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自分の無力さを知った先にあるもの

私が2019年4月7日投開票の新潟県議会議員選挙に立候補することを正式に発表してから20日ほど経った。(昨年末に某紙に掲載されてからは2か月ほどになるが、公務員だったため活動できるようになったのは退職後)

政治活動に取り組みはじめたわけだが、最近本当に「自分の無力さ」を痛感する。改めて公職選挙法を見直して、自分なりに工夫してもなかなか先が見えない。辻立ち1つするにも、最初はあまりの反応のなさに心が折れそうになった。

自分自身、これまでキャリアを積み重ねてきた中で、「自分は仕事ができる部類だろう」などと驕りたかぶっていた気持ちが萎えていくことを感じた。

そうした時、「自分の無力さ」と共に感じるのは「人の力を借りないと、人に助けてもらわないと何もできない」ということだ。

ヘッダーの画像は、息子が昨年度少年野球で初登板したときの写真。周りの守備と声援に助けられ、初登板の回を無失点で抑えた。思わず目頭が熱くなったことを覚えている。

また、これも昨年度のことになるが、人数が足りないとのことで息子が急遽青年会議所の相撲大会に出場することになった。息子は体格が良く、小学校の同学年では一番の身長。多少自信を持って臨んだ大会だったようだが、経験者にコテンパンに負けてしまった。ただ、人数が少なかったので、上の大会には進めることに。私はもう相撲は嫌になったかなと思い、涙を浮かべる息子に声をかけたところ「次も出る。それまでに相撲教室に行く。」との言葉。「もどかしい」「辛い」「かっこ悪い」そして「自分の無力さ」…いろんな想いをしたであろう息子が踏み出した一歩に「父親として負けていられない」という気持ちをもらった。

「人の力を借りないと、人に助けてもらわないと何もできない」ということは、翻れば「人の力を借りれば、人に助けてもらえば何でもできる」ということ。そして、自分が無力だからと諦めるのではなく、前を向いて挑戦していかなければ何も得られない。

後援会事務所の立ち上げや事務所開き(みんな遅刻してきてヒヤヒヤしたが)も、辻立ちも、あいさつ回りも、事務所の留守番も…感謝してもしきれないが、改めて皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。まだまだ先は長いが、頑張ります。そして今後ともよろしくお願いします!

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