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オタクのEDHデッキ紹介《森の牧人、ファンゴルン》

皆さんどうもおはこんばんちは。
いきなり私事ですが、先日晴れる屋吉祥寺店で開催された「」(通称:ステゴロ会)に参加してきました。
コンボ禁止だったりイス卿の迷路が禁止指定だったり等、普段とは違う統率者戦が出来てとても楽しかったです。
たまにはこうして遠出して統率者戦を遊びに行くのも良いものですね。

さて、話を本題に戻しますが今回は晴れる屋各店舗で開催(してない店舗も有)している部族統率者戦専用のデッキ紹介となります。
部族統率者戦とは通常の構築ルールに加え、デッキの中に同一のタイプを持つクリーチャーカードを最低30枚入れなければならない、という制約があります。
そのため本日ご紹介するデッキリストにはクリーチャータイプ「ツリーフォーク」が30枚入っております。
もしも私のデッキリストを参考にして部族統率者戦以外で遊ぶ方はクリーチャーの枠を自由に弄ってもらって構いません。

さて、それではまずはメインとなる統率者の能力の説明から👇👇

《木の牧人、ファンゴルン/Fangorn, Tree Shepherd》

上から順に説明していくと、まずあなたがコントロール全てのツリーフォークは警戒を得ます。
2番目はあなたがコントロールしているツリーフォークが攻撃するたび、その数の2倍に等しい(緑)をマナプールに加えます。
そして3番目の能力はあなたのマナプールにある緑マナはステップやフェイズを跨いでも消えない、という能力になります。

その為2番目の能力で生成した緑マナや、自分の直前のプレイヤーの終了ステップの開始時に余らせている森からマナを出して貯めて〜のような動きでどんどんマナが加速していく形となります。

しかし残念ながらツリーフォーク呪文というものは重たいものばかりで、大体が4〜6マナのクリーチャーとなっているため、序盤にクリーチャーを出し後半は統率者を出してやっとマナが貯まり始める、というなんとも鈍足な動き出しとなってしまいます。

そんな重たいマナコストばかりのツリーフォーク呪文を最低30枚入れなければならないという制約とファンゴルンの能力を最大限に生かす為、序盤はエルフや土地サーチ系のカードに頼らざるを得ません。
ツリーフォークたちはタフネスが高い物が多いので守りに困る事はないのでとりあえず最初の3ターンを耐えればあとは流れで乗り切れると思います。

という訳でまずはツリーフォーク限定構築で必須ともいえるクリーチャー達を数枚紹介していこうと思います。

①《ツリーフォークの先触れ/Treefolk Harbinger》

各種部族に存在している先触れサイクルの1枚です。
デッキの中からツリーフォークカードもしくは森・土地カードをサーチしてシャッフル、デッキの一番上に積む事が出来ます。
1マナなので《俗世の教示者》のように使え、場に残ってもブロッカーとして使えたり、ファンゴルンの誘発のために殴ったりも一応出来ます。
基本的にはゲーム中盤に「今コレが欲しい!」というツリーフォークをサーチする形で使いましょう。

②《低木林の旗騎士/Bosk Banneret》

2マナで軽く唱えられる数少ないツリーフォークであり、あなたが唱えるツリーフォークとシャーマンを唱える為のマナコストが①少なくなります。
最初に触れた通り、ツリーフォークはマナコストが重たい物がとても多いので絶対に入れましょう。

③《ハートウッドの語り部/Heartwood Storyteller》

3マナ2/3とスタッツも悪くなく、自分を含む全てのプレイヤーがクリーチャーではない呪文を唱えるたび、その唱えた人の以外の全てのプレイヤーはカードを1枚引いてもよい、という物になります。

マナファクトや置物、サーチ系カード等を唱えたい対戦相手のゲーム展開を少しでも遅らせる事が出来たり、手札の回復を図るために出来れば入れたい1枚となっています。
(※但し自分がノンクリを唱えると対戦相手全員に引かせてしまう為注意)

④《葉冠の古老/Leaf-Crowned Elder》

「族系」と言う能力を持っており、自分のアップキープの開始時に自分のデッキトップを確認し、それがツリーフォークorシャーマンクリーチャーカードであった場合、それを公開する事でマナコストを支払う事なく唱えても良い、という物になります。
何度も言いますがツリーフォーク呪文は重たいマナのカードが多いので1枚でも無料で出せたら御の字です。
公開した後に通常のドローフェイズのドローが消える訳でもなくデメリットも無いので出来れば入れたい1枚です。

⑤《森林の庇護者/Timber Protector》

恐らくツリーフォーク呪文の中で一番強いんじゃないかと思っているカードです。
能力は5マナ4/6でこれ以外のツリーフォーククリーチャーは+1/+1の修正を受ける、と
あなたがコントロールしているこれ以外のツリーフォーククリーチャーと森・土地は破壊されない(破壊不能を得る)というものになります。
統率者も一緒に場にあればこれ以外のツリーフォークが全て警戒・破壊不能であり、殴った数の2倍の緑マナを生み出し、そのマナは消えないという爆発的なアドバンテージを得られるようになるため、絶対に入れて欲しい1枚です。


