#651【大阪】1日乗車券でめぐる”ちん電”トリップ
こんにちは、キートンこと福永です。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか?
さて、今回は大阪にある路面電車の旅を紹介したいと思います。
突然ですが、路面電車って乗ったことありますか?
みなさん、路面電車って乗ったことありますか?
昔は全国いろいろなところを走っていた路面電車、いまではわずか17路線、12都道府県でしか走っていないそうです。
大阪には"ちん電"の名で親しまれる阪堺電車がある。
大阪ミナミから堺を結ぶ2路線を運行する阪堺電気軌道(株)、大阪の人は”ちん電”と呼びます。
私の故郷の岡山でも路面電車が走っていて、それを”チンチン電車”と呼んでましたが、せっかちな大阪人は略して”ちん電”と呼ぶようになったらしい。
ちん電は2路線あり、北から「天王寺駅前」を起点とする上町線、それと「恵比寿町」を起点する阪堺線、それが住吉で合流し南は「浜寺駅前」までおよそ14kmほどの区間を走っています。
ちん電を満喫するには、1日乗車券を買おう!
日常使いでは一回乗車で230円、どの駅で降りても金額は同じです。
しかし、ちん電を満喫するには、こちらの1日乗車券がオススメ!
ふと気になった景色があれば、ためらわず降りてみる。
31ある駅を600円で好きなだけ乗り降りできるってスゴくないですか?
普段目にしない光景を探しに
路面電車、しかもディープサウス大阪ということで普段目にしない景色に出会えることを期待して出発進行!
2駅先の駅「松虫」からは日本一の高さを誇る阿倍野ハルカスが見える。
一般住宅の合間を走る線路、そしてその先に見える高層ビル、軽く錯覚かな?と思うほどの光景です。
お供のカメラはX-Pro3、そしてGR3X
今回の旅カメラは、愛用のFUJIFILM X-Pro3。フルサイズのカメラだと大きく重くなりがちですが、APS-CのX-Pro3は小さく軽く持ち運びに便利。
一緒に旅をしたツマ殿は、リコーのコンパクトカメラGR3X。
こちらはさらに小さく軽くどこに行くときにも気軽に持ち出せる最強旅カメラ。
カフェでひと休憩
6月に入り夏のような強い日差しの日もちらほら。
この日もとても天気が良く、カフェで休憩を入れながらの散歩。
訪れたのは帝塚山にあるスペシャルティコーヒーの「Cozy Coffee Spot」さん。
おしゃれな雰囲気で、長居したくなるところを我慢して再び街を散策へ。
この辺りは、大正時代に開発された歴史ある地域、成功した大阪商人が別邸を構えるエリアとして人気となり高級住宅街へ。
ランチはめん処いし井さんへ
ランチは、地元の方御用達のおうどん屋さん「いし井」さんへ。
このお店、あのラサール石井さんのご実家がされているお店なんです。
蕎麦も饂飩もどちらも美味しいので、ぜひお近くに行かれた際には。
路線分岐の住吉大社へ
全国に2300社あるといわれる住吉神社の総本山こと住吉大社、ちん電が止まらない訳がありません。「住吉」と「住吉鳥居前」、驚くほど至近距離に2つの駅が存在します(駅といっても道路にあるブロックの上に下されるワケですが)。
せっかく住吉大社にきたので、太鼓橋を渡り、お参りしてから五大力石守を拾う。
住吉さんに来た際にはぜひ五大力を見つけてください。
川を越えて堺市に入る
ちん電で南下すると見えてくる大きな川。奈良からいくつもの川が合流し、大阪湾へと注がれる一級河川、大和川です。この川を越えると大阪市から堺市に入ります。
かつて大阪人の別荘地だった浜寺へ
ちん電の終着駅は浜寺駅。浜寺はかつて大阪人の避暑地だったエリア。
船場で成功した商売人が、帝塚山に邸宅を構え、浜寺に別荘をもつ、それを支えたのがちん電こと阪堺電車(そして南海電鉄)なんですよね。
いまは浜寺公園という大きな公園があり、プールやテニス、バラ園やゴーカートなど一日中楽しめる場所になってます。
帰る前にもうひと休み
帰る前にもうひと休憩しようと寄ったのはテイクアウト専門のコーヒー&スイーツブランド「BATON coffee & pastries」さん。
暑かったので、私はコーヒーフラッペ、ツマ殿はバニラミルクフラッペをいただきました。ちなみにここは、堀江にあるカフェ『GRANKNOT coffee』の系列店なんです、どおりでお洒落なワケですね。
お土産に明治40年創業の福栄堂はいかがですか?
先に紹介した南海電鉄の浜寺公園駅そばにある福栄堂さん。なんとここは明治40年創業の和菓子屋さんです。看板商品の松露だんごもとても美味しいですが、ちん電どらやきもオススメです。
さて、一日かけて巡った”ちん電トリップ”。
北は天王寺から南は浜寺まで、歴史を堪能できグルメも楽しめる、それがたったの600円。
「安くて旨い」がウリの大阪、ちん電一日乗車券の旅もぜひ多くの方に体験してほしいと思い紹介させていただきました。
さて、次はどこに行こう!?
キートン福永でした。
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