お年寄りの道路横断のタイミングが必死

お年寄りの道路横断のタイミングは絶望的に悪い。

もう必ず牽かれるタイミングで飛び出してくる。

だから、道路際にお年寄りを見つけると

「やつは必ず出てくる。」

と決めつけて運転するくらいじゃないと

危なっかしくてしょうがない。

そもそもなぜお年寄りの道路横断のタイミングは悪いのだろうか?

天国へのファストパスでも手に入れたいのだろうか?


想像するに

「今は車が来ていないな、渡っちゃお!」

と頭で考えて、

脳が

「よし、道路をわたるぞ。手足ども動き出せ。」

と指令をだし、

伝達物質が手足に届くまでに

延髄茶屋あたりで一休みし、

脊髄街道でえっちらほっちら歩んできて

終点に届く前に

車が来ちゃったってことじゃないかと。


本人としては絶妙なタイミングでスタートを切っているのに、

身体の反応が追い付いていないんだろうと。

「あれ?何で車が来ているんだ?」と。


だから、車が来る絶妙のタイミングで手足が動きだし、

必死の瞬間が訪れるのだろう。


あと、走り出した瞬間は間に合ったとしても

道路の一番真ん中でスローダウンするお年寄りもいる。

結構いる。


そこが一番危ないよってところでスローダウンするものだから、

車の方がスローダウンせざるを得なくなるのね。

なんなら、はじめの勢いのまま渡りきっちゃってよ。

と思うけど、

1、飛び出してきた

2、駆け足で2、3歩進んだ

3、歩き出した

4、そこは道路のど真ん中

なのよね。


あえて、そうなのか。

ドライバーに自分の姿を認知させることに成功すれば

目標達成なのか。


そうであれば、そうとうな心理的巧者だな。


ただ、昼間であれば認知できるけど、

夜中になるとそうはいかない。

暗闇の道路の真ん中に

「おとしよりがあらわれた、コマンド?」

なーんてでてきても「こうげき」なんてできないから。

「よける」のも至難のわざだから。


しかも、お年寄りの着る服って地味めのものが多いので

暗闇に沈んじゃうのよね。

もう、夜間のお年寄りの服は蛍光色とするって法律でも作ってくれないかしら。

そうすれば、不幸な事故でなくなるお年寄りも減るんじゃないかしら。


お年寄りを牽きかけた本日思った他愛もないことでした。


もしよろしければサポートお願いします。 ちょっとだけお昼ごはんに贅沢できたらいいなと思います。