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オタクのEDHデッキ紹介《混沌の目、オカウン》&《知恵の目、ゼンドスプルト》

お久しぶりです。
いつもこんな記事を読んで頂き本当にありがとうございます。
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さて、今回のデッキリストですが、前々からコイン投げデッキを4年ぶりぐらいに組み直したくなったので今回は《混沌の目、オカウン》と《知恵の目、ゼンドスプルト》を共闘にしたデッキを組んでみました。
この2人、キャラのイラストも好きだし能力もとっても好きなんですよね。
まずは能力をご覧下さい。

《混沌の目、オカウン》
《知恵の目、ゼンドスプルト》

テキストは長いんですが、能力は至って単純なのでまずは赤いオカウンの方から説明します。

まず最初にこの子らは自分の戦闘フェイズに入る度にコイン投げを『負けるまで』行います。
オカウンはプレイヤーがコイン投げに勝つたびに自身のパワーとタフネスを2倍にします。
3/3⇒6/6⇒12/12⇒24/24⇒48/48⇒96/96⇒192/192⇒etc…

頭悪そうなイラストなので能力もすごく脳筋な事が伺えますねw

さて、それに対して青いゼンドスプルトの方はプレイヤーがコイン投げに勝つたびカードを1枚引く事が出来ます。
もちろんこちらも負けるまでコイン投げを行い、オカウンの分もカウントする為仮に2匹で10回成功した場合、オカウンのパワーとタフネスは3の10乗倍になり、あなたはカードを10枚引く事になります。

でも2分の1を連続で当て続ける事なんで不可能でしょう?
今そう思った人も多いと思います。
そこでこのカードの出番になります。

《クラークの親指》

カードイラストは少し不気味かもしれませんが、コイン投げを行うデッキにとって必須級の能力を持っています。
このカードはあなたがコイン投げをする場合、代わりに2枚のコインを投げ、片方の結果を無視するという物です。
なのでこのカードを置いた状態であれば連続でコインを当て続ける事も不可能ではありません!
もちろん、コイン投げに勝ってカードを引いたりパワータフネスを2倍にした所でゲームには勝てません。
そこで下記の2枚の出番になります。

《酒場の悪漢》

こちらのカードはあなたがコイン投げに勝つたび、宝物トークンを2個生成する、という物になります。
なのでもしもコイン投げに5回買った場合、なんと宝物トークンを10個も生成する事が出来てしまいます!
コモンカードなのでお財布事情にもとっても優しいですよ☆

《チャンドラの灯の目覚め》

こちらのカードは自分のコントロールするクリーチャー1体を対象とし、自身のパワー分のダメージを対象のクリーチャー以外のクリーチャー全部と各対戦相手に与える事が出来ます。
なのでパワー48になったオカウンに《チャンドラの灯の目覚め》を打つとオカウン以外の全てのクリーチャーと対戦相手に48点のバーンダメージを飛ばす事出来る為、これ1枚で3人同時にKOする事が可能です。
(ちなみに僕はこのカードの事を「チャンドラのムカ着火ファイアー」と呼んでいます。)

さて、話は長くなりましたが僕のデッキストを公開します。
改善点は多いと思いますが、あくまでエンジョイする事を目的に組んでいる為、勝利を目指したい方にはあまりオススメ出来ません。

デッキリストを紹介した所で相性の良い組み合わせ等をご紹介したいと思います。

①《捧げ物の魔道士》or《交錯の混乱》+《クラークの親指》

《捧げ物の魔道士》or《交錯の混乱》はデッキに眠っている《クラークの親指》をサーチする手段として採用しています。
《交錯の混乱》に関しては既に親指を手札に引いてしまった後でも打ち消しとして構えられる為、コイン投げデッキで無くても持っておいた方が良いオススメカードの1枚です。


《二重詠唱の魔道士》+《熱の陽炎》

コインばっかり投げていても勝てない時もあります。
そんな時の為にEDHでは有名なこの2枚コンボも採用しています。
(必要かどうかは置いといて)場に《嵐窯の芸術家》がいれば無限宝物トークンを生成する事も可能です。
《嵐窯の芸術家》はこのデッキに入っているあらゆる1マナのカードをフリースペルにしてくれるので絶対に入れた方が良い1枚です。


③《調和の神童》+《親指なしのクラーク》

《調和の神童》は自分がコントロールしているウィザードorシャーマンの誘発系能力が誘発するなら追加で1回誘発させるカードです。
一緒に《親指なしのクラーク》を置いて置く事によってインスタントorソーサリーを唱えた際のコイン投げを2回に増やす事が出来ます。
横に《クラークの親指》を置いておくと……後はご想像にお任せします☆

