愛について
ごきげんよう。
さて、愛の話をしよう。
─────。
俺はお酒が好きだ。
お酒を美味しく飲むために生きている。
仕事だって、音楽だって。
美味しい料理だって、すべてはお酒に帰属する。
─────。
そこそこ強いので、お酒はたくさん飲める。
お酒に愛されている。
この点については、日々神に感謝して生きているぜ。
──────。
毎晩だなんて、当たり前さ。
朝も昼も、本当はずっとお前と愛しあっていたい。
明るいほど気持ちいい。野外もいいね。
だが仕事がある、平日はそうもいかないし、
限りある命だ、無理はしないようにしてる。
ごめんな。
寂しい思いさせてしまって。
──────。
「もう2度と酒なんか飲まねぇ」
こんな言葉を何度もきいたことがある。
二日酔いのセリフだ。
常套句には決まって続きがある。
「でもまた飲んじまう」
うん、わかるぜ。
だがな。
もう酒を飲みたくねぇなんて、俺は一度たりとも思ったことはねぇぜ!
だってさ、
俺は「二日酔い」さえ「愛している」から。
確かにキツいさ。
でも、
二日酔いで食べるカレーやラーメンの旨さよ!
これに尽きる。
五臓六腑に沁み渡り、
まるで黄泉から生き還るが如き心地。
格別じゃないか。
考えてみたらこれは、
「二日酔いのおかげ」
そう思わないか?
お酒が、命の大切さを再確認させてくれてるのさ。
だから俺は自ら率先して二日酔いに成りたい。
半端に強いもんで、中々なれないんだけどね。
ああ因果。
─────。
んで、愛の話だけどもさ、
優しいとか、一緒に居て楽しいとか、
居心地良いとか。
可愛いとか、綺麗とか、
エロいとか。
所謂長所だけじゃなくて、
案外「厳しさ」だったりが、大事だと思うんだよ。
ケンカしたり、黙りあったりしてさ、
でも仲直りしてさ。
そうゆうとき、当たり前の関係の大切さを再確認できるじゃん。
お酒と一緒だね。
─────。
そしてもうひとつ。
愛と呪いの違いだってね、そんなにないのだ。
例えば「ひとつの愛」に「もうひとつの愛」が重なると、
泡沫は弾けあい、時として悲劇を生むしね。
過剰な愛もそう。
お互い酷いことになって、
後悔だってする。
でも、
人生に於いては其れもオツなもんで。
「もう同じことは繰り返さない」って、
反省して、成長できる。
愛は、たまに「つらい」
それでも「愛は愛」なんだ。
お酒と一緒だね。
─────。
最後にもうひとつ。
「酒」じゃねぇんだって。
「お酒」なの。
呼び捨てにされちゃあツラいぜ。
さて、今日は久々の休肝日だ!!!
くそーー飲みてぇーーーー!!!
THE END🍺
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