もう一度たしかめよう!MTGの楽しさ
こんにちは。「あかぼう」です。
今回は
マジックザギャザリング(以下MTG)に興味があるけど面白いのかわからない
MTGを始めてみたけど挫けそう
このような方のための記事を書いてみました。
個人的な意見からMTGの楽しさを解説しようと思います。
この記事を読めば、あなたに合ったMTGの楽しみ方を探し当てることができるかもしれません。
筆者も長らく断続的にMTGを遊んできて、このような楽しさを発見することができました。
皆さんのMTGライフの助けになれれば幸いです。
前提と個人的な意見
まず前提として主張しておきたいことがあります。
それは、この記事や私の意見は「勝つことが楽しい」を否定しているわけではありません。
個人的な意見をとしてMTGは勝つのが楽しいのでは無く、勝つための活動そのものが楽しいと考えます。
つまりMTGはゲームの中と外の体験こそが楽しいのだということを主張したいのです。
以降ではMTGの面白さをゲーム内とゲーム外に分けて説明していきましょう。
ゲーム内
ますはゲームをしている時の体験を中心に解説します。
色による読み合い
MTGでは戦場に出ている土地の種類により、プレイヤー同士の読み合いが発生します。
なぜなら土地から出るマナの色によって、使えるカードの種類が限られるからです。
緑色のマナが出る土地しか戦場に出ていないプレイヤーは、クリーチャー(プレイヤーの味方)を取り除くカードをプレイすることはできません。
緑のカードにはクリーチャーを直接、戦場から排除する効果が存在しないためです。
このため麻雀のような相手の手の内を探るような読み合いが発生します。
また相手が使い終わったカードを置いておく場所(墓地)も、いつでも確認できるため対戦相手の戦略を読み取る材料として重要です。
このようなゲームの要素により読み合いの駆け引きが発生し、スリリングなゲーム体験を生み出してくれます。
対戦中のやり取り
リアルで対面する形での話になりますが、対戦中のやり取りからもスリリングな体験を得ることができます。
それは必殺のカードをプレイした時に、対応されるかされないかのスリルです。
勝負を決める高コストのカードをプレイして通ったときの爽快感。
そして、対応されて打ち消されたときの絶望感。
このような体験は筆舌に尽くせないほどの刺激をもたらします。
ゲーム展開のインフレ
MTGはゲームが進めば進むほどゲーム展開がインフレします。
土地は1ターンに1枚ずつ置かれていくので、ターンを経るごとに使えるマナの量が増えていくからです。
ゲームが進むほど高コストのカードがプレイできるので、派手な効果を使ってゲームを終わらせることができます。
ゲーム序盤と比べると、その必殺カードに対応して反撃に出るなどの激しいやり取りも生じるでしょう。
このように展開が徐々にインフレすることにより、ゲームにドラマ性が生まれるのです。
ランダム性
MTGはプレイするたびに異なるゲーム展開が生まれます。
デッキ(山札)をシャッフルすることで、毎ゲームごとに手札にやってくるカードが異なるからです。
同じカードでも引いてくるタイミングの違いで、大きく展開に影響してきます。
しかし、デッキ構築によってはそのランダム性を弱めることができるのです。
特にスタンダードやモダンなどの構築戦フォーマット(レギュレーション)では、同じカードや同じマナ域のカードを多めに入れることで、序盤の展開を限定したりできます。
このように柔軟にゲームの特性をコントロールできるのもMTGの魅力でもありますよね。
ゲーム外
奥深さ
MTGは世界一複雑だと言われるくらい奥が深いゲームです。
電ファミニコゲーマー「『マジック・ザ・ギャザリング』は「現在もっとも複雑なゲームのひとつである」という研究論文が公開。アルゴリズムが最善手を計算できない場面も」
膨大な種類のカードから生み出される数々のゲーム展開は、とても通常の人間には把握しきれないものがあります。
ですが、その奥深さにも一定の法則や定石が存在します。
現代に存在するデッキのほとんどが6大アーキタイプのどれかに属していますし、ゲーム中のプレイングにも一種のお約束があるのです。
決して理解できないほど難しいゲームではないことを、ここで主張しておきたいと思います。
発見と学習による成長のよろこび
上述したとおりMTGには様々な定石やお約束があります。
これらを習得することで、ゲーム中のプレイを洗練することがでしょう。
まるでRPGで主人公が成長するがごとく、あなたが強くなることができる余地があるのです。
様々な遊び方と自由度
MTGには様々なルールの取り決めの違いによるフォーマットが存在します
その気になれば好きなだけ自分の基準で遊び方を作っても良いほど懐が深いゲームでもあるのです。
事実、本場アメリカで流行っていると言われる「統率者戦」は元々、MTGユーザーが独自に作り上げたルールが元になっているようです。
あろぱら【MTG】統率者戦(EDH) 約20年の歴史を一気に読む
そのほかにも「キューブドラフト」といった、自分でドラフトするカードの束を自作し遊ぶフォーマットもあります。
MTGはデッキ構築だけでなく、遊び方でも自己表現が可能なのです。
まとめ
今回はゲーム内とゲーム外の観点からMTGの面白さを解説してみました。
ゲーム内では
立っている土地の色により、読み合いと駆け引きが生まれる
対戦中のスリリングなやり取り
ゲーム展開がインフレしてドラマ性が生じる
デッキのシャッフルにより毎回、異なるゲーム展開になる
ゲーム外では
世界一複雑なゲームと言われるほど奥が深い
でも理解できないほど難しいわけではないので学習してプレイを洗練できる
ひとつのフォーマットに固執しなくても、様々な遊び方があるので選択の余地がある
しかし、このような面白さもMTGの基礎的な知識がなければ楽しむことは難しいでしょう。
これからはMTGの基本となる情報を、できるだけ具体的にお伝えできるような記事を書いていきますので、よろしくお願いします。
今回は以上となります。ありがとうございました。
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