

週1回更新(目標)、全50回(予定)でお送りします。自主出版化を目指します(野望)。ご支援よろしくお願いします。

第一回から抜粋

山でのテント泊では、地面が固くペグが刺さらないことがあります。そんなときは張り綱を石に巻いて、重しにしてテンションをかけます。岩稜帯のテン場ではそちらのほうが多いかもしれませんね。そこで利用した「石」、テント場を発つときどうしていますか?

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