さて、長くなりましたがこの辺でデッキリストの公開をしていこうと思います。

デッキリストの次は相性の良いカードや組み合わせの紹介をしていこうと思います。

《アロサウルス飼い/Allosaurus Shepherd》[

デッキが緑単という事と、ファンゴルンが打ち消されてしまうと目も当てられない為、出来れば入れたい1枚となっています。
また、ファンゴルンに限らず緑の呪文全てが打ち消されなくなるのでお財布に余裕があれば購入しておくと良いでしょう。

左から
《キヅタ小径の住人/Ivy Lane Denizen》
《小走り樫/Scurry Oak》
《中心部の防衛/Defense of the Heart》

有名なコンボかもしれませんが《キヅタ小径の住人》が場にある状態で《小走り樫》を出す事で以下のループとなります。
①住人の能力が誘発するので小走り樫の上に+1/+1カウンターを乗せる
②小走り樫の能力が誘発し、1/1のリス・トークンが生成される
③リス(緑のクリーチャー)が場に出た事によりまた住人の能力が誘発
④この手順を①から繰り返す

というものです。
無限ループではないため、止めたい所で小走り樫以外のクリーチャーに+1/+1カウンターを載せることで止める事も出来ます。

そしてこの2枚を即座に場に揃えるために《中心部の防衛》を採用しています。
対戦相手の場に3体以上のクリーチャーが存在している場合、自分のアップキープの開始時にデッキからクリーチャーカードを2枚直接場に出す事が出来るため、上記の2枚を持ってくれば即座にコンボスタートとなります。
残念ながら出てきたリストークン達は速攻を持っている訳では無い為1ターン待つ必要がありますが、何かしらのコンボルートを用意したかったのと、小走り樫がツリーフォーク呪文であった為採用しています。

《活力/Vigor》

最近緑絡みの統率者デッキに無意識に入れてしまうぐらい強いので今回も採用しています。
能力は活力以外の自分のクリーチャーに戦闘を含む何らかのダメージが与えられるならそれを全て軽減し、そのダメージの値に等しい+1/+1カウンターをそのクリーチャーに載せる、というものです。
いくらツリーフォーク達に警戒や破壊不能を持たせたとしても攻撃力が皆無に等しいので「ブロックしたら分かってるよナァ?!」と圧をかける事が出来ます。
注意して欲しいのが活力自体へのダメージは軽減されないのでこのクリーチャーを攻撃に参加させる事はあまりオススメしません。
あくまでブロッカーとして活用するか、絶対に安心出来る状態の時のみ攻撃に参加させましょう。

《オーランの凍り牙/Ohran Frostfang》

昔は2〜3,000円ぐらいしていたこのカードも統率者マスターズでの再録により¥200ぐらいで買えるようになりました。
能力は5マナ2/6と少し貧弱ではありますが、自分がコントロールしている攻撃クリーチャー全ては接死を持ち、あなたがコントロールしているクリーチャーが対戦相手(プレイヤー限定)にダメージを与えるたび、その数に等しい枚数のカードを引く、というものになります。
ツリーフォーク達は手札回復手段に乏しいので回復手段として活用しているのと、警戒だけで攻撃すると返り討ちに遭う事が多い為、これを出しておけば相手はブロックし辛くなるはずなのでぜひ採用しましょう。

《エント最後の進軍/Last March of the Ents》

最後はやっぱりなんと言っても《エント最後の進軍》!ファンゴルンと一緒に使って下さいと言わんばかりの性能をしているこちらの1枚です。
効果は自分がコントロールしているクリーチャーの中で一番タフネスの値が大きいクリーチャーの数に等しいカードを引き、その後手札にあるクリーチャーカードを好きなだけ場に出しても良い、というとても豪快な能力となっています。
しかも打ち消されない、が付いている為安心してキャストする事ができます。
ファンゴルンが場にいればカードを10枚引いて手札からクリーチャーカードを好きなだけ出し放題!!
ぜひこの気持ちよさを実感してみて下さい🙇‍♂️


という訳で長くなりましたが本日のデッキ紹介はこの辺で終わりにしておこうかと思います。
このデッキを使うにあたっての注意点としては、ファンゴルンを除去されてしまうと今マナプールに貯めてある未消費の緑マナがフェイズの移行で全て消えてしまう事です。
そのため統率者を守れるカードをもっと採用する方が良いかもしれません。

オススメのカード達

長くなりましたがここまで読んで下さり本当にありがとうございます。
よろしければ今まで紹介記事を書いた他の統率者デッキ達も見ていただけると幸いです。

次回はカルロフ邸殺人事件で収録の《大虐殺の審美家、ジュディス》のデッキを紹介していこうと考えています。

それでは皆様、よいEDHライフを♪

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