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Teamsのバグ

 今年もTeamsと格闘する季節が始まった。非常勤先のオンデマンド授業の開始である。
 昨年,動画と課題を順番に見るように並べて公開したが,順番を飛ばして課題だけやるような人がいると感じた。そこで,今年は,Formsで順番をガッツリ固めて,途中で「この事例について何か考えて書きなさい」というのを記入しないと先に進めないようにした。
 動画や質問,課題をはさみこんでひとつながりのフォームに仕立てて,1回分の授業のコンテンツを構成するというやり方は,すでに自分のところでGoogleフォームを使って経験済み。Microsoft社のTeamsには,Googleのフォームにあたるものがあるだろう,と思って探してみて見つけたのがFormsだった。
 相変わらず,Teamsはあまりわかりやすくない。ただ,Teams上でFormsに仕込んだ動画や小テストなどを一つの課題として提示できること,それを大体の学生はなんとかこなしてくれることがわかったのが今回の収穫。
 ただ,授業の配信が始まってみると,「課題が見つけられない」との訴えがちらほら出てきた。非常勤先の職員に電話をしてたずねたところ,iOSのデバイスからTeamsを使うと,チームの中の課題が表示されないバグがあるのだという。チームの中に入らずに,「課題」を開くとちゃんと課題にたどり着けるという説明を受けた。
 実際には,その担当部署では以前にそのバグについては学生に周知して,対応方法も知らせているということだったが,残念ながら学生さんの中にはそのことを知らない人もまだ一定数いたらしい。
 Teamsから開けないのならFormsのリンクを直接知らせるなどする必要があるかと構えていたが,問い合わせてきた学生さんからも「開くことができました」と連絡があり,一安心だ。
 それにしても,変なバグがいつまでも残っているもんだな。

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