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マイクロフォーサーズからフルサイズへ

Olympus E-M10 mark2 の故障をきっかけに機種変更
悩んだ結果、Nikon Z5 のフルサイズミラーレスを購入
カメラ選びの経緯とそこで得た感想をまとめたい

2023年7月

センサーサイズ
現在は、ミラーレスのエントリー機であれば、
フルサイズと他センサーで価格差、重量差がほぼない(レンズは除く)

その僅かな差を気にしてフルサイズを渋っていたが、
「いつかフルサイズを使ってみたい」
ことあるごとにわいてくる、この気持ちを何とかしたいと思った。

多少重くてかさばる点は、使ってから後悔することにした。
買わずに後悔するより、精神的に良いはずだ。

メーカー
「EVFの綺麗さ、シャッター音、Zマウントの評判」
この3点からNikonを選んだ。

音は意外と重要で、撮ってる感の演出に一役買っている。
スペックなど調べはしたが、結局はフィーリングが重要だった。

欲しいカメラを手にするのが一番こころに良いと思う

やたら固いダイヤルが、そのボディの堅牢さを誇示してくる難点も
カメラを気に入っていればこそ、好きになれる気がする

レンズ
・40mm f/2.0
好きな画角の単焦点で迷わず決断。
写りも良くて大満足。
YouTubeで解説動画を見るほど愛用のレンズとなった。
装着した見た目もかっこいい。

・24-50mm f/4.0-6.3
キットレンズへの偏見から購入を渋ったが、
キャンペーンで実質0円だったのと、旅行で使えるかもと思い購入。
欲を言えば望遠側にもズームが欲しかったが、
50mmで止まるのが使いやすくて意外と気に入っている。

 このレンズ、Z5と組み合わせると暗いところで全くフォーカスしない。
 光が面白いところでこそ、撮影に苦労すると思うと、
 これ1本で何でもいける!とは思えない点には注意が必要か。

購入後の感想
写りは最高!
立体感が違う、とわかったことを言いたくなる。
室内やくもりのふんわりした光だと、その良さが際立つ。
日光ガンガンの屋外だと、正直そこまで違いはわからない。

結局は、撮る人の腕によるのだと思い知らされる。
これからは素材を活かすべく、RAW現像に取り組みたい。

他メーカー
カメラコーナーの機体をさわった感想など
Canon:50mm f/1.8レンズが小型なところがうらやましい。RPが軽すぎて魅力的だったが、EVFの写りと音がいまいちか。
Sony:本体の機能性が高いが、値段も高かった。
FUJIFILM:X-S20はすごい。バッテリー持ちがすごい。けど売ってない。
フイルムシミュレーションは楽しそう。Nikonにはピクチャーコントロールがあるので、それで代用しようと思う
OMsystem:建替えられた我が母校Olympus。質感高いOM機は◎。多機能なところも良く、なぜ売れないのか疑問。特に望遠レンズが好きならOMが良いと思う。
Panasonic:G100がちっこくてかわいい。正直買おうとしていたが、EVFが残念で見送った。本当に惜しい。後継機にかなり期待している。
RICOH:GR3xがすごい。起動も電源オフもはやくて最高だと思う。カメラが重くて嫌になったらこれを買おう。

感想
どのメーカーにも特色があるカメラやレンズがあって非常に悩ましかった。
店頭だと液晶が綺麗なカメラが売れると思う。
コンデジも、現像すれば描写力はそん色ないはずなのに、
気持ちがそこまで引っ張られないのは、液晶や本体の質感のせいだと思う。

小さなカメラで素敵な写真を撮るのはあこがれるけど
いまだにカメラの質感と価格のギャップを整理できない。

大きなカメラを求めるこころには、
自分のこれからの写真への期待の大きさが表れているようだ。

自分で納得できる写真を撮れるようになったとき、
また違った視点でカメラを選ぶことができると思う。

その時まで、大切にこのカメラを使ってゆきたい。


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