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オタクのEDHデッキ紹介《耐え忍ぶカー、ケンバ》

皆様お久しぶりです。
リアルでの生活が忙しかった事もあり、新しいデッキを投稿する感覚が空いてしまいましたが今日は久々に記事を書いてみようと思います。

今回の統率者は「ファイレクシア:完全なる統一」で登場した白のクリーチャー《耐え忍ぶカー、ケンバ》です。

《耐え忍ぶカー、ケンバ/Kemba, Kha Enduring》

能力を説明すると、自分の場に猫タイプを持ったクリーチャーが出るたび、
そのクリーチャーに自分がコントロールしている装備品1個を無料で装着する事が出来る、という物になります。
また、インクの染みで結構忘れられがちではありますが、
自分を含め自分の全ての装備品がついている猫クリーチャーに+1/+1の修正を与える事が出来ます。
(一番下の能力は本当にインクの染みの為割愛させて頂きます)

さて、早速ではありますがケンバ君のデッキリストの紹介に移ろうと思います。

デッキリストを紹介した所でこのデッキの中核となるクリーチャーと装備品を紹介していきたいと思います。

①《王の摂政、ケンバ/Kemba, Kha Regent》

同じケンバではありますが違うクリーチャーなので一緒に戦場に立たせる事が可能です。
能力は自分のアップキープの開始時に《王の摂政、ケンバ》についている装備品1個につき2/2の猫クリーチャー・トークンを生成する、という物になります。
もちろん出てくるのは「猫」の為、統率者と組み合わせると戦場にある装備品を猫トークンに装着する事も可能です。
意外と放置できない能力な為、かなりのヘイトを買うのでこの子には呪禁や破壊不能を与えられる装備品を付ける事をオススメします。

②《威厳あるカラカル/Regal Caracal》

この子は可愛らしい見た目をしておりますが、かなり危険な猫さんです😺
戦場に出た際に絆魂を持った1/1の猫クリーチャー・トークンを2体生成し、
自分の他の猫全員に+1/+1の修正を与えつつ、なんと絆魂まで付与してしまうのです!
もちろんカラカル自体も猫、出てくるトークンも猫なのでケンバがいれば装備品を付けてしまう事も可能なんです😸カワイイヤッター♪

③《戦闘の神、ハルヴァール/Halvar, God of Battle》+《領界の剣/Sword of the Realms》

(当たり前ですがこのおじさんは猫ではございません)
こちらのクリーチャーは自分の装備品が付いているクリーチャー全てに二段攻撃を付与するといった豪快な能力を持っています。
また、意外と知られていないのですが下の能力で各戦闘の開始時にあなたのクリーチャーに装着されている装備品を他のクリーチャーに移し替える事も可能なんです。
こいつの使い方としてはまず統率者である《耐え忍ぶカー、ケンバ》に装備品がたくさん付いた状態で攻撃します。
するとブロックに回る事が出来なくなってしまう為、ケンバについていた装備品をハルヴァールを含めた他のクリーチャーに付け替えて各対戦相手の戦闘開始ステップで装備品を付け替えて攻撃にも防御にも回れる様になるという優れたクリーチャーなんです。
裏面の装備品側はあまり使う事はありませんが、後述で説明する《リザレクション・オーブ》の様な能力を与える事も可能なので覚えておきましょう。

④《典雅な襲撃者/Adorned Pouncer》

あら可愛らしい黒猫ちゃん😸と思ったそこのアナタ!
このクリーチャーはとても危険な能力を持っている為扱いには十分に注意して下さい。
こちらのクリーチャーは2マナ1/1二段攻撃、と一見シンプルな能力の様に見えますが、統率者と装備品が場にある状態で戦場に出ると装備品が付いた状態で二段攻撃になるのでとても凶悪な悪猫へと変化します!
《梅澤の十手》や《火と氷の剣》等が装備された典雅な襲撃者はもう手が付けられません。
じゃあ除去しよう?ちょっと待った!
こちらのクリーチャーはなんと永遠という能力を持っており、5マナを支払う事によって自分の墓地から4/4ゾンビである事を除き典雅な襲撃者のコピーであるトークンとなって戦場に蘇ってくるのデス…☠
4/4二段攻撃だけでも手が付けられないのに装備品が付いたら…もうお分かりですよね?

⑤《鎧の空狩人/Armored Skyhunter》

先に念押ししておきますがこれは猫です。イイデスネ?
最後にこちらのクリーチャーもご紹介致します。
《鎧の空狩人》は「見たら絶対に焼け!」の1枚でもあります。
能力はというと、《鎧の空狩人》が攻撃するたび、自分のデッキの上から6枚を見てその中にある装備品もしくはオーラカードをタダで戦場に出し、かつ自分のクリーチャーに装着しても良い、という物になります。
もしもその中に《ナザーンの槌》があったら?《巨像の鎚》があったら?
もう手が付けられなくなってしまう為見たらすぐに保健所に送ってあげましょう😿

さて、クリーチャーの説明はこれぐらいにして次はメインで使う事になるであろう装備品の説明をしていこうと思います。
1から10まで説明しているとキリが無くなってしまうと思うので、本日は4つだけご紹介していこうと思います。

①《統率者の板金鎧/Commander's Plate》

まずは何と言ってもコレ!
《耐え忍ぶカー、ケンバ》に装着する事で+3/+3修正とプロテクション(白以外)を得る事が可能なんです。
1ターン目に統率者の板金鎧、2ターンに《耐え忍ぶカー、ケンバ》が戦場に出てそのまま装備という動きがこのデッキの最強ムーヴとなります。
こんな強い装備品が800円?!意外と安いな…と思い当時統率者レジェンズが発売した頃に購入したのですが、今の価格はなんと2,000円越え…😿
でも単色系殴りジェネラルにおいて最強と言っても過言ではないカードなのでぜひ皆様も購入してみて下さい!

