妄想発掘シリーズ -核融合ジェットエンジン1-

4年前くらいに描いた、核融合エンジンの断面図です。

思い違いや、納得できない箇所が増えてきたので、没となり、こちらで公開することにしました。何処が間違ってるかと言われれば、全部なのですが、特に致命的なのはまた回を改めて説明します。

左側が技術実証エンジン、右側が次期戦闘機用試作エンジンだったハズです。

構造としては、ジェットエンジンの燃焼室の内側に核融合炉とMHD発電機を配置し、高圧水とヒートパイプによって炉心から出た熱が発電機に入る間に放熱して圧縮空気を加熱する仕組みとなっていました。

ジェットエンジンには、その始動や動力取り出しの為にアクセサリーギアボックスと呼ばれるものが付いています。実在するエンジンは、それ自体はあまり大きくなく、ぱっと見筒状のエンジンのみのシルエットになってます。

核融合エンジンの場合、ヘリカルコイルの冷却や、リアクター自身の冷却、燃料となる重水素と排気となるヘリウムの交換などなど、補機類が大量に必要になります。このため一連の補機をアクセサリーユニットボックスとして多少大型化するのを無視して取り付けています。

自分はエアロダイナミクスや、熱力学にあまり詳しくないので、コレ自体はネット上の情報からエンジンの各部分をパッチワークのように組み合わせて作成しています。このためコンプレッサーの構造や、放熱室の仕組みなどは結構テキトーです。



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