見出し画像

なぜそう変換する

 たまたま文書で「中小企業家同友会」という文字列を入力しようとしたときのことだ。
 私はかな入力なので,かなで「ちゅうしょうきぎょうかどうゆうかい」と入力した。ところがそれを漢字に変換すると,なぜか必ず「中小企業家同友会医」というように,最後に「い」が余計にひとつくっついた変換になってしまう。「い」がつかないただの「中小企業家同友会」は候補にさえ出てこない。最後の「い」は他の漢字にも変換可能だが,「い」を抜いた「ちゅうしょうきぎょうかどうゆう」までで変換してやっても「い」が出現することはない。
 試しにローマ字入力でも変換してみたが,挙動はかな入力と同じだった。
 「中小企業家同友会」を「ちゅうしょうきぎょうかどうゆうかい」の読みで変換辞書に登録してみた。すると,一応変換候補には出てくるようになった。だが,候補のトップは「中小企業家同友会医」と余計な「い」がついたもののままで,揺るがない。
 macOSの日本語入力にも困ったものだ。ときどきこういうわけのわからない不思議な振る舞いをしてくれる。仕事でなければ面白がってもいられるのだが,何しろ仕事の効率が落ちるような仕様は,なんとかしてほしい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?