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武蔵野大学アントレプレナーシップ研究所が福島県西会津町と包括連携協力に関する協定を締結

武蔵野大学アントレプレナーシップ研究所は、アントレプレナーシップ教育に関する研究を推進し、アントレプレナーシップを発揮していく人材輩出の研究を行う機関です。この、アントレプレナーシップ研究所と、福島県西会津町が、「包括連携協力に関する協定」を締結しました。
2月7日(火)に行われた調印式には、伊藤 羊一 研究所所長・EMC学部長をはじめ、芝 哲也教授と、1期生の櫻井 航介さん、吉岡 卓真さんも駆けつけました。

調印の様子

西会津町とアントレプレナーシップ研究所の関係は、2021年5月からスタートしています。研究所の研究員で、武蔵野EMCの教員でもある芝教授とEMC生たちが、西会津町の田植えや地域社会課題の解決事例を視察する社会創発塾の合宿に参加したことがきっかけでご縁が生まれました。

西会津に惹かれたメンバーはその後も現地に通い続け、耕作放棄地の課題解決について試行錯誤したり、国際コンクールで3度も金賞を受賞している西会津の米のブランディングとマーケティングについて検討したり、様々な活動を続けています。
2022年8月に発生した豪雨災害では、EMCの有志メンバーが現地に駆けつけて復興支援活動も行いました。

西会津は、実はアントレプレナーシップ教育の先進地域です。
西会津中学校では、総合的学習の時間などを活用し、学生たちが町のことを深く学び、同級生や地域内外の関係者と交流・協働しながら、町の活性化に向けたアイデアを探求する取り組みを行っています。これによって、非認知能力や郷土愛、生きる力を育むと同時に、学校を核とした地域づくりを進めています。
2022年4月からは、試験的にEMCも授業作りに参画し、ともに学び合ってきました。
そして、これらの取り組みが実を結んで、今回の連携協定に至りました。

連携協定のイメージ

今回の連携協定では、アントレプレナーシップ教育の研究・開発を共同で進め、相互の交流を図り、西会津町で共学・共創していく学びの実現を目指します。詳細につきましては、プレスリリースをご覧ください。

当日は、調印式だけでなく、関係者による懇親会や、西会津中学校見学会を行いました。教育の未来、子どもたちの未来について語り合う、熱い時間を過ごしました。
これから、西会津町とアントレプレナーシップ研究所、そしてEMCがワクワクする取り組みをたくさん行っていきます。取り組みはnoteや各種SNSでも発信していきますので、続報を楽しみにお待ち下さい!


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