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英語学習における素振り

高校野球常連校の野球部員やプロ野球選手は、恐らく毎日、何百回、何千回とバットの素振りをしているのだろうと思う。かく言う私も、週に1回程度のテニススクールの為に、ラケットの素振りを頻繁に行っている。

さて、英語を学習されている方は、どういった素振りをされているだろうか。

英語学習における私の素振りは、やはり音読である。
商売柄、英語学習に関するコメントを求められることが少なくないが、いつも「精読した文書」(あなたの音読用資産)を繰り返し音読することを勧めている。

2週間前、この「英文音読会」を始めた。
対象文書は、英検2級の過去問としている。
で、発見した。素振りは、自分の英語レベル、或いは自分が目指す英語レベルよりやさしい教材で行うべきである。
何十回、何百回と同一のやさしい文書を読むことで、見えてくることがある。

何より、何百回も同じ文書を読むと、とてつもなく速く読めるようになる。それは、その文書を覚えてしまうからである。
文書内の単語やフレーズが自然とあなたの体内に浸透するのだ。
無理する必要は無い、自然とそうなるのだ。

そして、やはり英検の問題はいい。
英検2級の長文をたくさん読み込み、それをアウトプットできるようになれば、英検1級の英作文で要求されるレベルをはるかに超えられると思う。

細かいことは考えず、ひたすら同一文書の音読を繰り返す。
細部にこだわり、閃きの瞬間を待ちながら、ひたすら同一文書の音読を繰り返す。
新しい文書を読みたくないから、あなた自身の手垢だらけの文書を、ひたすら繰り返す。

ひたすら繰り返すことで見えてくるものは、人それぞれでしょう。

しかしながら、実際、一人では、音読は継続できない。
偉そうに書いている、私も、なかなか継続できない。
さあ、皆さん、一緒に音読しましょう。
仲間が居れば、怖くない!(笑)


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