見出し画像

世界遺産リスト作成⑯

1日50個の世界遺産をリスト化するメニュー、第⑯弾です。今回はどの地域、国でしょう?

ヴァティカン市国
トロオドス地方の壁画教会群
パフォスの考古遺跡
ヒロキティアの考古遺跡
アテネのアクロポリス
ヴァッセのアポロン・エピクリオス神殿
エゲ(現代名ヴェルギナ)の考古遺跡
エピダウロスにあるアスクレピオスの聖域
オリンピアの考古遺跡
コルフの旧市街
サモス島のピタゴリオンとヘラ神殿
聖山アトス
ダフニ、オシオス・ルカス、ヒオスのネア・モニの修道院群
テサロニキの初期キリスト教とビザンツ様式の建造物群
デルフィの考古遺跡
デロス島
パトモス島にある歴史地区(ホラ):神学者聖ヨハネの修道院と黙示録の洞窟
ミケーネとティリンスの考古遺跡
ミストラの考古遺跡
メテオラの修道院群
ロドス島の中世都市
シベニクの聖ヤコブ大聖堂
スプリトのディオクレティアヌス帝の宮殿と歴史的建造物群
ドゥブロヴニクの旧市街
フヴァル島のスターリ・グラード平地
プリトヴィツェ湖畔国立公園
ポレチュ歴史地区にあるエウフラシウス聖堂の司教関連建造物群
歴史都市トロギール
サン・マリノの歴史地区とティタノ山
シュコツィアンの洞窟群
ガレリウス帝の宮殿、ガムジグラード-ロムリアーナ
コソボの中世建造物群
スタリ・ラスの遺跡とソポチャニの修道院
ストゥデニツァ修道院
イワノヴォの岩窟教会群
カザンラクのトラキア人の古墳
スヴェシュタリのトラキア人の古墳
スレバルナ自然保護区
ネセビルの古代都市
ピリン国立公園
ボヤナの教会
マダラの騎馬像
リラの修道院
ヴィシェグラードのメフメド・パシャ・ソコロヴィッチ橋
モスタル旧市街の石橋と周辺
オフリド地方の自然及び文化遺産
ハル・サフリエニの地下墳墓
バレッタの市街
マルタの巨石神殿群
コトルの文化歴史地域と自然

ヴァチカン市国、ギリシャ、クロアチア、セルビア、ブルガリア、サン・マリノ、マルタ…ヨーロッパの中小国家が並びます。カトリックの総本山「ヴァティカン市国」から、ギリシャ正教の隠れた聖地「聖山アトス」、中世の十字軍国家「バレッタの市街」などなど、ヨーロッパ好き、キリスト教好きにはたまらないラインナップではないでしょうか。

ちなみに、僕自身成り行きで「聖山アトス」に入山し、修道院で一泊したことがあります。山頂は標高2000mに達する山であり、その裾野の山中に十数個の修道院が点在しています。各修道院は近代のインフラを排して、中世の隠遁生活をほぼそのまま保存している、いわば「本気の」聖地なのですが、低地の修道院は軽装備でも十分トレッキングできます。山道では手つかずの自然に圧倒され、魂が浄化された気分でした。たどり着いた先の修道院で行われる晩課の礼拝に参加すると、正教独特の聖句の詠唱が疲れた体に程よく染み渡り、半ばトランス状態になっていたのでしょうか、眩しい光とともにイエスのイコンが突然目の前に出現し、自分の中に飛び込んでくるような不思議な感覚を味わいました。僕はキリスト教徒ではありませんが、人生で最も強烈な宗教体験でした。

伝統を非常に重んじる巡礼地であり、入山には事前申請が必要です。また、女性の入山を禁止しており、現代的価値観とは距離を置いてその伝統を保持しています。異教徒が物見遊山で気軽に行くことは控えるべきでしょう。訪れるのであれば、信仰と伝統への理解とリスペクトを忘れないでください。

それではまた次回!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?