デッキの動き自体が面白いのであまりコンボは採用していませんが、最後に私が個人的に好きなコイン投げカードを3枚だけご紹介致します。

①《運命の炎、ユースリ/Yusri, Fortune's Flame》

《運命の炎、ユースリ》

ユースリは自分が攻撃する度に自分が選んだ1~5までの枚数のコインを投げる事が出来ます。
負けた回数1回につきライフを2点失いますが、正直それだけのデメリットで5回のコインを投げる事が出来るカードは他にありません。
横に《混沌の目、オカウン》が居れば勝った回数だけパワーを2倍に、
《知恵の目、ゼンドスプルト》が居ればその数だけドロー出来ちゃいます。
もしも5回ともコイン投げに勝った場合は手札の中にあるカードを望む数だけマナコストを払う事なく唱える事が可能ですが正直インクの染みなのであまり気にする必要はありません☆

②《焦熱の計画/Fiery Gambit》

《焦熱の計画》

一見すると読む気を失せるこのカード、実は書いてある事は2個だけなんです。

クリーチャー1体を対象としてあなたがコイン投げに負けるorあなたがコイン投げを辞めると宣言するまでコインを投げ続けます。
もしも1回勝ちでチキった場合は対象のクリーチャーに3点を、
もしも2回勝っただけで満足してしまう場合は上記に加えて各対戦相手にそれぞれ6点のダメージを、
そしてあなたが3回以上コイン投げに勝った場合は上記の2つに加えて9枚ドローとあなたの土地を全てアンタップしてしまうバケモノカードと化します。

でも、そんなに偶然が重なる確率って何%だよw
って思ってませんか?
このデッキ紹介で何度も紹介しているカードを使えばその確率は飛躍的にアップしているはずです。
そう、《クラークの親指》です!
これがあれば3回成功させる事なんで朝飯前になりますのでぜひ挑戦してみて下さい♪

③《次元の混乱/Planar Chaos》

《次元の混乱》

《次元の混乱》と聞くとカードセット名を思い浮かべる人も多いと思いますが、こちらのカードはエンチャントとなります。
してその効果はというと自分を含む全てのプレイヤーは呪文を唱える度にコイン投げをしてもらい、勝てばそのままスタックに乗り、負ければ即打ち消される、という物です。
もちろん、対戦相手がこのエンチャントをウザいと思って《自然の要求》や《解呪》等で破壊しようとしても1/2の確率で打ち消す事が出来てしまうのです!
自分の場にオカウンかセンドスプルトが居れば対戦相手全員がコインを投げてくれるのでたくさんドローをしたりする事も出来て一石二鳥ですね♪

どうです?とても興味が湧いてきましたよね?
今なら晴れる屋さんの価格でも200円とお手頃な価格で買えてしまうのでぜひこのカードを使って場を混沌にしてみて下さい☆
『今のウチだぞッ!!』(言ってみたかった)

最後にコイン投げのデッキを使うにあたって気をつけて欲しい事を何点か説明してこの記事を終わりにしようと思います。

①コイン投げの合否について
実は勘違いをしている人が沢山いるのですが、コイン投げデッキは「コインを投げる」と書いてあるカードを適当にデッキに突っ込むだけではダメなんです。
例として《魔力激突》というカードを例に挙げてみましょう

《魔力激突》

こちらのカードにも「コインを投げる」というテキストがあるので何も考えずにデッキに入れてしまいそうになりますが、
オカウンやゼンドスプルト、《偶然の出合い》等のカードは全て「コイン投げに勝つたび」という記述があります。
なのでこちらの《魔力激突》は「コインが裏だったか表だったか」という事しか参照しない為コイン投げに勝ったか負けたか等では誘発しない事にご注意下さい。

②《魔力の墓所》について
EDHをプレイされている人の中には《魔力の墓所》のダメージ判定時に「6面ダイスを振って偶数ならダメージ」等という言い方をする人がいますが、
実は《魔力の墓所》はコインを投げている為、自分を含め対戦相手の場にある場合でもオカウンやゼンドスプルトが誘発してしまいます。
なので周りがEDHのデッキにお金を使っていればいる人程コインを投げてくれる確率が増えるので狙い目です。

③《熱狂スリヴァー》や《熱狂のイフリート》について

《熱狂スリヴァー》+《熱狂のイフリート》

上記のカードを使う際、普通のEDHのデッキであれば『無限回コインを投げます!』って無邪気に宣言してしまうと思うのですが、
このデッキはもしも無限回投げますと宣言してしまった場合、負けが確定します。
理由はというとゼンドスプルトが場にいる状態で無限を宣言してしまうと、無限ドローとなってしまい、そのままセルフLO負けとなってしまうからです。
(追記:熱狂スリヴァーは場にある場合のみコイン投げを続ける形となります)

なので上記の2枚をこのデッキで使う際には必ず30回や60回等、
デッキを引ききって負けてしまわない様な数を宣言する必要がありますので使用の際には十分にお気を付け下さい。


さて、長くなりましたが以上でこちらの記事を終わりにしたいと思います。
仕事が忙しく、記事の投稿が遅くなってしまった事を深くお詫び致します。
(実はこの記事を書き始めたのが10月の頭だった事は内緒です)

それでは用法・容量を守って楽しくコイン投げEDHを楽しんで下さい♪

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