②《鎖鎌/Kusari-Gama》

え?何何何何??何ソレ何ソレ?????
って思った人、めちゃくちゃ多いと思います。
コチラの装備品は装備しているクリーチャーがブロックに参加しているクリーチャーにダメージを与えるたび、防御側のプレイヤーがコントールしている他の各クリーチャー全てにもそれに等しいダメージを与える、といった物になります。
「ん?ごめん良くわかんないんだけど?🤔」という人向けに簡単に説明すると、ケンバの攻撃をブロックしなかったら統率者ダメージで死ぬかもしれないけど、ブロックしたら君のクリーチャー全員に同じ値だけダメージ飛ばすからね!
という装備品になります。ぜひお試しあれ☆

③《リザレクション・オーブ/Resurrection Orb》

ここまで数々の悪行を目にしてきた人が思う事は1つだと思います。
そう、「《耐え忍ぶカー、ケンバ》を除去しちゃえば良いんじゃね?」と
なので彼を守ってあげる装備品が必要という事でこちらのカードをご紹介!
コチラのカードは装備しているクリーチャーに絆魂を与えるだけ、といったシンプルな能力なのですが、メインはその下の能力です。
装備しているクリーチャーが死亡するたび、そのクリーチャーを次の終了ステップの開始時にオーナーのコントロール下で戦場に戻す、という物になります。
つまり、ケンバくんに装備した場合終了ステップに戦場に戻って来て、またこの《リザレクション・オーブ》を装着して…という状態になり、半不死身状態のケンバくんが完成します☆
《フェリダーの君主》を採用している関係で意外と絆魂の部分が役に立つ事もある為、このデッキには必須のカードだと思っています。

④《ナザーンの槌/Hammer of Nazahn》

元々統率者2017にのみ収録されていたこのカードですが、ダブルマスターズ(2XM)で収録された事によりとってもリーズナブルな価格で買える様になりました♪
能力はというと、《ナザーンの槌》や他の装備品が戦場に出る為、あなたのコントロールしているクリーチャー1体にその装備品を無料で装着しても良い、という物になります。
更に《ナザーンの槌》自体を装備しているクリーチャーには+2/+0の修正と共に破壊不能が付与される為とても強力な装備品です。
また、これも意外と知られていない能力なんですが「ナザーンの槌や他の装備品が出るたび~」という能力はナザーンの槌が戦場にさえあれば誰かに装備されていなくとも誘発します。
ですのでナザーンの槌を統率者に装備し、統率者に破壊不能を与えた上で自軍の猫ちゃん達を安全に強化してあげましょう😸♪


さて、最後に《耐え忍ぶカー、ケンバ》を使うにあたって注意すべき点を何点か解説してこのデッキ紹介を終わりにしようと思います。

①《耐え忍ぶカー、ケンバ》の能力について
ケンバの能力はケンバや他の猫が戦場に出たとき~という誘発型能力になる為、装備してもいいですか?という一瞬の隙が生まれます。
戦場に出た瞬間に装着される訳ではないのでそこだけは注意しましょう。

②《鎧の空狩人》の能力について
よく勘違いされるのですが、《鎧の空狩人/Armored Skyhunter》の能力は6枚の中から装備品かオーラを戦場に出しクリーチャー1体に装着する、までが一連の能力となる為、戦場に出た後装着にスタックして除去したい!というのは出来ません。
その為このクリーチャーが動き出す前に必ず除去をしましょう。

③《忍び寄るレオニン》の能力について
こちらのカードは戦場に出るに際し「秘密裏に」プレイヤーを1人選びます。
選ぶだけなのでプロテクションは関係ありませんが、秘密裏に選んだプレイヤーが攻撃して来た際に対象に取るクリーチャーは呪禁やプロテクション等に引っかかる為注意しましょう。
また、この「プレイヤーを公開する」という能力は1度使ったら《儚い存在》等でブリンクでもしない限り基本的に1ゲームには1回しか使えず、プレイヤーを選び直す事も出来ない事も注意して下さい。
(ちなみに僕は戦場に出る際にスマホのメモ帳に書き込みして、能力を使う際にそのメモ帳を公開するという形をとっています)


さて、以上でデッキ紹介を終わりにしたいと思いますが如何だったでしょうか。
今回紹介では触れていませんでしたが基本的にはトランプルと装備品を2~3個ほど付けて《生体融合外骨格》で殴れば大体の人はワンパンで倒せます。
最初から感染を持った猫の《敗残のレオニン》もあるので毒殺も撲殺もどっちの方面からも攻められる良いデッキだと思います。
注意すべき点としては先に装備品を戦場に並べてから猫たちを展開しないと微妙な動きになる為、序盤の立ち回りには注意しましょう。

また、私事ではございますが今年の6月に幕張で開催されるマジックコンベンション幕張2023のコマンドゾーンに2日とも参加する予定です。
持って行くデッキはまだ未定ですが、レベル5~7ぐらいを意識したデッキを4個ほど持って行く予定なのでこの記事を読んで下さっている皆様とも楽しく統率者戦で遊べたらと思います。

それではまた次回のデッキ紹介でお会いしましょう!
さようなら👋😸

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